アオさんの映画レビュー・感想・評価

アオ

アオ

終わらない週末(2023年製作の映画)

3.0

登場人物に好感の持てる人はいないし、パニックが身に迫るわけでもないし、なんとなく嫌な時間がずっと続くだけの映画だった。

どっちかというと終わらない退屈映画「終わらない週末」ネタバレ感想 | http
>>続きを読む

市子(2023年製作の映画)

4.0

今日が残りの人生の中で一番若いとはよく言うけれど、もう遅い手遅れだと思っているとき、大抵の場合はまだ間に合う。どうにでもなる。それを長谷川以外の誰かが、市子や母に言ってくれていたならなぁ。

↓感想ブ
>>続きを読む

ブラック・レイン(1989年製作の映画)

3.0

俳優陣はすごくかっこいいけど、ストーリーは散らばった印象があり、松田優作の遺作としてバフがかかった評価がされているのでは?と思った。
アンディ・ガルシアがお茶目で殺伐とした作中のオアシスだった。高倉健
>>続きを読む

最後まで行く(2023年製作の映画)

2.0

綾野剛が怖すぎる。ストーリー的には何がどうということもなく、サイコスリラー。途中から「ひらパーでポスターになってるんだらうな…」ということしか考えていなかった。

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

死を消化するための物語だと思いました。ヒミとの別れのシーンがぐっとくる。インコを容赦なく叩き斬るお父さんに笑う。

長い感想↓

宮崎駿監督作品「君たちはどう生きるか」観てきた感想 | https:/
>>続きを読む

きさらぎ駅(2022年製作の映画)

3.0

ラストの展開と本田望結さんの可愛らしさに⭐️

話題の異世界RTA「きさらぎ駅」ネタバレ感想 | https://pandakawaii2020.com/post-3061/

15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

4.0

演じてるのが本人とはびっくりです。

願いと救いの映画「15時17分、パリ行き」ネタバレ感想 | https://pandakawaii2020.com/post-2931/

エゴイスト(2023年製作の映画)

5.0

映画の作りが本当に丁寧で、それは伏線とかではなく、ただ、思い出すべき時に思い出すべき情景がフラッシュバックする。すごいとしか言いようがない。でも何もかもネタバレになるので、絶対に観てから感想を見てほし>>続きを読む

マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

4.0

一貫して「助けられなかったトモヨ」と「助けてとは言えなかったマリコ」を重ねて重ねて溜めて溜めて描いていたので、それが爆発した岬のシーンが本当に良かった。

そばかす(2022年製作の映画)

3.0

多くの創作物には「これを言わせたかったんだな」という台詞があったりするものだけど、この映画はところどころで「私は多様性に理解があります!!!!!」という脚本家の声が聞こえて個人的には入り込みきれなかっ>>続きを読む

西部戦線異状なし(2022年製作の映画)

3.0

リメイク作品。良くも悪くも「戦争映画」として分かりやすくまとまっていて、演出もドラマチックになっている。オリジナルの方が、戦闘シーンの鬼気迫る感じや、パウルが抱くやるせなさなどは強く描かれていたと思う>>続きを読む

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

2.5

宝石の国すきな人はきっと漫画開いた上でお菓子食べないんですけど!みたいなノイズがきつかった

一切共感できなかった陰キャによる「花束みたいな恋をした」文句タラタラ感想 | https://pandak
>>続きを読む

MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

4.0

面白かった!
マキタスポーツの「人柄がいい上司」いるよね。そういう、あるある、いるいる、の中で、ないない!!のタイムループを解決しようとするコメディ映画。

これが令和のワークライフバランス「MOND
>>続きを読む

バジュランギおじさんと、小さな迷子(2015年製作の映画)

4.0

映像がすごく綺麗!
喋れないとはいえあんたね…と思うような振る舞いもあるけど、5歳だからな〜
対立する国同士でも、リスペクトがあれば個人同士は心通わせることができる。心通った個人が増えればいつか国も変
>>続きを読む

星の子(2020年製作の映画)

4.0

芦田愛菜、新音、田村飛呂人
同世代の3人が自然でとてもよかった!

