おざわさんさんの映画レビュー・感想・評価 - 17ページ目

麻雀覇道伝説 天牌外伝(2018年製作の映画)

3.3

以前は単行本で読んでたから見てみたら、予想以上に良い出来。
特に黒沢さんは余りにイメージ通りで、見入ってしまいました。

グローリー/明日への行進(2014年製作の映画)

3.8

そういえば自粛中に観たけど忘れてたから後でカウント。

キング牧師と言えばあの演説と暗殺された最後のイメージですが、この作品で描かれるのはそこに至るまでの取り組みと、いかに強大な力と闘ってきたか。
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ハリエット(2019年製作の映画)

4.1

【今だからこそ観るべき作品です】
 2ヶ月ぶりの映画館で観たこの作品ほ、奴隷として生まれたミンティが奴隷制度の無い北部に逃げて、のちにハリエットとして解放運動の中心人物になっていくストーリー。

 先
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アイリッシュマン(2019年製作の映画)

3.8

実在したアイルランド系移民の【ペインター】、フランク・シーランが回想する形で進むストーリー。

第二次世界大戦後のアメリカで暗躍していたマフィアと、移民たちが働く労働者を束ねる組合や大統領なども巻き込
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それでも夜は明ける(2013年製作の映画)

3.9

180年ほど前のアメリカ、ワシントンD.C.。仕事も家庭も、自由黒人としての地位も持ちながら拉致され、奴隷として売られたソロモン・ノーサップ。その後12年に渡る奴隷としての実態を訴えた物語を、映像化し>>続きを読む

奇蹟がくれた数式(2015年製作の映画)

4.1

実在した無名のインド人数学者と彼を信じ抜いたイギリスの数学者が達成した功績と、掛け替えの無い友情の物語。

類まれな頭脳を持ちながら出自の貧しさから世に出られなかった青年と、彼の才能を信じて導いた友人
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はじまりへの旅(2016年製作の映画)

3.9

ヴィゴ・モーテンセンのベストムービーとも言われる今作品。
荒唐無稽なんだけどあり得ない話じゃなく、この凄い生活の家族が普通なのかボクらの世界がフツーなのか、判らなくなってきます。
あと楽器が弾きたくな
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

4.2

なんでこんなに泣けたんだろ?笑
見そびれてたけど、正直そこまで期待してなかったし、勿論フィクションであり得ない話なのに考えさせられる。それにはエド・シーランが彼本人役で出てたり、主役の彼がとにかくフツ
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ミス・アメリカーナ(2020年製作の映画)

4.0

短パン社長のオススメで観ましたが、そもそも彼女がカントリー歌手だったことすら知らなかった!

10代から「歌手としての成功」を目指して活動して、成功してからは「歌手テイラー・スイフト」であろうともがき
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メン・イン・ブラック:インターナショナル(2019年製作の映画)

3.4

メン&ウーメン観を強くしたせいか、全体にキャラ薄め。
クリヘムのトンカチはクスったけど、身体で売ってます的なのは007をパロってるのかな?

まあ何も考えず楽しく観るくらいにはいいかな。

レプリカズ(2018年製作の映画)

3.4

何でもあり感が最後まで揺るがずかえって怖い。
キアヌってこういう役多いよね、というイメージビデオのよう。

こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話(2018年製作の映画)

3.8

まず観ない邦画ですが、やっぱり観たくなるのは大泉洋さんだからかな?
でもやっぱり良い作品でした。

【身体は不自由だけど心は自由】
子供の頃に進行性の筋ジストロフィーと診断され20代から車椅子での生活
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チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

4.0

皆んなそれぞれの人生を生きていて、それは何人たりとも、それがたとえ法の正義であろうとも犯されるべきではない。
誰にも望まれない3人が出会い、互いを認めて求め合った日々は誰にも奪えないし、美しくて悲しい
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エンツォ レーサーになりたかった犬とある家族の物語(2019年製作の映画)

4.0

コレはあかんヤツ!
ボロボロに号泣してしまう。
やっぱり犬モノはあかんねー。

500ページの夢の束(2017年製作の映画)

3.6

『アイアム・サム』でデビューし、最近では『オーシャンズ8』や昨年の作品『ワンス・アポン・ア・タイムイン・ハリウッド』にも出演したダコタ・ファニングが主演の2017年の作品。

グループホームで暮らすウ
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365日のシンプルライフ(2013年製作の映画)

3.4

【ホームレスではなくホームオンリー?】
それまでのごくフツーで自堕落な人生に気がついて、すべてを手放すことを選んだ29歳のペトリのチャレンジ。

部屋と自分の身一つを残して、後のものを全てレンタル収納
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ワン チャンス(2013年製作の映画)

3.8

ただのラッキーボーイだとばかり思っていたら全然違ってて、子供の頃からの想いと努力が結んだ成功。でもそれ以上に出会いの縁と真摯に向き合う心が感動を生むストーリーです。

ホームレス ニューヨークと寝た男(2014年製作の映画)

3.6

原題ののHomme LessはなぜHomeではないのか?

Hommeとは男とか男の服装を表すフランス語ですが、ファッションモデル上がりでファッションフォトグラファーのマーク・レイが、ニューヨークでホ
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人生はシネマティック!(2016年製作の映画)

3.8

なぜ人は映画を好きなのか?
構成されたストーリーには形・目的・意味があり不幸な展開も作為的に意味があるからさ。死に、意味なんて無いよ。


この映画は第二次世界大戦当時の物語ながら、ダンケルクが主題の
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ドライヴ(2011年製作の映画)

3.3

ライアン・ゴズリング主演ということで観てみた映画。

昼間は修理工やスタントマンとして働き、夜は犯罪者の手助けをする逃し屋のキッド。

オリーブの樹は呼んでいる(2016年製作の映画)

3.7

 先祖から守り続けてきた樹齢2000年のオリーブの樹。少女の頃からそのオリーブの樹を大切にしているおじいちゃんと一緒に過ごすのが大好きだったアルマ。

 家業のオリーブオイル農家としてやっていけなくな
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英国総督 最後の家(2017年製作の映画)

3.8

 インドは仏教の源ながら、ヒンドゥーやイスラムなど様々な宗教を内包する国。そしてそこに他国の思惑が絡んだ事から起こった、国内での対立や暴動の歴史もあります。

 第2次大戦後にインドがイギリスから独立
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ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.1

またもや短パン社長のオススメで、フィクションにしては珍しくめっちゃ泣いたー!でも悲しみじゃなく、目一杯の幸福感が感じられます。

人は誰もがいろんな面を持っていて、だれが善人で誰が悪人ということもない
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インターステラー(2014年製作の映画)

4.1

1回目は「なるほどー」
2回目は「ん?ん?ん〜?」
今回3回目で涙が止められなくなりました。

時空を超えるのは重力。
でもそれは「キー」というだけで、本当に伝わるのはやっぱり「愛」。
物理的なストー
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