nnさんの映画レビュー・感想・評価

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夢の中(2023年製作の映画)

3.5

タイトルに引きずられ過ぎて最初は「ここは夢なのか?現実なのか?」と翻弄されてしまった。
赤が効果的。
カメラマン助手のショウの手足が長く、壊れたあやつり人形のごと。全体的に幻想的な映像なのだが、特に水
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カラフルな魔女~角野栄子の物語が生まれる暮らし~(2024年製作の映画)

3.9

オンライン試写会にて鑑賞。
「魔女の宅急便」の作者である角野栄子さん。
何から何まで素敵。
ワタクシ、特に「推し」とかいないし、誰かのファッション真似たいとか思った事ほとんどないまま生きてきた気がする
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大綱引の恋(2020年製作の映画)

3.6

我が青春を過ごした街が舞台。
懐かしい、少し寂れた街が、唯一にぎやかになる大綱引きの夜。

さよならくちびる(2019年製作の映画)

3.5

年末年始にテレビでやった映画を数本録りためていた。
ギックリ腰で体調不良で家事も何もかもやる気が起きない今。
今でしょう、見るのは!
と見始めた。
まずは大好きなドラマだった「Dr.コトー診療所」の映
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バッテリー(2006年製作の映画)

3.6

これは若いうちに観る映画ね。
この歳になるとついつい母親目線で観ては、そっちで涙する。
林遣都氏や仲野太賀氏、蓮佛美沙子氏が、今や素晴らしい俳優さんになられている事に感慨深いが、バッテリー組んでたキャ
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漁港の肉子ちゃん(2021年製作の映画)

2.9

色々豪華な割に期待はずれ。
原作はもっと違った記憶。

勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

2.8

あらすじだけ読むと面白そうだったので、お正月のテレビで放映されたものを録画して鑑賞。
若い頃、まあまあ自分もこじらせてたような記憶があるので面白がって見始めるも、なんか違う。
こういうのって脚本が自分
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パーフェクト・ドライバー/成功確率100%の女(2020年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

韓国映画にハズレなし」はワタクシの名言(・・・)
って、言うほど見ていないけど。

タイトルで、なんとなくはわかるけど、一応あらすじを・・・

“ワケあり”荷物を届ける特殊配送会社「特送」。天才的なド
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コンフィデンスマンJP 英雄編(2022年製作の映画)

3.4

ドラマを全く知らなくて、いきなり映画(プリンセス編)を見て、どっぷり騙されたくち。
いやあ、やられたわ、面白かったわ!と思って、今回もワクワクして見始めるも、もう手口はわかったわという目で見てしまうか
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アイネクライネナハトムジーク(2019年製作の映画)

3.6

お正月にテレビでやる映画で観たいものを録画しておいた中の一本。
と言いつつ、原作が伊坂幸太郎氏であるというだけの知識のみ。
だから、誰が出るのかとか、そもそものジャンル分けとしたら何に入るのかとかもわ
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母の聖戦/市民(2021年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

オンライン試写会にて鑑賞。
またも自分の無知さ加減を痛感しながら観る。
メキシコと聞いて、思いつくのはトルティーヤ?ワカモーレ?コロナビール?・・・って、食べ物くらいしかない・・・
かろうじて場所はわ
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母性(2022年製作の映画)

3.8

ママ友Sさんから連絡が来て「映画見に行かない?」
「母性」か「わたしのお母さん」が見たいという。
その二択?
いや、確かに彼女が、実母との関係にずっと悩んできたのは知ってるが、映画くらいそういうことか
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あちらにいる鬼(2022年製作の映画)

3.4

オンライン試写会にて鑑賞。
ワタクシ、文学にせよ映画にせよ、なんなら人物ですら、不倫にまつわるもの(人)は避けて生きるようにしている。
それなのに、トヨエツ見たさで応募して、当たってしまったので、観る
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こちらあみ子(2022年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

オンライン試写会にて鑑賞。
原作は芥川賞作家今村夏子さんのデビュー作らしい。未読。今、図書館に予約を入れた。
映画が良かったから?
いいえ。
映画として、フィクションとして、エンタメとしての目で見ると
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大河への道(2022年製作の映画)

