kisaragiさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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メアリーの総て(2017年製作の映画)

3.6

これは以前観ようとして、観るに耐えず断念していた作品。改めて鑑賞して、フランケンシュタインについて知識は全くなかったけど、こんなに若い人がこのような窮地に至るなんて、想像を絶する世界だと思った。
夫の
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レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

3.6

美しい街並みとゆっくりと流れる音楽。その画を観ているだけでも素敵な気分になれる。
個人的に印象に残ったのはティモシー・シャラメ演じるギャッツビーがお兄さんに会いに行って、結婚相手の笑い方が嫌いで…とい
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.6

とにかく映像が美しい。キャストもいい。
でも、前情報なしに観たので内容を理解するのが難しかった。特に主人公ポールの母親役が善き人物なのかどうなのかが鑑賞しながらずっと??だった。映画を観るときは前情報
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マガディーラ 勇者転生(2009年製作の映画)

3.5

インド映画の悪役…もうどうしようもないくらいの悪者で、振り切れているところがいい。
バーフバリとRRRに比べると映像がちょっと物足りなかったけどバーフバリの原点だと思うと、納得。
現代的な物語より、歴
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翔んで埼玉(2018年製作の映画)

3.4

キャストの皆さんが当たり前だけど真面目に今作に取り組んでいるのが面白い。全力でふざけていて、笑えた。
関東出身の方はどんな風に思われるのか気になるけど、名産や有名人など、へー知らなかったと思うことも多
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アメイジング・ジャーニー 神の小屋より(2016年製作の映画)

3.0

父親のマックは娘を救えなかった自分自身を責め続け、自分の行動が妹の死を招いてしまったと罪悪感に苛まれる姉。
私自身は無宗教ではあるけど、神が人間の姿で描かれているところが、寄り添ってくれる人がいること
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灼熱の魂(2010年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

この映画は私の歴史の知識と語彙力のなさでは表現するのが難しすぎる。ずっと何かを抱え生きてきた母親のナワル。誰にも心を開かず生きていくことの苦しみ。拷問され身ごもったシーンでお腹を何度も叩く姿が観ていら>>続きを読む

溺れるナイフ(2016年製作の映画)

3.0

大友。純粋無垢。
友人としてでも夏芽に寄りそえたらと接する姿が切なかった。
ちょっと粗暴で掴み所のないコウと、キレイで光って見えた夏芽。お互いを神さんと思えるような存在で、この頃の年代だと大好きな人が
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ミスティック・リバー(2003年製作の映画)

3.6

仲の良かった少年達がある事件をきっかけに疎遠になり、それぞれの人生を大きく変えていく。
子どもの頃に誘拐されたデイヴが奥さんに過去の話をしているシーンは、様子がおかしく猟奇的にも感じられる。そこからま
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トレイン・ミッション(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

あー悪役そっちかー。の典型的なものに完全にはまった。警部が悪い人に描かれててどっぷり系かと思ったら…ちゃんとそいつには気をつけろと忠告までしてくれてたのに。
リーアム・ニーソンの安定の演技力。終着駅ま
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レンフィールド(2023年製作の映画)

3.8

もっとニコケイドラキュラ伯爵に活躍してほしかった。というか、出演して欲しかったかな。下僕のレンフィールドに畳みかけるシーンが印象的でニコケイ楽しんでるなと感じた。
こんな上司は嫌だ。な感じ。グロいシー
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スノータウン(2011年製作の映画)

2.5

レビューの点数をつけるのも難しい作品。
胸糞という感じではなく、もはや理解不能の領域。カセットにメッセージを残させるのも残虐過ぎて見ていられなかった。見なければよかったと久しぶりに思った。案の定見終わ
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隣人は静かに笑う(1999年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

オープニングシーンから不穏な空気。冒頭からこんなに心を掴まれる作品もなかなかない。
最初からマイケルを標的にして隣人として近づき、全ての罪をマイケル独りに背負わせる。最後まで観終わって、ということは冒
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15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

何が驚きって列車で起こった事の描かれ方の短さ。
ずっと気になっていて観たかった作品。実際の出来事。しかもその当事者が本人役を演じるって凄い。
いつ列車での事件が起きるのか…そこばかりに焦点を当てないの
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ジャスティス・リーグ(2017年製作の映画)

3.8

DCEU作品は順番通り観たつもりだったけど、今作は飛ばしていたようで鑑賞。
ワンダーウーマンの美しさと強さ。
バッドマンの執事アルフレッドの活躍。
久しぶりに観たヒーローたちの強さ、愉しかった。

風をつかまえた少年(2019年製作の映画)

3.8

実話の映画化は観て心揺さぶられるものばかりだと、改めて感じた。14歳という年齢で風力発電を実際に作るなんて…主人公のウィリアムが行動にしても頭の賢さにしてもこんな年齢でそんな判断ができるなんてというこ>>続きを読む

デビル(2010年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

エレベーター内での殺人の連続。誰が犯人なのか何が目的なのか…助けようとする警察や警備会社の人たちが、エレベーター内を防犯カメラの映像のみで判断するシチュエーションやカメラアングルが上手くて恐怖感が伝わ>>続きを読む

ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

4.0

何年も前に観て以来、久々の鑑賞。
いやー。ブラピがかっこいい。
すべてが、コピーのコピーのコピーの社会。凄く共感できる。
本当に欲しい物を欲しいと思って自分が消費しているのか、要らない物まで何かしらの
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エスター ファースト・キル(2022年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

