おざわさんさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

AVA/エヴァ(2020年製作の映画)

3.5

すべてにおいて完璧な殺人マシンに育て上げられたエヴァでしたが、そもそも彼女にとって欠けている過去が彼女を不完全なものにしていたとは。

実の父親に裏切られた過去から家を飛び出し、行くあてもなく入った軍
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バービー(2023年製作の映画)

3.9

当初『バービー』の映画と聞いても微妙でしたが、マーゴット・ロビーとライアン・ゴズリングが出演するとなれば断然興味が湧いたし、監督もグレタ・ガーウィグとなれば尚更「ただもんじゃないでしょ!」と思ってた通>>続きを読む

カンダハル 突破せよ(2023年製作の映画)

3.8

観ている間、ずっとモヤモヤしっ放しなのはきっと、誰のための戦いなのかが見えないこと。

CIAがMI6から借りた工作員を使い、イランの地下に造られた各施設をハッキングしてオーバーロードさせ、爆破します
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マイティ・マイツ ~12人の屈強な戦士たち~(2021年製作の映画)

4.0

世界大恐慌の最中テキサスを襲った砂嵐などから家を失って離散する家族が増え、孤児になってしまった子供たちの居場所な孤児院に、全米レベルなアメフトコーチがやって来た!

でもチームの子供たちは幼い頃からの
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ジョニー(2022年製作の映画)

4.1

キリスト教のヤン牧師が開いたホスピス施設に、薬物中毒で受刑者のパトリックが更生の為に派遣され、そこで出会った死を目前にした入所者たちや「ジョニーと呼んでくれ」というヤン牧師との触れ合いの中で気づいてい>>続きを読む

THE WITCH/魔女 —増殖—(2022年製作の映画)

3.6

韓国作品のストーリーの良さはよく知っているつもりだけど、前作が評判ほどでもなかったので、今作には期待していました。

前作でアークから脱出したジェユンが男性と関係を持って身籠った子供が今回の主役。
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忘れられし愛(2023年製作の映画)

4.0

医師として最高の権威の座に居ながら、妻との仲は冷え切って、1人きりになってしまった外科医のヴィチューラ教授。

その寂しさから酒に溺れて強盗に遭い、家族どころか記憶全てを失って、彷徨い歩いた末に辿り着
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REBEL MOON ー パート1: 炎の子(2023年製作の映画)

3.6

見始めてすぐ感じたのは、CGなどのディテールからそれほど予算は掛かっていないんだろうなあって事と、よくありがちな戯曲ベースなスペースオペラっぽいストーリーなんだろうってこと。

でもならず者集めて荒野
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ザ・マザー: 母という名の暗殺者(2023年製作の映画)

3.4

どこかで見たようなストーリーをジェニファー・ロペスが演じることで花を持たせたけど、あまりに背景の描き方が疎か過ぎて深まりも無く終わりました。

なんだか惜しいなあ。

終わらない週末(2023年製作の映画)

3.7

週末を海沿いの豪邸で過ごそうとレンタルしたサンドフォード家の元に、都市部で大規模な停電が起きているというニュースが届いてネットがダウン。

ただでさえスマホが使えず子供たちはイラつくし、父クレイと母ア
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デリシュ!(2021年製作の映画)

3.8

フランス革命が起こる間際、それ以前に革命を起こしていた料理人がいたなんて!

舌の肥えた公爵を喜ばせるためだけに人生を費やしてきた料理人のマンスロンが、ある時もっと喜ばせたくて作った創作料理によってク
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トランスフォーマー/ビースト覚醒(2023年製作の映画)

3.6

いつも通りな展開から、いつもの様に人間を仲間に迎え入れて、いつも通りに敵親玉を退ける。
その時に応じて味方になってくれるのが恐竜だったり、野獣だったりするけどほぼ予定調和風味なラスト。

唯一の予想外
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シェパード(2023年製作の映画)

3.5

フレデリック・フォーサイス原作の小説を映画化されたもの。

第二次世界大戦後のドイツで訓練していた、イタリア空軍の訓練生フレディがクリスマスの夜、彼女に会うため夜間飛行の訓練に出たものの電気系の故障に
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キャンディ・ケイン・レーン(2023年製作の映画)

3.5

久しぶりにエディー・マーフィーっぽい、ハートウォーミングなファミリーコメディ。
クリスマス向けで、さらっと見るにはちょうど良い感じかな。

ナポレオン(2023年製作の映画)

3.9

リドリー・スコットとホアキン・フェニックスなんて聞いたら、どう考えても鉄板でしょ!と楽しみにしてた今作。

流石はリドリー・スコットという映像美の壮大さと重厚感。
2時間38分って上映時間の長さにビビ
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ビューティフル・ライフ(2023年製作の映画)

4.0

【無名のミュージシャンが見出されていくストーリーは、やっぱハズレ無いね!】

漁師を手伝って日銭を稼ぐエリオットは、唯一の友人であるオリバーのステージをサポートしていたところを有名プロデューサーのスザ
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ザ・キラー(2023年製作の映画)

3.6

とある工事中のビルの部屋でたった1人、規則正しい生活を送りつつ、何かを待ち続ける男。

規則正しく生活し、ヨガで心身を整えて待ったその時、向かいのビルに人影が現れて、ターゲットに向けてライフルの照準を
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.1

普段邦画はほぼ見ないのでまったく期待感無く観たのに、最後は号泣してしまった!

