u5p9pihyさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)

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ウタのキャラ設定にどうも共感できなかった。ウタだけワンピースの絵柄とかけ離れすぎててプリキュアかと思った。

アンナ・マグダレーナ・バッハの日記(1967年製作の映画)

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バッハ勉強し直してきます!
ここまでショットには厳格さと覚悟が必要だということを常に教えてくれる

もののけ姫(1997年製作の映画)

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細田守を見た後に見たくなってYouTubeで見た。1番初めのシーンから、これこそ日本人たる表現!!!だと思った
どうして日本にはこんなに独特な自然と神道があるにもかかわらず、そこに根差したような実写映
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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

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良くも悪くもかなぁ、やっぱりディズニーの美女と野獣は完璧なんだなと。昔のディズニーは、音楽も相まって感情の抑揚をそそられる。現代のアニメーションについていけない、今敏でもギリな私には色々盛り込みすぎに>>続きを読む

サクリファイス(1986年製作の映画)

4.8

いつものタルコフスキー感が強くなくて、(屋内の撮影が多かったからかな?)新鮮だった。カットがものすごい絶妙でミリ単位のカメラワーク超複雑!モノクロのシーンも入ってたりと盛り盛りだった。なんかいつもより>>続きを読む

牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件 デジタル・リマスター版(1991年製作の映画)

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うーん、、難しい、、でも後半になるにつれて不穏になっていくのは見ていて緊張した。バットで殴るシーンだったり、人を刺すシーンが映る事なく人の表情や動きにリアリティを持たせることで見せていて、それもぬらっ>>続きを読む

エレニの帰郷(2008年製作の映画)

5.0

アンゲロプロスの中でも1番好きかもしれない、一気に3回もみてしまった。

シチリア!(1999年製作の映画)

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初めて短編映画作って、教授に講評してもらったらストローブユイレに似てると言われて、見てみたら本当に似すぎててびっくり。デュシャンの遅延とはこのことか。

異邦人 デジタル復元版(1967年製作の映画)

4.8

小説が元々好きでその世界観が壊されてないか心配だったけど、なんかほんとイタリア映画大好き、2回みちゃった。やっぱり裁判と最後の司祭とのやりとりは名シーン

(1972年製作の映画)

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めっちゃこわ、てかよく出来すぎてる。
黒背景に草木が金色なのが素敵だったなー

ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

2.5

うーん、、全然好みじゃなくて後半ほとんど記憶ない。やっぱりいつも病的に構図とセリフを見ちゃうから、息を呑むような素晴らしい瞬間みたいなのが無かった。万引き家族は結構好きだったから残念。あと刑事の食事シ>>続きを読む

罪と罰(1983年製作の映画)

3.5

なかなか眠くてブレッソンみがつよいな。。と思いながら見てたらやっぱりブレッソンの半分オマージュだった。主人公の悪びれもしない逃げも隠れもしない態度が無関心の美しさを際立たせる。でもどうしてもブレッソン>>続きを読む

8 1/2(1963年製作の映画)

5.0

自分の好きな映画にことごとくマストロヤンニが出てくる。
映画ってこんなこともできるのかと思った。めちゃくちゃ面白かった。シュールな映像なのにカメラワークと構図の滑らかさは異常。音楽の使い方も本当に素晴
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鬼火(1963年製作の映画)

4.8

めちゃ好き。
君たちに拭えぬ汚点を残し、僕は自殺する。って台詞が良い
個人的に今の自分の気持ちと同じ過ぎて、今見て良かったと思う。

シテール島への船出(1983年製作の映画)

4.8

アンゲロプロスほんと品があって好きだな〜夫婦のシーンが特に好き
カットも多くて見やすかった。

残菊物語(1939年製作の映画)

5.0

溝口健二初めて見たけど天才すぎ!日本人の監督で1番好きかもしれない。スイカのシーンが大好き。語ろうと思うと何時間でも語れる気がする。30年代だから少しつまんないとこもあるかなと思ってみたけど、むしろ前>>続きを読む

叫びとささやき(1972年製作の映画)

5.0

最近名作しか見ないから、スコアが全部5.0になっちゃって全然意味ない。
家の壁が赤なのって思った以上に異様。皮膚の光が当たる部分から影にかけての境目が全て赤色になってて、血液がべっとりついてるのを常に
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惑星ソラリス(1972年製作の映画)

4.8

最後の膝から崩れ落ちるところやばかったな、、タルコフスキーの中でも割と上位の映像美だと思う。いやー、複雑だ。設定からして複雑だし、それをあんなに精神的に、抽象的にまとめ上げているところに頭の良さとかで>>続きを読む

ソドムの市(1975年製作の映画)

4.4

なんか、こういう変態性の強いものだったり、奇抜で暴力的なことを描くと、冷静さが失われて美的感覚も鈍るものがほとんどなのに、パゾリーニの美的感覚と才能とセンスと感性には震える。究極の美しさがある。スカト>>続きを読む

スリ(掏摸)(1959年製作の映画)

4.8

ブレッソンの「見方」が最近わかってきて、やっと面白く思えてきた。絵面でミニマルにしようとするのではなく、全体の構造自体、例えば削ぎ落とされたセリフ、装飾、説明のない登場人物など、リアリティの中でのミニ>>続きを読む