u5p9pihyさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

春婦傳/春婦伝(1965年製作の映画)

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構図は上手く煙とか霧を使ってたりして浮世絵みたいな層的で平面的な美しさがあったし、何より音響が良かった。
マヤデレンみたいな不可思議な映像と音が入ってるとこが自由で好き。
でものめり込むほど夢中には見
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逢びき(1945年製作の映画)

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"許して、全てを 君に出会ったことを"
この一言に凝縮されている

浮き雲(1996年製作の映画)

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立ち位置とか演出が超独特。演出にリアリティが全くないのに、なぜか共感する。
夫婦の仲に何故か最後までやっていけそうな2人なのを初手から感じる。

ベニスに死す(1971年製作の映画)

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今更見た
最後のシーン完璧だな、海のシーンが良い
2人に会話は1度も無く、ずっと一定の距離を保たれたまま思いを寄せていく姿が好き。

こわれゆく女(1974年製作の映画)

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ずっと嫌な不安定感が続いてた。
こんなの製作方法難しすぎて絵コンテの想像もつかない。メイベルに周りが言う言葉が印象的、抑えろ、まともになれって言ったり、自分らしさを出せと言われたり。
不遇にも自分の愛
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ピアニスト(2001年製作の映画)

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感情というかいろんな方向性が複雑で素敵だった。ハネケはどの作品にも自然と出てくるブルジョワ感と世間との解離みたいなものをこの作品では堪能できた気がする。

ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地、ジャンヌ・ディエルマン/ブリュッセル1080、コルメス3番街のジャンヌ・ディエルマン(1975年製作の映画)

5.0

凄いインパクトだった、見終わった後立ち上がれなかった。
昔の女性の社会的地位とそれを思わせる仕草や鳴り響く靴の音。
規律に従った生活がどんどんと崩れ始める。それも静かに、良く観察しないと分からないよう
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素晴らしき哉、人生!(1946年製作の映画)

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なぜかこれを志らくの落語で初めて聞いてから見たので内容は何となく知ってた。
志らくの方は死神だったな笑
好みのテンポ感では無かったにしろ名作。
盗めるところは多々ありそう。

鬼龍院花子の生涯(1982年製作の映画)

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目が印象的な映画。お父さんの最初の活気付いていた頃から堕ちるまでの目の演技は見逃せない。役者が素晴らしすぎるし、この演技を引き出せる演出やばすぎ。
引きの画角の映画ばっか見てたから久しぶりにのめり込ん
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プレイタイム(1967年製作の映画)

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ちょっと好きすぎるかもしれない。
出てくるモチーフが鉄、アクリル、ガラスだったり、全体的にグレートーンだったり本当に全部かっこいい!playtimeほどしっくりくる題名は無い!音響も凄すぎてびびっちゃ
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アンナの出会い(1978年製作の映画)

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フェミニズムとカテゴライズしないで欲しい映画。孤独を語る映画は男性のものしか見たことがなかったから、本当に辛くて寂しかった。多分これを見た人みんな思う、これは私の映画だと思わせる力がある。
全カット落
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私、君、彼、彼女(1974年製作の映画)

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全てのシーンが別の映画じゃないかってくらい強烈なんだけど、美しくまとまりがあって、私はこれが言いたいんだ!みたいな強いコンセプトをわざとらしく感じないのが素敵。日常に見えてあんな日常無いし、なんなんだ>>続きを読む