水色猫さんの映画レビュー・感想・評価

水色猫

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パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

3.8

人と人のご縁とは、そういうものなのだなーと言葉はわるいけれど
確認することになった気がする。

彼と彼女は初恋、お互いの初恋にこのようなことを経て
ピリオドを打ったのだと思う。
二人共にとても満足の行
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八日目の蝉(2011年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

まず、書き忘れないうちに
音楽、音、響き方とか鳴り方、テンポ、間の取り方
とてもよかったし、それはかなり映画を豊かにしていると思った。

女性が子供を産むこと、育てること
愛した人の子供を産むこと
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満月の夜(1984年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

路面が濡れていて空は曇ってる。
雨上がりなんだなぁー独特のグレー
80年代のフランス(パリ)の空気を味わえただけで嬉しくなってしまう。

主人公の彼女は一目置かれて有名ですが
私はなんかあまり好きにな
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

公開時観て、かなりよかったです!
音響良い劇場を選んで正解でした。

主人公たちの若さ(青春)の熱量の純度が目一杯はじからはじまで効いていた!
腹筋が疲れるほど込み上げるもの多し

観ている途中、
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ママと娼婦 4Kデジタルリマスター版(1973年製作の映画)

4.8

未だかつて味わったことのない映画体験でした。

他の方の言葉を借りれば
「観る前には戻れない」
それほどの言葉にならない感情に感電した様な体験
では、観ない方がよかった?と聞かれたら
「いや、観てよか
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マイ・エレメント(2023年製作の映画)

4.6

男女間、親子間
人間関係の基本的なものがしっかり柱になっているように思いました。

ほのおちゃんのヒールの音がよかった!
自分はかなりウェイド体質なことも判明、、。
好みの色合いは風のお姉さんのパープ
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午前4時にパリの夜は明ける(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

観たのが少し前のため残っている印象を、、。

図書館勤務のシャルロットに久しぶりのデートが待っていて
彼女の仕事上がりを待つその男性に会う時、口紅をぬっていないことに気付いて同僚の友人からリップを借り
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エドワード・ヤンの恋愛時代 4K レストア版(1994年製作の映画)

4.0

初めて観る監督作品

群像劇と聞いて興味を持って観ましたが自分とはテンポがあわなくて
前半ほとんど入ってこないのでこのまま見続けていいのかためらいましたが立席する勇気もなくそのまま、、、。
後半は伝わ
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I am Sam アイ・アム・サム(2001年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

BSつけたらやっていたので観てしまった、、。
サムがショーン ペンということがエンドロールまでわからなかった(⁉︎)
お嬢様も可愛いのですが、、
ミシェル ファイファーが美しすぎて、好きすぎます。💙🩵
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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

5.0

なんてゼイタクな時間だったのだろう。
二人(カラムとソフィー)のヴァカンスの中に自分も居たような、、

何も語らないのに
たくさんのことを語っている。

映画を観て
こんな優しい気持ちになれたのはいつ
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怪物(2023年製作の映画)

4.2

子供たちの持っているどうしようもない純粋さが充分伝わってきて、観終わって暫く思い出すと胸の奥がじんわり痛かった。
瑛太さん、サクラさんも熱演でしたが
田中裕子さんと港のシーンが特によかった。
彼女以外
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遺灰は語る(2022年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

本編は少しうつらうつらしてしまったので
印象に残った短編の感想

少年は少女をたまたま落ちていた長めの釘で刺してしまうことになる
あの取っ組み合いの場に居合わせたら、、なんか成り行きのように、、
それ
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グラン・ブルー完全版 -デジタル・レストア・バージョン-(1988年製作の映画)

3.0

男性の精神的ロマン(永遠の譲れない部分)を追求するとあのようなラストになるのだろうか、、。
ジャックの眼差しは彼女を通り越えた先の遠いところに焦点があるように映った。
ジャン レノ=エンゾの存在がこん
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クレールの膝(1970年製作の映画)

-

大人の狡さ
主人公は自分の欲望を自分の理想の形で満たすことが出来て
少女の方は慰められたと受け止めてるっぽい
ウィンウィンの関係だからok でしょ?
みたいなのがイヤだった。

ローラ役のベアトリス 
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ベニスに死す(1971年製作の映画)

4.0

終始、主人公のおじさんが恋の病に一人で苦しんでいるのが辛かった。
もう一回観たい。原作読みたい。解説必要。
あの少年の髪を「ハチミツ色」と表現するのは
なんかとてもニクイです。