daveさんの映画レビュー・感想・評価

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マイ・インターン(2015年製作の映画)

3.5

ふわっと観られる佳作。
良くも悪くも大した起伏もなく終わる。
そこがいい。
そこが物足りない。

プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

3.8

ミランダにはミランダの護りたいもの。
アンディにはアンディの護りたいがあって、そのどちらも等しく尊い。
アンディの選択は、ミランダにとってはがっかりだったけど、最後の笑顔で全て救われた。

ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.7

個ではなく、全として生に取り組み、他者の痛みは自分の痛み、他者の歓びは自分の歓びとして共有する集落。
人の人生を四季に見立て、72歳になると自らの意志で、命を断つ。
そして、リーインカーネーション。
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ハダカの美奈子(2013年製作の映画)

1.0

映画版デビルマンを観る時と同じくらい観ているのが苦痛でした。
デビルマンより思い入れがないのに同じくらいなんだから、こっちの方が上か?

ひとよ(2019年製作の映画)

3.6

ドアを開けると、チョコンと座っている母の後ろ姿が見える。
人生を賭して、子供達を護ってくれた母の背中が。
このシーンにやられた。
みんな、何かと戦っている。
その戦い方は、見る方向に拠って綺麗に見えた
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この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.0

すずさんのおっとりした雰囲気で、柔らか目にストーリーが進んで行くけれど、時々ハッとさせられ、厳しい現実を見せつけられてしまう。
玉音放送を聞いた際のすずさんの叫びには胸を締め付けられた。
ラストは希望
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#生きている(2020年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

インドア派とアウトドア派の対比がもっとあるかと思っていたら、結局ほぼノープランでお互い飛び出して、8階まで運良く辿り着いたって感じで、ちょっとガッカリ。
ラストももうひとひねりあると思ってたんだけどな
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その夜の侍(2012年製作の映画)

3.7

あっちもこっちも芸達者ばかりで眼福映画。
妻を想うあまりに崩壊寸前だった男が、自分と対峙して、己の為に生きる決心をする映画。
だと思った。

しとやかな獣(1962年製作の映画)

3.6

ホリゾントがカッコいい!
主演は若尾文子だろうけど、主役は山岡久乃でしょ。
随所にみえる演技やセリフにずっと存在感を漂わせてて、最後に判り易く持っていってしまった。

イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.4

途中までは、結構好きだった。
Beatlesが存在しないが故にジョンが生きているって描写とか。
コーラやタバコも何故か無い世界。
その辺はこの世界にどう絡んでくるかと思っていたら、全然関係なしで、あら
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スマホを落としただけなのに(2018年製作の映画)

3.0

元々ユルい展開なのが、メリーゴーラウンドから一気にトンデモ映画に…

女囚701号 さそり(1972年製作の映画)

3.6

ストーリーはガバガバだけど、エネルギーとおっぱいが溢れてて、なんだかんだで最後まで観てしまったのDEATH。

ぼけますから、よろしくお願いします。(2018年製作の映画)

3.5

じいちゃんの矜持がかっこよかった。
老齢の父を持つ身としては、いつまでもひと事ではないのだと、身につまされる。
ばあちゃんの気持ちもわかる気もするし、観ていてずっと少しずつ涙が出てくる。
若い頃にはわ
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あなた、その川を渡らないで(2014年製作の映画)

3.6

年寄りが苦しそうに咳き込む姿や、泣いている姿程見ていて辛いものはないなぁ。
俺ですらそう思うんだから、咳き込むじいちゃんのずっとそばに居たばあちゃんは、さぞ辛かっただろうなぁ。

ダレン・ブラウン -ザ・プッシュ-(2016年製作の映画)

3.5

内容はなかなか面白いかった。
自分なら追従してしまうだろうなぁ…
ただ、何故か吹き替えが酷い。
初期のスーパーナチュラル位酷い。
これも何かの実験?と疑う程だった。

カセットテープ・ダイアリーズ(2019年製作の映画)

3.6

主人公と同世代で、ブルースのファンなので楽しく観ることが出来ました。
全体的に割とありがちなストーリーでしたが、なんとなく思い当たる所が随所にあり、ちょっと涙が…
ただ、邦題はちょっといただけない。
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泥の河(1981年製作の映画)

3.7

嬉しくて楽しくてドキドキして恐くて
、哀しくて。
色々な感情に出会った信雄の9歳の夏。
もう逢えないひと夏のトモダチ。

男はつらいよ お帰り 寅さん(2019年製作の映画)

3.6

渥美清が亡き後に、寅さんの新作ってどうなんだ?と思っていたけど、良くも悪くもお馴染みのあの世界のままで、きっちり暖かく泣かされてしまいました。
劇場で掛かっている時は時間がとれずに観に行けなかったけど
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ドゥ・ザ・ライト・シング(1989年製作の映画)

