nnさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

アナと雪の女王(2013年製作の映画)

3.4

日本のアニメが大好きだからか、この立体的なのを受け付けない。
トイストーリーを食わず嫌いなのもきっと同じ理由だな。
いい人と思ってた人が、ぢつは一番の悪人だったという筋書きも、得意ではない。
逆ならい
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君の名は。(2016年製作の映画)

3.5

未だ満席。
夫婦割で鑑賞。
えへへ、夫婦割でっせ!と照れる必要もないくらい老若男女な顔ぶれ。
これは、もう、らっどうぃんぷすの力が大きいと言い切る。
ストーリーは、時間が前後する、好きだけどよくは理解
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バケモノの子(2015年製作の映画)

3.0

ジブリ映画以来、声優さんを俳優さんがやるのが普通になってきて、
アニメ声が嫌いだから、それはそれで嬉しいことなのだが、下調べなく見始めると、ついついこの声は誰だ?と、そればかり気になってしまう。
好き
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

3.9

幼稚園の頃、初めて見た映画がゴジラだった。ただただ怖かった。
それ以来か、生まれ持っての性格か、怖い映画は観ない主義。
でも、もうだいぶ大人だし、話題作だし、ってことで鑑賞。
面白かった。
初めて登場
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怒り(2016年製作の映画)

3.9

吉田修一✖︎李相日コンビは『悪人』以来苦手としている。
だから、これもきっと苦手、と覚悟して見に行く。正解。苦手。
でも、これに出た俳優さん達には、皆さんに今後一目置く!と思うほど凄かった。
渡辺謙の
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セトウツミ(2016年製作の映画)

4.0

全く期待せず行ったからか、逆にすごく面白かった。
ただ、言葉遊び的なところが面白いのについていけず、ビデオだったら巻き戻せるのに!と思いながら観てた。
菅田将暉君演じるセト君と、池松壮亮君演じるウツミ
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裸足の季節(2015年製作の映画)

3.0

予告編や、チラシなどの綺麗な写真のイメージで、勝手に、キラキラした明るい映画を予想していた。
ところが、キラキラは最初の辺りだけで、どんどんどんよりしたものへと変わっていく。
姉妹が綺麗な子だらけゆえ
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ぼんち(1960年製作の映画)

3.1

高田世界館にて。
フィルム上映。こんなにフィルムの音ってするんだ。
女優さん達の綺麗さと、市川雷蔵の、今風なシュっとした優男が織り成す昭和にタイムスリップ。
今となっては、時代も男女関係も、商売や家や
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永い言い訳(2016年製作の映画)

3.7

試写会に当たったので、何も考えず友人を誘い見に行く。おおよそのストーリーというか、導入部分とか知ってたつもりだったのに。
始まってすぐ、主人公の妻が交通事故死。そこではっとする。隣に座る友人は、十年前
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海街diary(2015年製作の映画)

4.5

たいてい、原作を読んでからの映像には辛口なのだか、これはとても良い。
最初キャストを聞いた時、次女は違うわぁ〜とか、勝手に加瀬君は理学療法士の役だと思い込んでたり。
でも、全てが上手くいった奇跡的な仕
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ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

4.5

素晴らしい作品だった。
基本的にこういう系統は苦手という意識で見始め、辛いシーンやきついシーンに顔を歪め・・・
ラストが近づくにつれ高揚感を抑えきれない自分に気づく。
ラスト。思わせぶりなエンディング
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あの日の声を探して(2014年製作の映画)

3.5

「良かった!」というにはあまりに残酷でせつなくて・・・
使い古された言葉「戦争が人間を壊す」を改めて実感。
それ以上にショッキングなのは、この映画の舞台チェチェン紛争が起きている時に、自分がちゃんと大
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シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

3.9

文句なく面白いし、美味しいし、翌朝にはサンドイッチを食べるでしょう。

Mommy/マミー(2014年製作の映画)

4.0

グザヴィエ・ドラン監督作品の映画を見るのは『私はロランス』に続き二作目。
今回のMommyは、ストーリーも映像美も格段に進化していると感じた。
彼の心の奥に流れるもの、表現したいものは同じなのかもしれ
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