ちゅうざんさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ちゅうざん

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フェイク(1997年製作の映画)

3.0

アル・パチーノとジョニー・デップの共演、バディって設定だけで観る価値ある。実話を元にしてるとはいえ、これだけ台詞回しがユニークで面白い映画も珍しいような。

地獄の黙示録(1979年製作の映画)

4.0

午前10時の映画祭で鑑賞。「狂気」をまざまざと見せつけられた。戦場という極限の環境下で人間は如何ようにも恐ろしくなれる。フランシス・フォード・コッポラ監督が「ゴッド・ファーザー」から本作へと制作を行う>>続きを読む

フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

4.0

#フロリダプロジェクト
観た人みんなが褒める映画ではないと思う。だけど、俺は美しいと思った。目と鼻の先には煌びやかなディズニーリゾート。夢の国に打ち上がる花火や響き渡る音楽を共有していても、その暮らし
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明日に向って撃て!(1969年製作の映画)

4.0

アメリカンニューシネマと言えばこれ!男の映画、バディ映画と言えばこれ!十数年ぶりに見返したけど、やっぱり面白い。特にロバート・レッドフォードの色気ときたら。。。これ見るとより、サンダンス映画祭にいつか>>続きを読む

帝一の國(2017年製作の映画)

3.5

くだらなくって痛快で愉快!政治のあり方や民主主義の中で人を選ぶことの難しさと愚かさを楽しく観れる。面白かった!

アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年製作の映画)

3.0

情報量多くてお腹いっぱい!でも、続きが観たくなってしまうんです。さすが!

トレーニング デイ(2001年製作の映画)

4.5

こんな長い一日、配属一日なんて嫌ですわ(笑)。先日観た「孤狼の血」は本作のオマージュもあるとインタビューで読んだこともあって、観てみたけど納得だった。正義とは何か、と聞かれても答えに詰まることが世の中>>続きを読む

不夜城 SLEEPLESS TOWN(1998年製作の映画)

3.5

90年代の新宿歌舞伎町が舞台だけど、東アジアの架空の街みたいな世界観がカッコいい。

彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

4.0

白石和彌監督の「孤狼の血」を観て、松坂桃李さん、竹野内豊さんが前作でも出てたということで鑑賞。前情報なく鑑賞しましたが、まったく予想外の映画でビックリ!こんなにピュアな物語とは思わなかった。ピュア、と>>続きを読む

孤狼の血(2018年製作の映画)

4.5

血湧き、肉踊る。っていうのはこういうことなんだ!と教えてくれる映画でした。色々なところで語られているように、日本映画はある時期から元気が無くなったとの声を聞く。確かに、ヤクザ、任侠映画に興奮するなんて>>続きを読む

スティーヴ・アオキ: I'll sleep when I'm dead(2016年製作の映画)

3.0

以前、新木場のAGEHAで彼のパーティプレイを見て以来のファン。ステージの上からはイメージできない彼の圧倒的な努力と壮絶な経験値を垣間見れる。業界や職種を超えて響くものがあります。カリスマと呼ばれる人>>続きを読む

さらば青春、されど青春。(2018年製作の映画)

1.0

たったの2時間で、まるで永遠かのような時間を感じさせるウルトラ映画でした。目的が布教なのだから面白い必要はないのかもしれないですが。決して面白いとは思えなかったけど、千眼美子としてスクリーンに戻って来>>続きを読む

日本で一番悪い奴ら(2016年製作の映画)

3.0

実際の事件を描いていて、悲劇としか言いようのない現実も俯瞰して眺めると喜劇にすら思えてくる。主人公の諸星が歩んだように、すべての人にとっても真っ直ぐ歩んでるつもりが一つ一つの選択や誤魔化しが、人生を変>>続きを読む

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

5.0

現時点での、2018上半期ベストムービー。そして、この先の人生の節々に見返したいと思う映画。

1983年夏。17歳のエリオと24歳の大学院生オリヴァー。北イタリアの美しい自然と街並み。眩しすぎる太陽
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パティ・ケイク$(2017年製作の映画)

4.5

夢に生きる者たちの華麗なる逆襲だった。彼女たちの繰り出す言葉に。リリックに。奏でるビートに。まなざしに。気持ちよくハートを射抜かれた。その真っ直ぐな姿は、夢を諦め、現実にも目を背けて生きる彼女の母親や>>続きを読む

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

4.5

面白い。よりも、楽しい。そして、嬉しい。そんな映画でした。観てよかった★

ザ・ウォーク(2015年製作の映画)

4.5

映画館で観ればよかった!と本気で思いました。今はなきNYのワールドトレードセンターのツインタワーを綱渡りで渡る男と仲間たちの物語。その無謀な挑戦に向かうまでの彼らのエネルギーに勇気を貰った。最後のシー>>続きを読む

太秦ライムライト(2013年製作の映画)