進む道は間違ってしまったけど、子供の頃からずっと変わらず真っ直ぐに生きてきた三上。
そんな彼を演じた役所広司の熱演が、と
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エンパイア・オブ・ライト(2022年製作の映画)

4.1

【これはサム・メンデス監督からの映画館への祈りであり、映画への賛歌だ】

初めは「また差別問題などを絡めた恋愛映画か…」とタカを括っていましたが、古くから続くものの廃れつつある映画館を中心とした再生と
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サラウンデッド(2023年製作の映画)

3.6

南北戦争後、開拓時代が終わろうとしている頃、黒人兵士として戦ったモー・ワシントンはそれによって自由を勝ち取り、金の採掘権を手にコロラドへ向かおうとする。
ところがその駅馬車が賊に襲われる。

襲ったの
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マイ・エレメント(2023年製作の映画)

3.8

この世の五大元素(エレメント)が共に住むエレメントシティーで、偶然出会った火と水のエレメントの2人が、互いの違いを認めつつ惹かれ合っていくストーリー。

その中には移民問題や差別、そして収入格差など現
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複製された男(2013年製作の映画)

3.7

【ギレンホール祭り3本目】
最近話題作にどんどん携わっているドゥニ・ビルヌーブ監督が2013年に公開された『プリズナーズ』に続いて、ジェイク・ギレンホールと手を組んだ当作、『複製された男』も同年に公開
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ジャーヘッド(2005年製作の映画)

3.9

これも戦争の現実の一つか…

湾岸戦争に海兵隊員として従軍したスウォフォードが、長い訓練と戦闘に向かうまでの長い駐留の果てに、弾丸一発さえ発射しないまま戦争を終えた体験を元に映画化。

結局4日間の前
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ブラックアダム(2022年製作の映画)

3.6

5000年幽閉されていたダークヒーローが目覚め、同じく封印されていた悪魔の力を封じ込めた王冠と共に現代に蘇る。

相手が敵とみなすや例え人間だろうと容赦無く攻撃し、それを止めようとするヒーロー達とも敵
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バレリーナ(2023年製作の映画)

3.8

これこれ!韓国のアクションといったら、このキレと重みですよね〜。

でも韓国ノワールというよりも、もう少しスタイリッシュな復讐ものな感じで、ジョン・ウイックと「ドラゴンタトゥーの女」のリスベットを足し
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ナックルガール(2023年製作の映画)

3.1

韓国で人気のコミックを映画化した作品なら、韓国映画かと思えば何故か邦画。

元のストーリーからして、韓国映画ならば間違いなく良い作品になっただろうに、何でこんなにユルくなっちゃうんでしょうね?
「マイ
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ミッション:8ミニッツ(2011年製作の映画)

3.9

Amazonプライムで見たけど、原題の「SOURCE CODE」と余りに違い過ぎて、Filmarksで探すのに苦労したわ〜😆

亡くなった他人の意識が消えるまでの数分だけ、その記憶の中に入り込めるプロ
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もうひとりのゾーイ(2023年製作の映画)

3.6

思い込みだけで生きてると世界も変わらないし、ヒトは同じところをぐるぐる回ってるだけ。

偶然そんな輪っかから抜け出してみた事で、戸惑いつつも新しい自分や世界に気づいていくという、ゾーイの青春恋愛ストー
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ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

4.3

【AIと人間のどちらが性悪なのか?】

これまでAIと戦う事になる作品は色々あったけど、こんな味付けだけはなかった気がします。

「ネアンデルタール人は高度な文化を持ちながら、残虐な種に滅ぼされてしま
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ミレニアム2 火と戯れる女[完全版](2009年製作の映画)

4.1

ミレニアム完全版2「火と戯れる女」を、前後半で分けてじっくりと鑑賞。

1で自由を得たかに見えたリスベットは、スウェーデンに戻ったところで再び事件に巻き込まれる。

前作の方がテンポは良いものの、さら
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ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女[完全版](2009年製作の映画)

3.9

ダニエル・クレイグとルーニー・マーラ版の「ドラゴンタトゥーの女」の前に、オリジナルのスウェーデン映画で「ミレニアム」3部作があったなんて知らず。

しかも完全版がアマプラで配信されてるので、まずは「ミ
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サウンド・オブ・ミュージック(1964年製作の映画)

4.2

子供の頃に、テレビの日曜洋画劇場で見た以来かも知れないくらいで鑑賞。
あの頃は解説の淀川長治さんが満面の笑顔で、出演者たちやストーリーを話されていた記憶があります。

今回、音楽の授業でこの映画につい
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

3.9

これが最後のジョン・ウィック祭りやーー🔫

シリーズ4作目にして最終作という『ジョンウィック・コンセクエンス』は、169分ずーっと休む事なく暗殺者同士、壮絶な殺し合いに終始します。
しかもお互いにケプ
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