ameさんの映画レビュー・感想・評価

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アンダー・ユア・ベッド(2019年製作の映画)

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傷つけられる映画だけど刻まれた映画。


表面では汲み取れない人生、生活、孤独、承認欲求。

究極の愛の形が埋め込められている深い映画。
この映画は繰り返してみるほどに三井の孤独さ、深い愛が浮かんでき
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ふきげんな過去(2016年製作の映画)

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台詞まわし、クセのある人間関係、掴み所のない不思議な感触が心地よくてクセになりそう。 途中突っ込みたくなるとこあったり、あーなんかわかるわあっていうところあったり。 

退屈×退屈コンビのかことい
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多十郎殉愛記(2019年製作の映画)

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平成最後の昭和のチャンバラ。

そうだ、そうだった。 こんなかんじだったなと
時代劇の在り方を見事に蘇らせてくれる真面目な映画だった。  

高良健吾さんの目力、声色、殺陣素晴らしかった。後半にかけて
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千年の愉楽(2011年製作の映画)

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女に圧倒的な愉楽を与える美しい男たちの刹那的な運命に心がちぎれ泣けた。

愚かさと隣り合わせの脆さ。 

脆さと肩を並べた孤独。 孤独を救う母性。

女にまみれながら早くに死んでしまうのであろう運命を
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蟹工船(2009年製作の映画)

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作り込みすぎ感が邪魔して、衣装にみえるし、メイクにみえるし、、髪型もセットしすぎで、、ミュージカルに思えてきて残念が過ぎる、、

個性が強い演技者が揃っているんだから小細工に走らずひとりひとりの素晴ら
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きみはいい子(2014年製作の映画)

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得る映画だった。

優しさは鏡合わせ。 

最近足りてなかった優しさについて考えさせられた。 

抱きしめたいし、抱きしめられたいなって。

温もりは希望。 

与えてしまう虐待、与えられた虐待、貧困
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ケンタとジュンとカヨちゃんの国(2009年製作の映画)

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伝わる映画だった。 伝わったし、伝えたい。

親の愛情不足で育った人にはぐっとくると思う。 

片親で甘えられず頼れず手探りで大人になったわたしにはいろいろ響いた。 

不条理な狭苦しい世界から抜け出
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南瓜とマヨネーズ(2017年製作の映画)

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ああなんかわかるなあって。 わかってるけど尽くしてしまう不毛な恋愛。

自分にはない魅力に惹きつけられ人を好きになる。

ないものねだりを恋愛に託すとこうなってしまうなあって。

きのこ帝国のMVで切
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月と雷(2017年製作の映画)

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影と捉えるか、木漏れ日と捉えるか。

片親で育ったわたしにとっては木漏れ日の映画だった。 複雑な家庭で育った人には光が差す映画だと思う。

複雑に絡まった関係性の中に潜む密かな優しさが散りばめられてい
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蛇にピアス(2008年製作の映画)

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登場人物のキャラそのものがインパクトある上に刺青、舌ピアス、センシティブな濡れ場、、刺激の強い映像が多すぎかな。

ルイの虚無感やアマの不条理な死、シバの内情があまり入ってこなかった。  

吉高由里
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彼女の人生は間違いじゃない(2017年製作の映画)

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福島出身の廣木監督原作の映画。

廣木監督の映像美が好みなので震災後の福島と二面性の日々を淡々とこなす主人公をどう捉えるか楽しみで観た。  

震災、デリヘル、母親を亡くし残された家族の止まったままの
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軽蔑(2011年製作の映画)

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衝動的、本能的に人を愛し貫くことの深さが痛いほど伝わって何度泣いたか。

とにかく波動がすごいし、見終わった後の余韻もすごい。

高良健吾のチンピラ役はかなりはまりどころだと思う。 役に入りきれている
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