pafzawaさんの映画レビュー・感想・評価

pafzawa

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べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

4.3

伊澤彩織さんのアクションに期待して見てきた訳ですが、オフビートなトークとかギャグとか好きな要素強くて楽しかった。もちろん格闘シーンも最高だし。あー…こういうの好き。

孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

3.5

ノワールを見に来たつもりだったが、鈴木亮平演じるモンスターが人々を蹂躙するホラー映画だった。おもしろかったー!

A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

4.3

セリフの無いゴーストの心情を音楽が語っているような映画。あの夏一番静かな海のようだ。長さとかルーニー・マーラーの存在感とかもスゴく良かった。

キャロル(2015年製作の映画)

3.2

わりと劇的に恋に落ちる…みたいなの経験したことないし、理解不能だなと思ってた。けど、パッと見て美しい人が様々な悩みを抱えてたり、弱ってる姿を見たりしてどこかつり橋効果っぽい…何て言うか庇護欲みたいに掻>>続きを読む

インヒアレント・ヴァイス(2014年製作の映画)

2.5

かなり分かりづらい語り口なんだけど全編を通した青空とホアキンの孤独感滲む演技が醸す寂寥感が好き。
jokerもbeautiful dayもherもなんだけどホアキンは社会/集団に馴染まない独特な雰囲気
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ザ・ビーチ(2000年製作の映画)

3.0

とりあえずディカプリオさんはタイタニックのあとに何でこれ?って感じだけど仕事の幅を広げたと思うわ。ただのイケメンじゃねぇぞみたいな。
ビーチの集落が全く楽園に見えなくて面白い。困難を越えて辿り着いた楽
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シカゴ7裁判(2020年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

ヒールがとにかく憎たらしくて憎たらしくて!めっちゃ腹立たせといてラストはぶっ潰すの期待してたけど少し不完全燃焼かな。エピローグで「後日、ギャフンと言わせました」とか言われてもね。史実に基づく系の難しい>>続きを読む

ヨコハマメリー(2005年製作の映画)

5.0

自分にはメリーさんは時代に取り残されてしまった寂しい老人なんだよな。自分で選んだ自分の生き方を生きてるだけの人。
時代とメリーさんと関係のあった人々の話がある人生を、町を重厚に浮き彫りにして、マイウェ
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劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン(2020年製作の映画)

-

何か話題だからフラッと見てみたのだけど面白かった。涙ちょちょぎれた。

同じ列に座ってた中年男性の嗚咽が効果的かつ特に記憶に残る印象的なBGMだった。ちゃんと予習しとけばあんな感動を得られる作品なんだ
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ロスト・ハイウェイ(1997年製作の映画)

3.0

ストーリーだけを追ってくと意味不明だが、読み解く意思を持って見ると話が見えてくるのが良い。考えてみるとわりと分かりやすいかな。

煽り運転ダメ!絶対!

TENET テネット(2020年製作の映画)

4.1

徐々に理解を放棄しながら見たんだけど面白い!もうだめだ…あとは映像と音楽に身を任せよう…となってもハチャメチャに面白い!とにかく世界を救うのだ!だけ受け入れればなんとかなった笑

メメント、インセプシ
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ブラック アンド ブルー(2019年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

町を密室とした密室アクションのようだった。どこに敵がいるか分からない恐怖感が危機を煽ります。
2019年製作ってことはBLMの影響はそんなに受けてないと思うんだけど、冒頭のシーンからして本当にあれが日
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トレーニング デイ(2001年製作の映画)

4.0

池袋新文芸座の企画で再見。やっぱ面白い。

デンゼルワシントンとイーサンホークが車の中で話すシーンがやたらとあるんだけどいろいろとここが魅力の映画だな。

この作品の舞台になるいわゆる治安の悪い地域っ
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我が人生最悪の時(1994年製作の映画)

5.0

ずっと子供の頃、チャリで遠くに行くことにハマってた頃の横浜ってこんな雰囲気だった。知ってる大人なんかいなかったけど社会のアウトサイダー的な何だか怖い、けど勝手に自由に生きてるような人々がいた…気がする>>続きを読む

日本のいちばん長い日(1967年製作の映画)

3.8

二人の青年将校は初めての殺人にショックを受けていた。人間らしい反応に彼らは宮城事件の加害者だが、この戦争においては被害者なのだと思った。これまで理不尽にまみれた訓練を受け、戦場で死ぬことが美徳とされて>>続きを読む

野火(2014年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

ありがちなヒューマニズムの欠片も無いのが素晴らしい。戦争の中にあっても人間らしく…みたいな美化されたりしたものがとても嫌いで受け入れられないので。
グロいとか言われたりするけど、現実的にはもっと無惨だ
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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.0

とてもステキな映画でした。映画館で見れて良かった。とにかく衣装が美しい!