3.4

黒人は、白人からいじめられる。
アジア人は、黒人と白人からいじめられる。
今も昔も変わらんなぁ。
ムーキーが全然いいやつじゃなくてびっくり。
サル、そんなに悪い人でもないのにかわいそう。
なんかしっく
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タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2017年製作の映画)

3.7

光州事件とかソウルの春とかは、言葉としては知っていたけど、なんとなくしか知らなかった。
実際にはここまて酷い事になっていたのか。
確かにパッケージ詐欺なので、光州に着いてからはハードな展開が、これでも
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今夜、ロマンス劇場で(2018年製作の映画)

3.4

マキノ老人の今際の際に、抱きつくだけって…
お互いずっとキスしたかったんだろ?
「綾瀬はるか」は坂口健太郎にはキス出来ても、加藤翁にキスしきらんかったか。

綾瀬はるかのお洋服は、終始可愛いらしかった
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リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

3.6

古今東西、人は匿名性や正義の仮面を被って他人を傷つけるんだなぁ。
人は人の命を奪いもするし、救いもする。
人を下げる事で自分の優位性を確認する人も居れば、人の喜びを自分の喜びと感ずる人も又居る。

僕のミッシー(2020年製作の映画)

3.3

ミスメリーランドの方が、ちゃんといい人で感性も合ってたのにね。
キライってほどじゃないけど、スキ!ってほどでもない映画でした。

フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

3.9

フォード二世からすれば、確かに『フォードvsフェラーリ」なんだろうけど、ケン達からすれば、「その」先にある世界に対する挑戦だったのかな?
いくつも心に残るシーンがあったけど、最後にケンがHAPPY〜♪
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凪待ち(2019年製作の映画)

3.6

メインの舞台となる場所が、石巻市ってのが、所々に影を落とす。
人の気持ちも空間も、崩れ去るのは一瞬だけど、少しずつ少しずつ再生していこうとするんだなぁ。
ただ、原作未読だと犯人の動機がイマイチ ピンと
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容疑者Xの献身(2008年製作の映画)

3.5

まあまあ好き。
でも、やっぱり石神は原作通りに、もっと冴えないハゲかかったおじさんがよかった。
そこがカタルシスなんじゃないの?

悪人(2010年製作の映画)

3.7

思い立って久しぶりにまた観た。
結構好きな映画。
みんな色んなカタチの哀しみを背負っているんだなぁ。
唯、祐一が拠り所にしていた車の事をもう少し描いて欲しかったかな。

マスカレード・ホテル(2019年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

女装の男を確保する時の、「警察だ!」の言い方が既にコメディタッチになっててげんなり。 
せっかく松たか子を起用したのなら、心情をクドクドと喋らせるよりも、出演パートを増やして演技で語らせればいいのに。

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.7

『匂い』か。
確かに色や音よりも、根源的な嫌悪感や劣等感に訴えかけてくる気がする。
巧いなぁ。

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

2.8

ep4〜ep6の頃は、子供だったし、終始ワクワクして「絶対全部のスターウォーズを映画館で観よう!」と決めた。
ep1〜ep3の頃は、ん?と思う所も幾つかあったけど、観られた事が嬉しかった。
そして、e
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

3.5

『あの頃』の映画讃歌だと感じた。
倉庫からアレを引っ張り出して来たシーンは笑ったなぁ。

ヤング@ハート(2007年製作の映画)

3.8

毎日、死と向き合って。
身体が言うことを聞く間は、歌やダンスの練習をして。
やっぱり周りでは仲間が死んで行くのを目の当たりにして。
でも、やっぱり自分達は好きな歌やダンスに寄り添って生きていく。

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人魚の眠る家(2018年製作の映画)

3.6

私は未婚の男だけど、もしこの母親の立場(経済状況を含め)だったら、同じ事をしたと思う。
愛も優しさも突き詰めれば、エゴや自己満足に帰結すると思っているから。
ただ、劇中に出てくる人達全員の言っている事
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ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

3.6

親に仕立てあげられた「アメイジングエイミー」を重荷に思ってんのかと思ったら、そうでもないんだな。
ボンクラ旦那の事も、自分の承認欲求の為とは言え、好きっちゃ好きなんだろうし。
コレはこれで、この二人は
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俺たちに明日はない(1967年製作の映画)

3.8

しょっぱなのシーンから、ボニーはオリに囚われていた…
ボニーが母親に会いに行くシーン、みんなして黒い服を着てるのは、ありゃ天国なのか?
あの時代のアメリカを知らないから、よく理解が出来ていないとは思う
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スキン~あなたに触らせて~(2017年製作の映画)

3.3

見た目の奇形と内面的な歪さはイコールじゃあないんだなぁ…
一見、深そうに見せて、実際はそこまでじゃなかったかな?
あんまり愛を感じなかった。

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