冒頭の精神病院でのシーンが今作は一番ゾクゾクした。利用できる人を見極め、自分の思い通りに操るエスター。でも、前作に比べるとエスターがやっぱり大人に見える分、何となく怖さが半減してる気がした。
エスター
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スパイダーマン3(2007年製作の映画)

3.5

ピーターの葛藤もわかるけど、今作の行いはダメだと思う。人は人気者になりすぎると、こんな風になってしまう生き物なのかな。
いや、そんなことないはず。
MJもぶれることはあるけど、それは… ないよね。
2
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スパイダーマン2(2004年製作の映画)

4.0

おばさんの言葉も胸に刺さるし、ピーターがスパイダーマンとしてMJへの気持ちを伝えられないもどかしさ。MJにはもっとピーター信じてあげてほしいとは思うけど、そうなってしまうよねとも思うし、もどかしいな。>>続きを読む

スパイダーマン(2002年製作の映画)

4.0

“大いなる力には大いなる責任が伴う”
ピーター・パーカー。いい人過ぎて…もどかしい。本当優しさに溢れてる。
ノー・ウェイ・ホームを観てさかのぼって観てみたら…いい。完全にスパイダーマンのファン。

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

4.2

ピーター・パーカー。頼りなさげで、心優しい少年。今を生きるピーターと歴代のピーターとの絡み。もう最高。

レオン(1994年製作の映画)

4.5

数年ぶりの再鑑賞。何度観てもやっぱり良い。
マチルダ演じるナタリー・ポートマンは頭の回転も早くて、大人びた色気も感じる。レオンとの短い暮らし、もっと続いて欲しかった。単調なレオンの暮らしに新しい風を吹
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さらば愛しきアウトロー(2018年製作の映画)

3.8

ほぼ実話だなんて。銀行強盗がきて脅されているのに紳士的に思えたなんて、どんな風に接しても恐怖なはずなのに…
でも観ていて、彼が犯罪を犯しているように見えない。ラストの犯行も本当に辞められないんだなと思
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マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

3.5

前作を観てから随分時間が経って、懐かしいなと思う映像に嬉しくなる反面、あの頃のネオはもういないんだなと思って哀しくなってしまった。トリニティーとの永遠不滅な愛は相変わらず良かったけど、前作とはどこか感>>続きを読む

パターソン(2016年製作の映画)

3.0

詩に関する知識がない私にはちょっと難しいというか、双子やパターソンの妻が作り上げる白と黒のものに何か意味があるのかと考えてしまって、見終わってそれらも含め芸術的な作品だったんだろうなと思った。
同じル
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バンテージ・ポイント(2008年製作の映画)

3.5

それぞれの人物の視点から描かれる12時からのストーリー。最初は面白く感じたけど、巻き戻される回数が多すぎて、個人的にはうーん…となってしまった。好みの問題だと思うけど私は人物絞ってもっと掘り下げて見せ>>続きを読む

キーパー ある兵士の奇跡(2018年製作の映画)

4.0

公開当時、映画館で観たいと思いながらもタイミングが合わず、クリップしたままやっと今日観ることができた。サッカー、特にヨーロッパのサッカーが好きな私ですが、彼のことは知らなかった。
色んな偏見や対立があ
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ステージ・マザー(2020年製作の映画)

4.2

メイベリンが一人息子を亡くして、彼に関わる周りの人たちの母親のような存在になっていく、描かれ方が良かった。
メイベリンもリッキーに関わった人に触れ、知らなかった息子の人柄を知り、疎遠になっていた期間を
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パリタクシー(2022年製作の映画)

4.4

以前から観たかった作品。やっぱり観て良かった。
人と人の出会いはまさに一期一会。ビジュアルのシャルルの笑顔に惹かれ鑑賞したものの、最初は別人かと思えるほどの仏頂面。経済的に悩みながら生きているシャルル
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ハロウィン II(2009年製作の映画)

3.2

怖すぎる。なんの躊躇いもなく、容赦なく刺しまくる。目を背けたくなるようなシーンの連続。精神のバランスが壊れないわけがない。最後のローリーの表情…ゾクッとした。

ハロウィン(2007年製作の映画)

3.6

ハロウィンということで、鑑賞。シリーズも全く観たことがなくての初鑑賞。
幼いときもマイケルが仮面を付けたときの恐怖感が凄い。ゾクゾクした。マイケルの生い立ちがそうさせたのか…何とも言えない気持ちになっ
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秘密の森の、その向こう(2021年製作の映画)

4.0

子どもは大人が思っている以上に感受性が強くて、特に女の子は大人になるのが早いと改めて感じさせられた作品。母と子という関係性を演じる双子ちゃんのナチュラルな演技が逸脱。 あり得ないと思うような出来事も、>>続きを読む

余命10年(2022年製作の映画)

4.0

小松菜奈さんをはじめ、キャストの方が流す涙のキレイさが印象的だった。茉莉が母親に泣きながら死にたくないと涙するシーンで、父親役の松重さんが静かに涙を流す。胸がぎゅっと締め付けられた。
焼き鳥屋の店長役
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フロッグ(2019年製作の映画)

4.0

ストーリー展開が斬新。
あーこの人がサイコパスねと思ったら全然違った。母親をはじめ、みんながおかしくなってるように思える描かれ方が良かった。