OUTTOLUNCHさんの映画レビュー・感想・評価

OUTTOLUNCH

OUTTOLUNCH

映画(85)
ドラマ(0)
アニメ(0)

怪物(2023年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

「怪物だーれだ」
トレイラーの中のこの一言から既に、
監督によるミスリーディング=視聴者への問いかけは始まっていたんだなぁ…

3部構成の本作は、各部が、同じ一連の出来事が異なる人物の視点、正確には特
>>続きを読む

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.2

「最先端のカオス」というキャッチコピーはなかなか言い得て妙だなと。

ほとんど監督たちの悪ふざけとも見える独特の笑いのセンスは好き嫌いが別れそう(個人的には好き)だが、目まぐるしく切り替わる映像のテン
>>続きを読む

キャプテン・マーベル(2019年製作の映画)

3.9

男女の友情がちゃんと成立するサバサバ自立系エラはり鬼強女子が好きなのでもう色々ツボw

トップガン好きがニヤニヤな小ネタたち。

最強ヴィラン、カーンと最強ヒーロー、マーベルの対決があるとしたら楽しみ
>>続きを読む

アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

BBC製作、知らない星の海洋ドキュメンタリー的な…

これ観るためだけに、わざわざ池袋はグランドシネマサンシャインのIMAXまで行ってきた笑

IMAX3Dを最前列の席で観たけど、
映像への没入感はマ
>>続きを読む

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.6

評価は思い出補正ありです。

スラムダンク知らない人が観てもちゃんと楽しめる映画だし、とにかくアニメの映像表現としてまず素晴らしかった!

スラムダンクを知ってる人にとっては、
人生において、「失った
>>続きを読む

MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

瑞々しく美しい自然の中で描かれるおどろおどろしい悪夢のような出来事。

先日観た「哭悲(こくひ)」にも共通する、ある種の、男性から女性に対するセクシャリティへの嫌悪感や否定、のようなものが作品に通底し
>>続きを読む

哭悲/The Sadness(2021年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

焼肉食べに行きたくなる映画!!
上ハラミ2人前!!

感染する前の電車のキモいおじさんが普通にキモくて、おじさんの頭消化器でくちゃくちゃにするところがこの映画のハイライト。

主演の子の可愛さで最後ま
>>続きを読む

ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

4.5

marvel作品がヒーロー映画という「ジャンル」の枠を初めて超えてきたと思った。

前作のコンセプトを踏襲しつつ、それをさらに深く広く拡大していく。
敢えて図式を単純化するなら、この映画の主役は、白人
>>続きを読む

ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)

2.8

神々の悪ふざけ。
ガーディアンズ風なギャグや悪ふざけが全て「スベって」て見ていて辛い。
監督の「笑い」のセンスの無さなんだろうなぁ…
キャラの性格も前作までの設定どうなった??ってぐらい、ギャグキャラ
>>続きを読む

アイアムアヒーロー(2015年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

邦画アクションではいま唯一信頼できる佐藤監督。

ラストの血と肉飛び散るZQNシューティングの為に作った映画と言っても過言ではない?

ZQN以外の生き残りが割とDQNだったり、
有村架純は噛まれて半
>>続きを読む

神は見返りを求める(2022年製作の映画)

4.2


とんでもないサイコパスが現れるでもなく、極めて現代的でリアルな普通な人々の、どこにでもある嫌な部分をこれでもかと描き切る。

握手会会場の外でお互いをハッキリと「嫌い」というシーンに、「観てるこっち
>>続きを読む

ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

劇場で観そびれてDisney+にて鑑賞。
サムライ「味」満載笑
随所に散りばめられたセルフオマージュ。
顔中血だらけでストレンジたちを追い詰めるワンダに、マルチバースヒーロー達の殺し方大喜利、口が抉れ
>>続きを読む

ミッドサマー ディレクターズカット版(2019年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

この監督、「ヘレディタリー」でも感じだけど、ノイズや効果音の使い方がとっても上手いと思う。冒頭のダニーの泣き声から始まって、劇中の「音」が、終始観るものを不快にする。
当然現代人の感覚からすれば異常な
>>続きを読む

べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

3.9

女子二人のふつーな会話がとても愛おしい殺し屋映画。二人の日常+毎回現れるターゲットとのアクション、みたいな感じの連続ドラマで観たい笑
ギャル+殺し屋って最強属性でしょ笑

マイティ・ソー バトルロイヤル(2017年製作の映画)

3.5

Led Zeppelinの「Immigrant Song」に始まり「Immigrant Song」に終わる。
俺が好きなのはソーじゃなくてナタリーポートマンなのかもしれない。

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.2

マーヴェリック=トム・クルーズにしかこの時代には撮れない、という意味で唯一無二の作品。
個人的には前作が全く響かなかったし、正直今回も続編撮る意味が分からなかったけど、周りの評価があまりに高かったので
>>続きを読む

凶悪(2013年製作の映画)

4.5

同じ白石和彌監督の「死刑にいたる病」を観た上で、改めてキャスティングって大事だなと思わされた。
ちなみに、こっちはキャスティングに成功した例という意味で。

死刑にいたる病(2022年製作の映画)

3.6

阿部サダヲが思いのほか阿部サダヲで、連続殺人鬼としての怖さがあまり感じられなかったのと、脇を固めるはずの役者の演技がいまひとつなので、物語に入り込めない…
岡田くんのお父さん役がある意味一番怖い…笑

シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016年製作の映画)

3.5

mcuの中で実はキャップ作品はあまり好きじゃないんだけど、今作もうーん。
いろんな正義があるのは分かるし、それぞれにとっての正義が結果ぶつかり合うのも分かるんだけど、それぞれの正義のどれひとつにも個人
>>続きを読む

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(2017年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

mcuの中では「ガーディアンズ」と「ソー」が、割と好きなんだけど、リミックスはマジ最高。

とにかくずっとふざけてるのがイイ。
絶対ないけど、「銀魂」のハリウッドリメイクやるならジェームズガン監督がい
>>続きを読む

ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

豪華キャスティングによる贅沢なブラックコメディ。
アメリカ政治、SNS、マスコミ、セレブリティやIT企業、アメリカ文化を片っ端からおちょくりながらも、コロナ禍における世界で巻き起こった社会的分断を経験
>>続きを読む

>|