4.0

福本清三さんの立ち回りは勿論、その生き方、姿勢にとても感銘を受けます。以前、記者として働いていた頃、本作の公開に合わせて主演の山本千尋さんにインタビューをさせていただきましたが、山本さんの語る福本さん>>続きを読む

ニワトリ★スター(2018年製作の映画)

3.0

鑑賞中からずっと苦しくて、劇場を出てしばらくボーッとしてた。スクリーンに映される人々の中に自分と似た経験をしていた者がいたからだ。正直、好きな映画とは言い難い。だけど、それ以上に、救いにも似た気持ちも>>続きを読む

ハブと拳骨(2006年製作の映画)

3.0

沖縄にかつてあった空気が劇中に流れてた。その空気は今なお、この島に漂っている。映画としての細かなツッコミ所以上に引きこまれる世界観が素敵な作品でした。

インサイダーズ 内部者たち(2015年製作の映画)

4.0

騙し合いの応酬がおもしろい。目を覆いたくなる描写や間抜けな描写も、作品の世界観を壊さず成り立ってて惹きこまれました。

タイタニック(1997年製作の映画)

5.0

午前10時の映画祭のおかげで、子供の頃、劇場公開時以来21年ぶりに鑑賞。ジャックとローズの恋愛模様だけでなく、登場するすべての人物が、とても人間臭くて魅力的で美しくて悲しかった。

極限の状況で、人は
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パシフィック・リム(2013年製作の映画)

3.0

菊地凛子さんが素敵。特撮好きなので惹きこまれた。

娼年(2018年製作の映画)

3.5

鑑賞者の7〜8割くらい女性だった。平日の夜。仕事帰りの方や学生や主婦たち。そのほとんどが笑顔で劇場を後にしていた。心から笑い流せる内容じゃないと思うので、きっと彼女らにとって何かしらの“救い”とも言え>>続きを読む

グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

4.5

公開直後に観た時もいい映画だと思ったけど、二度目の鑑賞でとても素晴らしい映画だと心から思えた。歌も音楽もいいけど、なにより台詞がいい。夢に生きる人生、家族愛、仲間の存在、現実に立ち向かう勇気を教えてく>>続きを読む

オクジャ okja(2017年製作の映画)

4.0

韓国のポンジュノ監督がメガホンを取ったNetflixオリジナル映画。劇場公開してないという理由で、カンヌ国際映画祭では映画として扱うのか賛否両論だけど、本作は紛れもなく素晴らしい映画です。食料問題、食>>続きを読む

裏切りのサーカス(2011年製作の映画)

4.5

映画はエンタメである以上(個人的意見)、観て楽しい方がいい。だけど、アクションに頼らずにスパイの世界を魅せてくれる本作には拍手を送りたい。一度観ただけじゃ見落としてるものがたくさんある気がしてならない>>続きを読む

クソ野郎と美しき世界(2018年製作の映画)

3.0

ポップアイコンでありスーパーアイドルであり時代の象徴でもあった「SMAP」から飛び立つという意思を伝えるための映画でした。稲垣・香取・草彅という個々の魅力が味わえると期待したのだけれど、魅せ方を心得て>>続きを読む

青い春(2001年製作の映画)

4.5

ヒリヒリとする。若き日の松田龍平、新井浩文、高岡蒼佑、忍成修吾、塚本高史、瑛太(表記がEITAだった。。笑)

ジャッキー・コーガン(2012年製作の映画)

1.5

アメリカ🇺🇸は国家じゃない。ビジネスだ。の台詞のための2時間だった。ブラピカッコいい。けど映画としては個人的に退屈だったな。。

レッド・スパロー(2017年製作の映画)

3.5

スパイのリアルさを見た気がする。お約束のド派手なアクションなんかじゃなく、裏の裏をかく、一歩先をいく。敵も味方すらも騙す。拷問シーンや追い込まれていく描写に引き込まれます。

ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

4.0

言葉を武器に国を時代を世界を動かした人。チャーチルという人物は政治家以外の面でもとても魅力的なので昔から好きだったけど、本作でさらに好きになった。ゲイリーオールドマンに拍手です!

ブラック・レイン(1989年製作の映画)

5.0

数年ぶりに鑑賞。日本とハリウッドの豪華キャストってのは勿論だけど、特に松田優作さんの存在感!!!当時、癌の病の中で撮影し公開後一ヶ月で急逝(撮影期間中、病のことは現場の誰にも知らせてなかったらしい)。>>続きを読む

ドラえもん のび太のドラビアンナイト(1991年製作の映画)

4.0

思い出補正強かったかも。子供の頃はあんなに夢中でのめり込んだのに。でも、十分おもしろいとは思う。主題歌が神がかってて今でも僕のベストソング。

インファナル・アフェアIII 終極無間(2003年製作の映画)

4.5

シリーズ3部作の最終章。かなりスピリチュアルというか映画のテーマでもある仏教の「無間地獄」のまとめ。悪行を重ねた者が最後は自身の罪悪感によって自滅していく様がありありと描かれてる。しかし、それに至るま>>続きを読む