lovetさんの映画レビュー・感想・評価

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陽炎座(1981年製作の映画)

3.7

やっぱり捕まえたと思ったら逃げていっちゃうんだよなー。でもそこに惹かれていく。
生死、男女、明暗、そして何より愛と孤独。
対となっているものたちが、相手を引き立てあっている。
お恥ずかしながら松田優作
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ランユー 4Kリマスター版(2001年製作の映画)

3.9

簡単に説明すると、幸せ!→悲しい、、→幸せ!→悲しい、、の繰り返しなんだけど、幸せも悲しいもそれぞれ種類が全く違う。
ハントンの自分本位な感じが、ランユーの純真さを際立たせてて良かった。
ラストで視点
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ツィゴイネルワイゼン(1980年製作の映画)

3.6

掴みどころない感覚がずっと続くけど、ふわふわしてる訳じゃなくて、重たいから捕まえられないって感じ。
直接的な表現がないのにこんなに官能的な映像を撮れるって凄い。
でも多分自分にはすこぶる早かったと思う
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チャーリーとチョコレート工場(2005年製作の映画)

4.0

工場の完成度がすごく高いからわくわく感が半端ない。
ウォンカさんが最終的にお父さんと和解できて、チャーリーたちと平和に暮らすハピエンっていうのも心が温まる^^
ウォンカの俳優がジョニデって知った時はひ
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.4

絵と色遣いの美しさという点で見れば、アニメーション作品の中では自分的に1位。
でもストーリー性とか、何が伝えたかったのか、という点では理解が難しかった。
菅田将暉すごかった。

ハートブレイカー(2001年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

主演2人がずっと見てても飽きないくらい美人。ただ、詐欺の爽快感を求めて見ると拍子抜けしそう。
こういうタイプの親子って、親が子供を守るためって言って毒親なことに気づいてないよね。で、後に気づいたとして
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ゴーストバスターズ(2016年製作の映画)

3.9

簡単に言えばオリジナルゴーストバスターズの男女逆転版だけど、これはこれですごく面白かった。
隅っこ教授の金のなさがオフィスに表れてるのも、事件の首謀者がどこにでもいそうに見えておかしな思想してるのも、
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ギャラクシー・クエスト(1999年製作の映画)

4.5

CGの作りとかは少し甘さを感じはしたものの、それが逆にジェイソンたちの作り物感を増幅させてて良かった。
ストーリーもキャラクターもかなりどころかすごく凝ってて、期待以上、想像以上の作品だった。
中の人
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スノーホワイト(1997年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

多分クローディアも初めはいい継母になろうと頑張ってたんだよね。
でも、娘がなかなか懐いてくれない+年々前妻に似ていくことから夫がくれる愛に不安を感じて、更には待望の子供まで死産。
不憫でしかない。でも
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愛は霧のかなたに(1988年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

手を売りつけられるシーンで、一気にフォッシーの気持ちが理解出来た。とはいえ、ゴリラに心を入れすぎたあまり、傷つけるもの、半端なもの、みな許さない、って思想は少し引いた。
でも、全てを捧げてでも夢中にな
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ワーキング・ガール(1988年製作の映画)

3.6

80年代の雰囲気が大好きな人間としては、服装も髪型もメイクも、あ〜この感じ!!痺れる!!って大興奮。
サラッと嘘ついてしっかり罰うけちゃうキャサリンもだいすき🫶🫶🫶

コピーキャット(1995年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

特に盛り上がりがない、って評価も見受けられるけれど、自分はすごく楽しめた。
この時代ならではのPC画面とか、ヘレンとピーターの邂逅シーンでのヘレンの煽りとか、面白かった。(でも羊たちの沈黙意識してるん
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穴/HOLES(2003年製作の映画)

3.7

ゼロが幸せになってくれてよかった。伏線も綺麗に回収されててスッキリ。

モンスター上司(2011年製作の映画)

3.8

年齢を重ねると、苦痛な環境にも無理に適応してしまおうとする、そんな概念を一気に吹き飛ばしてまるでティーンエイジャーのような復讐劇を演じてくれた。
大人になることへの恐怖が少し薄れた。

ブラック・スワン(2010年製作の映画)

3.8

痛い、だから綺麗。
肉体的にも精神的にも、この言葉がすごく似合う。自分はバレエをしたこともなければ、主人公のような、重圧に心が悲鳴をあげるなんて経験もない。でも、ニナの姿を通してそんな経験を少しだけ味
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もう一度アイ・ラブ・ユー(1997年製作の映画)

3.5

初っ端からは?!!?!な展開で面白い。両親と娘の追走劇も、普通だったら立場逆やん!!ってなる。しかも両親のほうが1枚上手だからまた面白い。
ラストはスカッとできて面白かった。

ゴーストバスターズ/フローズン・サマー(2024年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

個人的にシリーズの中で一番ホラーのウェイトが高かったなと思った。今作でもスライマー出てきてちょっと嬉しかった笑
世代交代感強めで最初悲しかったけど、共闘してくれて改めてオリメンの良さ、フィービーたちの
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ゴーストバスターズ/アフターライフ(2021年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

