kuroereiさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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パシフィック・リム アップライジング(2018年製作の映画)

5.0

夜の海に立つイェーガーよろしく、重厚で分厚かった前作と比べ、今作は軽くてライトでごちゃごちゃとせわしない。
KAIJYUも出番少ないし、主人公もどこか頼りない。イェーガーはスマートで没個性気味だし、ア
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キング・アーサー(2016年製作の映画)

2.5

たるいよ!

聖剣が力を存分に振るうアクションシーンは素晴らしいのに、それ以外の全てがつまらない。

アーサーの成長とか修行を飛ばしたとこ、最初は好印象だったんだけど、後々話が進むにつれてこの主人公に
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スター・ウォーズ/最後のジェダイ(2017年製作の映画)

4.5

スカッとした。
破壊なくして想像なしとはよく言ったもの。

謎のアウトローの扱いとか、腑に落ちない部分も多々あったけど、最後のジェダイのタイトルの意味を理解できた事で全部許した。

一番ひどいスターウ
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劇場版 Fate/stay night Heaven's Feel I. presage flower(2017年製作の映画)

4.6

大満足である。

キャラクターが多い作品は確実に余り物が生まれる。何故なら、いちいち全員に構ってたら物語のテンポが悪くなるし、伝えたいことがブレてしまう危険があるからだ。
だからこそこの映画は燃える。
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

5.0

ベイビーおぉベイビー! まさかこんなに泣けるとは!

パーマ頭に童顔のクソダサ青年が、iPodにスイッチ入れてハンドル回せば史上最高のクレイジードライバーに切り替わる。

最高かよ!

このキャラク
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もしも昨日が選べたら(2006年製作の映画)

3.8

ありがちな話だし、ベタなオチなんだけど、1つ1つの小ネタが妙に面白く、キャラクターの個性やシチュエーションの面白さで乗り切られたような映画。

チープ極まりない内容ながら、名シーンが割と多くて結構楽し
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HiGH&LOW THE MOVIE(2016年製作の映画)

5.0

すっごい情報過多なのにすっごい単純ですっごい熱くてとにかく喧嘩である。

主演エグザイル、ストーリーはギャング抗争、キャラ多すぎ、ドラマの流れから見ないといけない、等の非常に高いハードルを覚悟して見た
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バトルシップ(2012年製作の映画)

5.0

1年ぶり3回目の視聴だが、観るたびに味わい深くなる映画だ。

設定の矛盾、動機の弱さ、物語の粗さ、どれもこれもひどいが、結局面白いのだから仕方ない。

スペース・スクワッド ギャバンVSデカレンジャー(2017年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

とにかく十文字 撃が好きだ。
無鉄砲で未熟だが意外と素直でとにかく熱い!
初代ギャバンは男の中の男であり、伝説そのものなんだけど、2代目にはそれに追いつこう、超えようっていう気概が迸っていてたまらんの
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LOGAN ローガン(2017年製作の映画)

3.9

ウルヴァリン映画としては満点に近い。

結末はあまり好きじゃないけど、彼の望みや人生の孤独、ミュータントとしての苦悩、色んな要素に決着はついた。そういう意味ではテーマに対して半端な感想の多いXメン映画
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シュガーマン 奇跡に愛された男(2012年製作の映画)

4.4

ただのドキュメンタリー映画ではない。
南アフリカの英雄、ロドリゲスの正体を追うミステリーであり、30年かけたサクセスストーリーであり、音楽の可能性を突き詰めた奇跡のドラマであり、デトロイトから南アフリ
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(2017年製作の映画)

5.0

楽しかった。
ずーっとずーっと楽しい感情が突き抜けていった。
世界中の悲しんでる人々にこの映画を捧げたい。
俺はこの映画を見ている間なら永遠に幸せでいられるだろう。

スターロード! 切ない!
ガモー
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エヴァリー(2014年製作の映画)

3.7

売春婦がヤクザを皆殺しにします。そんだけ! 素晴らしい!

売春婦が警察へのタレコミバレて、逆上して皆殺しにしたおかげで、売春宿でヤクザを迎え打たなきゃいかなくなりました。
これは燃えますよ。燃えざる
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E.T.(1982年製作の映画)

3.8

今更である。
どうにも名作映画って一度機会を逃すとしばらく見れなくなって困る。

超感動作で、家族で見たい映画トップ3に必ず入るって感じの印象を持っていたので、緊迫したシーンや衝撃展開の多さに結構驚い
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午前7時35分(2003年製作の映画)

3.8

内気な男の僅か数分間だけの世界への反逆、そんな映画。

タイトルであり、主題歌でもある午前7時35分が哀愁満載なのがホントに切ない。

とにかく余韻があるね。またみよう

バーバレラ(1967年製作の映画)

3.3

エッロ!
開始数分で全裸を披露し、道中常にエロい目に遭わされるヒロインにワクワクものです。

時代が時代だけに作りはチープながらも、内装モッフモフな宇宙船とか、液体生物とか、遠未来セックスとか、SFと
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

3.9

恐ろしく良く出来た映画。
ゴジラは実在しない怪獣で、この映画はいわばシミュレーションであるはずなのに、キャストの鬼気迫る演技が緊迫感を生み、可能な限り現実の日本に寄せた演出が観客を没入させ、まるでゴジ
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天使にラブ・ソングを…(1992年製作の映画)

5.0

100回見ても面白いと思える映画ってなかなか無いよ。
必ず同じシーンで笑っちゃうし、歌が流れ出せば絶対に身体が踊ってしまう。

大人になってから見ると、楽しい楽しい!以外にも色々考えながら観られるのが
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スーパーマリオ/魔界帝国の女神(1993年製作の映画)

3.3

キノコ食えよ!
ボム兵ショボいよ!
ヒロインと結ばれろよ!