わりとガンガン出来事があって話が進むから最初混乱したんだけどフィルムの色?で時代を分けているのに気づいたらスッと理解出来た。
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ヘイトフル・エイト(2015年製作の映画)

3.7

毎度話してるだけなのに不思議と取り込まれるんだよね。激しいバイオレンスにいつ発展するのかってヒリヒリする不穏な会話がスリリングで飽きなかった。

アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

4.2

今だから映画館で見たんだけどやっぱ最高だった。
今のカルチャーに伝わる価値観と表現の多彩さ。トラウマ描写とかサイバーパンク感とか。そしてめちゃくちゃエンタメ。これはすげーよ。

ドラゴン・タトゥーの女(2011年製作の映画)

4.3

とにかく面白いサスペンス!主演の二人、特にリスベットが抜群に良い!ラストのハードボイルドさが素敵!映像もフィンチャーだし、劇伴も不穏で最高!
このチームで続編作って欲しかったなー。本家のスウェーデン版
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アクト・オブ・キリング(2012年製作の映画)

5.0

基礎知識として「インドネシア 共産党 虐殺」でググってから見ると理解しやすいと思います。あと、戦争犯罪というテーマでは「コリーニ事件」という映画が上映中です。ぜひ見て欲しい。

戦争犯罪をテーマとして
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風の谷のナウシカ(1984年製作の映画)

4.5

自分の人生の中で映画館で見ることはないと思っていたけど、今ならってことで行ってきました。
やっぱし、映画館で見ることで気づくことってあるんだねー。玉蟲の動き、飛行挺の動きってこんなだったんだーとか、こ
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(1985年製作の映画)

3.6

衣装が素晴らしい。時代的にどうなの?とは思うけど人物を表現してるし、和服がこんなに格好良いなんて!
様々な映画に影響を与えたであろう作品のせいか、自分が見てきた映画っぽさを発見するのも楽しい。

13th 憲法修正第13条(2016年製作の映画)

5.0

ここで多くの人が指摘しているように最悪。アメリカは政治的にも経済的にも人種差別を利用している。いかに人を、命を、無限の資源のように消費しているかを見せつけられるドキュメンタリー。The Hate >>続きを読む

ヘイト・ユー・ギブ(2018年製作の映画)

4.3

この作品の中で描かれている警察の行動があまりにも組織的というか普通に当たり前に黒人を差別する姿が衝撃的。あまり冷徹に日々の業務として行われる差別。常識というものが存在するなら疑った。
先進国って建前だ
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プライベート・ウォー(2018年製作の映画)

3.8

冒頭、命の安全を守るために軍からルールを科され、即座に破るメリー・コルヴィンの姿が戦争と報道の関係を分かりやすく伝えていますね。戦争当事国のどちらかに守られる安全な取材とは当然保護している国にとって都>>続きを読む

フォーリング・ダウン(1993年製作の映画)

2.8

主人公最初からわりとイカれてると思うんだけどな。とにかく自分中心に周りが動かないことに腹立てていて、現実社会にもいっぱいこういう人るよなぁー。こういう現実にいそうな関わりたくない登場人物ばかりなのがど>>続きを読む

ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

3.8

見所の満載のアクションは今回も健在でした。前半は、妙に金的攻撃が多くて股間がキュンキュンしちゃった笑
これまでより外連味のあるアクションがすごくお気に入り。良き良きー。次回も楽しみですね。

禅と骨(2016年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

NHKの朝の連ドラのような激動の人生を生きた人の情熱大陸みたいなエンタメ感。もっとポップな内容かと予想してたけどしっかりドラマしてた。
心に空いた穴を必死に埋めようとするミトワと振り回される人達。穴を
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ドアロック(2018年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

都市伝説でよくあるベッドの下に男が~をしっかり映画化するとこうなります。

グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

2.0

退屈な展開と微妙にずれている音楽センスのせいかのれなかったな。ダンスは良かったんだけど。

実際はエレファントマンのような扱いだったのでは?と思い調べてみたけれどどうやらそんなことはないようです。フリ
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黒く濁る村(2010年製作の映画)

3.0

映画のストーリーは面白くないけど、それ以外の要素でむしろ面白いと感じさせる稀有なる映画である。演技と音楽でめちゃくちゃ引っ張られる。

グリーンブック(2018年製作の映画)

4.5

黒人が使ったコップを捨てたトニー、孤独なシャーリー。ラストに長旅を乗り越えて変化した二人が現れる。そこに至る二人の過程を抜群のバランスでコメディとシリアスを混ぜながら見せてくれる。良い映画だー☆