オリジナルの世代と次世代をこんなにも上手い具合で組み合わせた映画が、かつてあっただろうか。
個人的にゴーストをバスター、というよりは家族愛の暖かみが残る映画だった。イゴンの登場が1番感動。本当に泣ける
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アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

4.1

見終わって初めて3時間あったことを知った。そのくらい時間なんか気にならず、画面に釘付けになれる作品。
水中でのシーンが多い中、あの完成度を保ちつつ、独特の海洋生物までも完璧に作り上げてくるのだから本当
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アバター(2009年製作の映画)

4.0

この映像美を2009年時点で作り上げられてしまっているのがすごい。
ストーリーは王道中の王道だと思う。ただ、そこに映像の美しさと、ナヴィの人、星に関する設定の精密さが厚みを持たせている。映画館で見れた
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エイリアン4(1997年製作の映画)

4.0

リプリーとコールの絶妙な関係性が凄く良かった。仲間までは行かずとも、いざとなればそれぞれを支え合える深くも浅くもない関係。
最終作なのかはまだ分からないけれども、これでシリーズに一度終止符を打った、と
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エイリアン3(1992年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

面白くなかったという訳では無い。ただ、、、ニュート死んじゃった😭😭😭
この感情が初め1時間ずっとつきまとう。
そして1、2の完成度、ストーリー性があまりに高かったから、少しもたつきは感じてしまった。
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エイリアン2(1986年製作の映画)

4.0

1が未知への恐怖とすると、2は再来への恐怖って感じ。リプリーの前を向き続ける精神があったから乗り越えられた壁だなと、改めて尊敬。
ニュートとの孤独なもの同士の深い絆が、短い期間で家族愛に変化するのもす
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エイリアン(1979年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

こんなに精巧な作りのSF映画が70年代に既に存在していたというのに驚き。そして監督がブレードランナーの方と聞いて納得。
奇妙かつ気味の悪いエイリアンに1人で果敢に立ち向かうリプリー、という強い女性像の
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ヴィレッジ(2004年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

ミッドサマー的なカルト、集落系のお話かと思いきや、約ネバ的な外の怪物との戦いのお話かと思いきや、まさかの展開。人間の弱さと純真さの表裏一体さを表す映画だなと思った。
推しに感情移入しちゃう良くない癖が
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ゴーストバスターズ2(1989年製作の映画)

4.0

もう正直この3人(+2人)がやいやい言いながらゴーストをバスターしてくれるだけで、ファンとしては十分。シリーズ物って2でガタッと崩れちゃうのも少なくないけど、全然そんな違和感も感じず、めちゃめちゃ楽し>>続きを読む

ゴーストバスターズ(1984年製作の映画)

4.0

アニー・ポッツ目当てで見たらまんまとハマった。ゲオにDVD借りに走るくらいにはハマった。ホラーとコメディのどちらもおざなりにせず、かと言って傾きすぎるわけでも、レベルが高すぎるわけでもない。フローズン>>続きを読む

きみに読む物語(2004年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

一途な男性の作品で好きなのいっぱいあるけど、これは一線を画してた。ノアが一途なのももちろん泣けるんだけど、アリーがノアに恋し続けてるのが個人的に1番涙腺を壊された。

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

4.0

あくまでストーリーにおける『序』のはずなのに、展開もストーリーもすごく良い。2を見逃したのは一生の不覚。

チケット・トゥ・パラダイス(2022年製作の映画)

4.2

バリ島なだけあって景色がめっちゃ綺麗。本当にこの映画大好き。いつもは冷静で落ち着いた大人なふたりが、相手にだけ感情的になってしまう特別感がすごく好き。バリ島行ってみたい。

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

冬のシーンで大号泣した。ひと夏の恋であったとしても、その経験って凄く大きく感じられるものだし、そのたった数ヶ月の間に相手を一生離したくなくなってしまう。オリヴァーの環境が少しでも違えば、2人は結ばれて>>続きを読む

Summer of 85(2020年製作の映画)

4.0

本人たちの間でしか分かり合えないものってあるよねって。そんな映画。もーなんというか、ティーンエイジャーの恋愛って時に行きすぎるところまで到達してしまう。

あと1センチの恋(2014年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

えぇ!?ちょっと、、、え?!みたいなのがすごい多いけど、でもそれって意外とありふれてる事象で、ハッピーエンドに落ち着いてくれて良かった。挿入歌のとある曲はまじで耳に残ります。

神は見返りを求める(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

変化による人間の怖さ、変化していないからこそ変化した人間に対して恨みを持ってしまう人間の怖さ、色々な人間の怖さを描きながらもラストは切ないに落ち着くの、感情のジェットコースターすぎた。

マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

4.0

窪田正孝がめっちゃかっこよかった。あらすじも予告映像も何も見ずに見たけど、正解すぎた。変な前情報なしに見るのが1番良い作品だと思う。

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