とまあツッコめばキリがない映画。

小学生くらいの時にロードショーで見て、面白いかどうか以前に全然マリオじゃねぇぇぇぇ!と笑って以来の鑑賞
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処刑教室(1982年製作の映画)

4.2

精神をかき乱される。
どこからがターニングポイントだったかといえば、多分ピアノだったんだろうと思う。あの時にすべて茶番にできたし、馴れ合う未来もあった。
この教師は正義を捨てるには若すぎたし、生徒は正
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のるかそるか(1989年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

どうしようもないアンダードッグがバカツキで勝ち続ける、ただそれだけの映画。

前半は正直、マジカスのギャンブル狂い共を失笑気味に眺めていたんだけど、中盤からはこいつらの狂熱に当てられて、痛快な気持ちに
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ウォーキング・ゾンビランド(2015年製作の映画)

1.8

ツイッターのアカウントがなくなったと聞いて嘆く保安官が1番面白かったよ。

徹頭徹尾パロディだらけで、テンポも良いのにものすごーくたるい。

筋道が無いというのは本当に見ていてしんどい。パロディキャラ
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ラスト・ナイツ(2015年製作の映画)

2.2

疲れた。
まず演出が重い。
いかにも大事ですよってシーンが来ると、低音のBGMが流れ、スロー再生になり、台詞なし演技になる。
話の流れがそこでぶった切られるから、感情移入も出来ないし、映画に没入全然で
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ニンジャ・アベンジャーズ(2013年製作の映画)

3.0

ドゥユーリメンバー火渡り稽古?

とにかく雑で荒い。脚本家は30分で書いたのか?
チョコと海苔スナック買いに行ったら殺されるヒロインとか。
急に情緒不安定になってあばれる主人公とか。
意味もなく破壊さ
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ちはやふる 上の句(2016年製作の映画)

4.0

熱かった。素晴らしかった。
雅なタイトルと可愛いヒロインにすっかり騙されてました。

競技かるた。競う、とあるからには勝ち負けが勿論あるわけだ。
この映画の嬉しいところは勝ち負けを熱く描いてくれたとこ
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カンフー・ジャングル(2014年製作の映画)

5.0

最強は俺だ。
カンフーは殺人技だ。
命をかけて優劣を決しよう。

名言とは文字としての格好良さだけではなく、言葉を紡ぐ者の魅力も大事なんだな、と感心したよ。

とある連続殺人事件、それを追う警察に刑務
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ゾンビ・ガール(2014年製作の映画)

3.9

メンヘラは死んでも治らない。それがこの映画の教訓だね。

とにかく退屈しない映画だった。死に別れた元カノがゾンビになって会いに来たってシチュエーションでよくここまで話を書けるもんだ。
彼女がゾンビ化し
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ファンタスティック・フォー(2015年製作の映画)

1.9

科学実験の失敗で超人になった四人の男女が世界を救うヒーローになりますよ。
イイね、グッとくるね。しかもマーベルコミックス、面白いに決まってますな。

……燃えねぇ。ヒューマン・トーチはガンガン燃えてん
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フック(1991年製作の映画)

3.1

遅ればせながらロビン・ウィリアムスの追悼で観たんだけど、その意味では満足。
どこか大人になりきれないおっさんやらせたらこの人の右に出る俳優はいないね。
フック船長も名演だ。素晴らしい。

ただ、話はめ
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ロッキー(1976年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

ボクシング映画? ノンノン、これは男の魂の映画だよ。

小さな町のボクサーがある日チャンピオンの思いつきでタイトルマッチ組んでもらえる。
こうきたら必ず成り上がりの映画になるよ。普通はそうする。

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バグダッド・カフェ<ニュー・ディレクターズ・カット版>(1987年製作の映画)

4.1

どんなところにも末端ってある。世界の隅っこの誰からも忘れられた小さな場所。そこは息苦しくて夢も希望もありゃしない。

でも一生懸命な人は生きてる。

そんな一軒のカフェに素朴だけど素敵な魔法がかかって
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オデッセイ(2015年製作の映画)

3.9

マット・デイモン=タフという図式が成り立ってから随分経ち、その割にはアクション主体の映画以外にも出演多いなぁと思っていたんだけど、この映画で疑問が解けましたよ。
タフなだけだと普通はターミネーターに成
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コードネーム U.N.C.L.E.(2014年製作の映画)

3.4

スタイリッシュでクラシック、王道一直線なスパイものだった。

反目しながらも認め合っていくコンビ、エキセントリックで美しいヒロイン、とりあえずめんどくせー野望で盛り上がる秘密組織、ベッタベタだけどこう
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千年女優(2001年製作の映画)

3.7

演者は他人に成るのが仕事なんだけど、この作品の主人公はどんな人物を演じても自分だったんだよ。
生涯を賭けた出会いからクライマックスまでずーっと彼女は彼女自身を演じていたわけで、だからこそあのセリフなん
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パプリカ(2006年製作の映画)

3.9

坩堝って言葉を最近調べる機会がありました。
物質を溶解、灼熱するための耐火性容器。興奮、発狂した状態。種々なものが入り混じった状態。などを指す言葉です。

コレじゃね?

正にコレじゃねぇ?

とにか
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