パーモンさんの映画レビュー・感想・評価

パーモン

パーモン

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ミステリー・トレイン(1989年製作の映画)

4.3

日本人のパートめっちゃかっこいい
カップルがめっちゃかわいくてずっと見ていたい
真ん中のパートは個人的にダレた気がするが、最後のパートもおもしろくて全体的に考えるとめっちゃ面白い映画だった

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.0

成長物語という感想をよく見かけるが、自分はこの映画に何も意味はないように感じた。
登場人物全員が狂っている。確かにベラは成長しているけど特にラストのシーンで「結局ベラもアホでした」という意味のオチに見
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

5.0

めちゃくちゃ面白かった
セリフの応酬で話も割と難しいけどなんかずっと見ていられる
映像と音が凄くて映画館で見た方がいいと初めて思った映画だった
時間軸についてはそこまで難しいと思わなかった

博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか(1964年製作の映画)

5.0

ユダヤ人のキューブリックがこの角度で戦争やら冷戦やら原爆やら選民思想やらをバカにするのめっちゃかっこ良くて、映画監督としての意地を感じる
最後のストレンジラブ博士の語りがめっちゃ気持ち悪くて愚かで、そ
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パーマネント・バケーション(1980年製作の映画)

4.1

ジャームッシュのやりたい世界観が1番分かりやすく表現されている気がする
特に何も起こらないけどずっと見ていられるのがジャームッシュのすごいところ
映画の全体的にローなトーンがめっちゃかっこいい
派手で
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.3

システムめっちゃ面白い
見てて純粋に画が楽しい
意外とテンポが良い
難しくて2回見てもよくわからなかったけど嫌な難しさじゃない
見終わった後電車とか乗ってたら向かいにいるおじいちゃんは自分の未来なんじ
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インターステラー(2014年製作の映画)

4.2

伏線回収が見事だし、純粋に時間経過が惑星によって異なるというシステムも面白い
アカシックレコードをわかりやすく表現した映画だと思う
結末も素敵だけどちょっと切なくて心に残る

インセプション(2010年製作の映画)

4.5

システムが面白いしロマン的なところも詰まっていて純粋な感じもしていい
2時間半飽きずに見れた印象
あとはやはりラストシーンがめっちゃ良い

ダークナイト(2008年製作の映画)

4.4

ジョーカーかっこよすぎる
トーンがずっとローで渋い
哲学的なテーマもあって考えさせられる
かつ単純にかっこいいシーンもあるしバランス最高

メメント(2000年製作の映画)

4.1

単純にシステムがめっちゃおもしろい
ストーリーの展開もめっちゃいい
ただ時系列が難しくて後半ついていけなくなってしまった

ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

4.8

ホラー映画だけど画の撮り方がおもしろくてストーリーや怖さ以外でも惹きつけられる
顔が全員怖くて良い
シンプルにストーリーの展開がめっちゃ上手い
急に来るグロシーンも笑ってしまう
最後の怒涛のラッシュか
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アイズ ワイド シャット(1999年製作の映画)

3.9

面白かったけどキューブリックに求める映画ではなかった

フルメタル・ジャケット(1987年製作の映画)

3.8

前半は面白かった
後半はまるで違う映画みたいだし楽しみ方が自分にはよくわからなくて自分には理解できなかった

シャイニング(1980年製作の映画)

4.2

ホラーというホラーではないけど気味の悪い世界観が面白い
やっぱり撮り方と色彩が完璧
散りばめられている伏線も楽しい
ジャックニコルソンが怪演過ぎて笑える

バリー・リンドン(1975年製作の映画)

2.0

昔の外国がテーマなので価値観とかが分からず共感しずらい
長すぎる
村の雰囲気とか宮殿とかはシンプルに綺麗だったけどもっとキューブリック独特の視点の美しさを織り交ぜてほしかった

時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

4.8

色彩感覚が美しい
画面の狂気と音楽や撮り方が良い意味でアンバランスで惹きつけられる
登場人物が全員怖くて最高
人間の限界と欲深さが表現されているような感じ
哲学的なテーマも感じるし単純に見てても楽しい

2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)

5.0

画が綺麗すぎる
人智を超えたものは確実にあるけど人間には理解できないということを明確に表現している
ワンショットが異様に長いのもなんか良い
最後のホテルのスイートルームみたいな世界観めっちゃ好き

ロリータ(1962年製作の映画)

