すさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

窓ぎわのトットちゃん(2023年製作の映画)

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発達障害について全然描かれてないし、最後の上履き持ったよ!みたいなシーンで克服したかのように描かれていたのが嫌だった…話にまとまりがないんだけど、ポリフォニックな語りとしてまとまってもいなくて、アニメ>>続きを読む

風立ちぬ(2013年製作の映画)

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インドにいるのでネトフリで見返した。少し大人になって見返して、黒川さんって友人を特高にやられて、でもそれでも飛行機に携わる人で辛い立場だったんじゃないかな、と思った…

ゴーストワールド(2001年製作の映画)

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結局ゴーストワールドに対してどう向き合うか?は投げっぱなしで救済のない映画だった。救済なくして、10代の自我の誇張を描くのは大人が消費してるだけという気持ち悪さがある。

劇場版 RE:cycle of the PENGUINDRUM [後編] 僕は君を愛してる(2022年製作の映画)

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生きていくことは辛いことが多いけれど、誰かと手を取り合うから生きていくことができる。それは互いへの自己犠牲的な愛で支えられており、それによって未来が切り開かれるのかな。

ナショナル・シアター・ライブ「善き人」(2023年製作の映画)

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善き人であると最後に言い聞かせていたが、それは自分にとって都合のいい話にだけ理由をつけて納得させて、話を聞いて友人を、多くの人を見殺しにする流されてきた自分の方便でしかない   
助けを求める、自分に
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ガザの美容室(2015年製作の映画)

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イスラエルとだけではなく、ガザの中でも混沌とした争いがあって、その争いは美容室の中という女の人で構成された小さなコミュニティと近しいものがあるということ。ガザは特別ではあっても私からかけ離れたものでは>>続きを読む

普通の人びと:彼らを駆り立てる狂気(2023年製作の映画)

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見終わった後にHUNTER×HUNTERが流れてきて違うだろ…とすべてがぶち壊しに…😢

アンダーカレント(2023年製作の映画)

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トラウマの描き方が安直で、話の風呂敷を畳むので精一杯で説明しすぎ、言い過ぎだな〜と時計をチラチラ確認しながら見ちゃった

ハント(2022年製作の映画)

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このぐらい描かないと韓国の民主化運動の凄まじさ、韓国政府のやってきたことって伝わないよな…

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

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天才!と呼ばれていても、その頭を使ってやることはティーンってところが好きだった。
入れ子構造にして、これはフィクションとして作られていますよ、と前置きすることでよりアステロイドシティに楽しく入り込むこ
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

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児童文学(ジブリの作品)を、忘れたとしても抱きしめながら生きていくということ。
戦後の(日本)社会の肯定でもある。

バービー(2023年製作の映画)

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ポップでキッチュで結局ホワイトフェミニズム

バービーは主体性を持ってはいけないから、定番のバービーは人間にならなければいけなかった

ミス・アメリカーナ(2020年製作の映画)

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ミソジニーと家父長制に苦しみながら、抵抗する術を身につけていくテイラー。10代からテイラーを聞いていると、ずっと一緒に成長してきた…という感慨がある…

赤と白とロイヤルブルー(2023年製作の映画)

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優しすぎる世界だけど、本当にいろんな物語が必要でこういうのも必要だしもっと色々な物語が欲しい

インスペクション ここで生きる(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

主人公が最後教官に迫ったのって、結局彼はそうやって生きてきた、そういう振る舞いを求められていたってことで。
教官はそうではなく、この国のために、海兵隊に育てたんだってぶちまけて、そこで主人公は海兵隊に
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星くずの片隅で(2022年製作の映画)

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誠実に努力するってことは大切だとは思うが、それでは現状の格差社会の構造に対しての追従、現状維持にすぎないのでそれで終わりか…と少しがっかりしてしまった。
現実では誠実に努力することは大切だと思うが、今
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セールス・ガールの考現学/セールス・ガール(2021年製作の映画)

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最後の天井についた!ってシーンで爆笑したの私ともう1人の女の人だけで、え〜

ニモーナ(2023年製作の映画)

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最後に嫌なこと言ってきた奴が、相手に謝らないで、結果的に行動で示しているのが描かれていて良かった。マイノリティに安易に謝罪する構造でなくて!

ナショナル・シアター・ライブ 2022 「レオポルトシュタット」(2022年製作の映画)

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日本の新国立でやった翻訳版は歴史的文脈を拾いきれてない、無意識的に漂白してしまっている感覚がした。だから、日本版ではトムストッパードの真骨頂の言葉がなにも通じなくなっていたのかな〜と。

アシスタント(2019年製作の映画)

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エンドロールの最後まで見て完結する映画。
映画でえ〜これだけ?ってところがパンフレットで補完されている感じ。

TAR/ター(2022年製作の映画)

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他の輩がごちゃごちゃやってることの種明かしがないのってターの眼中にないってことで、ターは狡いことをせずに真っ正面から誠実に音楽向き合っている。最後までそうやってタクトを握って、指揮台に上がるのは格とい>>続きを読む

戦場のメリークリスマス 4K 修復版(1983年製作の映画)

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ロレンスとヨノイの日本語ところどころ本当にわからなくて、英語で喋ってくれないかな…と思っていた

aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

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ぐちゃぐちゃでカオスで先も見えないけど、愛を抱えて祈って踊りながら生きるしかない。カラムもそうやって生きていっている。