はっきりとした結論は出ないけど、少しずつちひろの心にさざなみが起きていて、
そして逃げ出しても逃げ出さなくても彼女が愛に包まれている
>>続きを読む

整形水(2020年製作の映画)

2.0

せっかく美容大国韓国の作品なのに、醜い人間として生きてきた内面と美しくなった外面の間で葛藤する姿などがなく、ただのサイコホラーになっているのが残念だった。同じテーマで秀逸な作品がたくさんあるのでどうし>>続きを読む

健太郎さん(2019年製作の映画)

2.5

この親にしてこの子あり

後味最悪ショートフィルム「健太郎さん」ネタバレ感想 | https://pandakawaii2020.com/post-2688/

見えない目撃者(2019年製作の映画)

3.0

覚悟してたほどグロさなし。吉岡里帆の演技が良かった。

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

5.0

生きるとか愛するとか、ど真ん中のテーマにじっくり向き合う映画。人を愛するとは受け入れること。

長い感想
https://pandakawaii2020.com/post-2547/

映画 オッドタクシー イン・ザ・ウッズ(2022年製作の映画)

2.0

ほぼアニメ版の総集編。直前にアニメを復習していたらかなり絶望感あると思う。アニメ自体の完成度がとんでもなかっただけに、何度見ても面白いんだけど、だからといってネタバレしたくてもできないほど新要素がない>>続きを読む

約束のネバーランド(2020年製作の映画)

3.0

原作にかなり忠実だと思った。ど根本の設定以外は……。
しかし実写化の時ってどうしても髪色合わせなきゃいけないもんだろうか。コスプレレベルでビジュアル寄せることになんの意味があるのか教えてほしい。

そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

4.0

原作は読んでいない状態で観ました。こぢんまりとした幸せ、みんな控えめなのに大きな思いやりに溢れた映画。劇場ほぼ全員どこかしらで泣いてたんじゃないかな。あと、ディアシスターとか校閲ガール的な奔放な石原さ>>続きを読む

シンデレラ(2021年製作の映画)

3.5

アップデートされてたなぁ。嫌な人が出てこない映画で好きだった。

ボクたちはみんな大人になれなかった(2021年製作の映画)

4.0

ネトフリで視聴しました。
七瀬はきっと佐藤の知らないところで佐藤に救われていたんだろうな。

社長の面倒見は良いけど気分にムラがある感じ。めちゃくちゃいるよなぁこういう人。でもこういう上司から離れられ
>>続きを読む

劇場版 きのう何食べた?(2021年製作の映画)

3.5

主演のおふたりはじめ、本当に自然な俳優陣。ケンジが可愛すぎる!
基本的には「一般的な幸せ」と「シロさんの幸せ」の間をいったりきたりしながら進んでいきます。
スピッツも大好きなので、主題歌も楽しみにして
>>続きを読む

CUBE(1997年製作の映画)

4.0

CUBEのすごさは、予算の都合上だとしてもほぼ一つの舞台でやり切っていること。キャラクターのパーソナリティや生活が浮き出てくる会話はもちろん、メタ的視点を取れない不気味さ。だからリメイクは、、でもナタ>>続きを読む

CUBE 一度入ったら、最後(2021年製作の映画)

1.5

CUBEのリメイクでやる必要性が全くなかった。俳優陣が良すぎてむしろ脚本から浮いてたと思う。

長い感想↓
邦画の悪いところ出た。菅田将暉主演リメイク版「CUBE」ネタバレ感想 | https://p
>>続きを読む

TIME/タイム(2011年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

もう少し登場人物たちに筋の通った行動原理がほしかった。目指している未来のわりに、やっていることがセコいように感じた。シルビアも、自分で考えて動いている感があまりない。「トゥルーマン・ショー」みたいに監>>続きを読む

マスカレード・ナイト(2021年製作の映画)

2.5

長澤まさみの衣装映えが異常。腰の位置が高すぎる……。

キムタク、最近は「脱キムタク」のマーケティングをしているという記事を読んで、たしかになぁと思っていたけれど、一方でマスカレードシリーズの新田は、
>>続きを読む

オールド(2021年製作の映画)

3.0

ティザーを観て勝手に期待していたのとは異なり、不条理系SFでした。
一回しか観てないから見落としがあるかもしれないけど、ルールがよくわからなかったなあ。

長い感想↓

細けぇこたぁいいんだよ! シャ
>>続きを読む

ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

4.0

テロリストの「普通の人間」としての面が描かれていて辛かった。みんな生まれた時は何も知らない赤ちゃんだったのに、どうしてこうも運命が枝分かれしてしまうんだろう。

長い感想↓
https://panda
>>続きを読む

>|