3.5

千葉県香取市。市役所の総務課に勤める池本保治(中井貴一)は、市の観光振興策を検討する会議で意見を求められ、苦し紛れに大河ドラマ制作を提案。思いがけずそれが通り、郷土の偉人、伊能忠敬を主人公とする大河ド>>続きを読む

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.0

アカデミー賞発表されましたね。
で、映画大好き我が娘が「コーダ」を観に行こうと誘ってきました。
基本的に「映画と化粧品に金を出さない」主義の母ですからね、どうしても金出すんならレディースデーだろと思っ
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.9

娘が、休日は映画をはしごすると言う。
そして、帰りは車で迎えに来て欲しいと。
最初、一緒に観に行こうかと思うも、どちらの映画にも食指が動かない。
すると娘が「じゃあ、ママ達は、『ドライブ・マイ・カー』
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コンフィデンスマンJP プリンセス編(2020年製作の映画)

3.9

前作に衝撃を受けたので、今回は心して食い入るように見た。
が、今回もワタクシの読みのさらにその上を行くストーリー。
個人的に一番騙された感があったのが、コックリと呼ばれてる少女。
え?広瀬すずちゃん出
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ヴォイス・オブ・ラブ(2020年製作の映画)

3.3

オンライン試写会にて鑑賞。
いゃぁ、ワタクシってつくづく洋楽を知らないなあと思い知らされましたし、世界を常識的に知らないなあとも思いましたし、やみくもに試写会に応募するのは遠慮しなさいと思いました。
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私はいったい、何と闘っているのか(2021年製作の映画)

3.8

オンライン試写会にて鑑賞。

始まってすぐに、うひゃほっっっ!となる。
原作「つぶやきシロー」とあったから。
知らんかった???といきなりテンションが上がるワタクシ。
ワタクシ、つぶやきシロ
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君は永遠にそいつらより若い(2021年製作の映画)

3.8

オンライン試写会にて鑑賞。
芥川賞作家津村記久子氏のデビュー作「君は永遠にそいつらより若い」の映画化。

まずキャスト。
主人公ホリガイに佐久間由衣さん。
ホリガイにとって重要な役どころにな
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サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

オンライン試写会にて鑑賞。
面白かったですよ。
出てくる俳優さん達をほとんど存じ上げないところも(実際知ってたのは朝ドラに出てた板橋駿谷氏だけ)新鮮な感じ。
主役の子ハダシに至っては、元乃木坂の
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グリーン・カード(1990年製作の映画)

2.5

なんの予定もない日の午後、TV放映にて鑑賞。
ラブコメディと紹介されてたと思うが、コメディ要素はあまり無い。
そもそも、素敵な庭付きアパートメントに住みたいがゆえに偽装結婚するという設定はアリですか?
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ハピエスト・ホリデー 私たちのカミングアウト(2020年製作の映画)

2.9

オンライン試写会にて鑑賞。

いきなり余談からですが、昨日、甥っ子が結婚相手を連れて我が実家に来ました。
おじいちゃんは間に合わなかったけど、おばあちゃんには会わすことができてよかったね!
と、ほのぼ
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.8

全く予備知識なく、昨日テレビ地上波にて「パラサイト 半地下の家族」鑑賞。
え?え?え?こういう感じの話だったの???
もう少し軽めと言うかコミカルなものを想像していた。
R12指定というのも、色
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GOGO(ゴゴ)94歳の小学生(2020年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

オンライン試写会にて鑑賞。
これは以前見た「世界の果ての通学路」を撮ったパスカル・プリッソン監督の作品。
この「世界の果ての通学路」もすっごくよかった。
道徳の時間に子供らに見せてあげて欲しいと思った
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君の結婚式(2017年製作の映画)

3.8

これ、高校時代に素敵な恋をした人にはめっちゃ刺さるんじゃないだろうか。
それほど素敵な恋をしたわけではないワタクシですら、く〜っ!切ないっっ!ってなるくらいだから。
そして、自分の恋を振り返っても
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