4.1

とりあえずロリータがめっちゃ魅力的
過激なシーンを省略してるのか、ハンバートとロリータがいつからどこまでの関係になったのかがわかりずらかった
ロリコンがそこまで気持ち悪く描かれていることもなく純愛もの
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インランド・エンパイア(2006年製作の映画)

4.5

最初の15分くらいからついていけなくなって後の2時間45分はまじで意味がわからない
でも意味がわかるようにそもそも作られてないからただ浴びていればいい
インランドエンパイアは日本語訳で内なる宮殿という
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マルホランド・ドライブ(2001年製作の映画)

4.2

ミステリーとしてストーリーが単純に面白い
怖がらせ方がずるすぎるくらい急で純粋な感じがしてとても良い

ただ自分はリンチには伏線回収とかは求めてないからちょっと残念な気持ちもあった

ストレイト・ストーリー(1999年製作の映画)

2.9

シンプルな展開や兄に会うために芝刈り機でひたすら道を走る様など色んな意味でストレイトストーリー
リンチがめっちゃわかりやすい映画を作るとこんな風になるのかという感じ
もちろん映画としてわかりやすい設定
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ロスト・ハイウェイ(1997年製作の映画)

3.9

全体的にデビッドリンチ味があって意味がわからなくて楽しいし、それぞれのキャラクターも際立ってて面白い

ただ意味がわからないのは好きだが、時系列をぐちゃぐちゃにして意味をわからなくするのは意味をわから
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ワイルド・アット・ハート(1990年製作の映画)

5.0

ぶっ飛んではいるけど実は純愛映画
とても純粋な映画にリンチなりの味付けがふんだんにされてある
見やすいしリンチも浴びれるしシンプルにストーリーとして面白いし言うことなし

ブルーベルベット(1986年製作の映画)

3.8

面白かったけど普通にサスペンスだったからちょっと物足りなかった
リンチの狂気性が感じられるところもあったけど自分はもっと浴びたい

砂の惑星(1984年製作の映画)

2.7

駄作と聞いていたけどほんとに駄作
心情説明がほとんどナレーションで行われるから見応えがない
話がややこしいし長い

これを作る時リンチがプロデューサーかなんかに「7時間くらいになっちゃうけど良い?」っ
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π〈パイ〉 デジタルリマスター(1998年製作の映画)

4.3

映像と音楽が斬新でカッコ良すぎる
話のテンポが良くていい
デビッドリンチとキューブリックの感性を併せ持つという評価を見たけど、特にイレイザーヘッドと2001年宇宙の旅のハイブリッド感があった
でももち
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エレファント・マン(1980年製作の映画)

4.0

話としてシンプルに面白いしリンチならではの世界観も相まっていた
ただイレイザーヘッドのようなリンチ100%を浴びようとして見ると肩透かしを喰らう感じ

トップガン(1986年製作の映画)

3.0

めちゃくちゃストレートかっこいい面白い
ザ80年代
面白かったけどストレートすぎて物足りなかった

マチェーテ(2010年製作の映画)

4.0

バカバカしいけど良い意味でバカが露呈されすぎてなくて飽きることなく楽しめる
ダサいとかっこいいのスレスレのところだが、これも良い意味でダサいの要素が少し大きくて唯一無二の作品になっている

レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード(2003年製作の映画)

2.7

話がややこしすぎる
覚えてるシーンが一個もない
3時間くらいあるイメージだったが101分しかなかった
途中寝た

デスペラード(1995年製作の映画)

5.0

アホでカッコよくてダサい
良い意味で視野が狭い映画
爆発的で最高

エル・マリアッチ(1992年製作の映画)

4.1

漂うトーンがずっと良い
バカバカしさとかっこ良さとコメディ感のバランスがかなり秀逸
主役の垢抜けてない感とヒロインの可愛さでずっと見ていられる

フロム・ダスク・ティル・ドーン(1996年製作の映画)

4.5

前半と後半で大きくテイストが変わるが、前半が後半のフリに徹底されているわけではなく、前半だけでも充分楽しめる
なのに後半の大展開も観客に受け入れてさせて、かつブチ上がらせてくれる映画の構成がすごい

プラネット・テラー in グラインドハウス(2007年製作の映画)

4.9

バカで爆発的で何も訴えてくるものがなくてとても純粋な映画で最高だった
全てに意味がない

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