第二次レバノン戦争(2006年7月〜)
イスラエルがレバノンに侵攻して3日目にフランスからレバノン入りして撮影された映像とフィクションで構成された作品
俳優は4人のみであとは現地にいた住人、ジャーナリ>>続きを読む
1948年 イギリス統治が終わったパレスチナの地で起きたナクバ
実在の人物の身に起きたことに着想を得た作品
岡真里先生トーク付き
『ホロコーストの記憶の政治利用』に図らずも加担している私たちという視>>続きを読む
Odessaにて
欲を言えばセッションがもっと長ければ満点
それでも観ている間は絶対に目がキラキラしていたし、少し感涙、笑い、共感した。
みなさん本当にドラムを愛している
チャドのチャーミングなオ>>続きを読む
映画は世界を知るための入り口
と同時に真実を伝えているとは限らない
それでも映画を観ただけではわからなくても、関心を持つことの大切さはあるはず。
インド カシミール地方に住む少年ハーミドの成長譚で>>続きを読む
実際に起きた事件を元にしたフィクションで、迷宮入りしている殺人事件とそれを追う刑事たちの物語。
勝手に事件に取り込まれて精神的におかしくなるストーリーだと思っていたら、そうではなく犯罪と向き合う刑事>>続きを読む
人間は夢の成分で構成されている
復讐と赦し
テンペストを元にしていることもあり絢爛豪華な舞台を観ているような気分になるし、登場する本は美術品のよう。
英国ロイヤルバレエスクール出身のダンサー マ>>続きを読む
慣れと無関心が生む残酷さ
何もナチスの時代だけではない。
今この瞬間もあらゆることに見て見ぬふりしている我々へのメッセージが含まれている。
そして音の恐怖…と不快さ
アカデミー賞前夜先行上映(の>>続きを読む
ケイレブ・ランドリー・ジョーンズの独壇場。
+忠実な犬たち(犬ギャング)
IN THE NAME OF GOD…
ラストの画が強烈。
犬たちの活躍(演技)が凄い。
劇中で使用される選曲センス良き>>続きを読む
未体験ゾーンの映画たち2024
不死身なネイビーシールズが保護対象を救出に向かうも…
周りは敵しかいないところをたった1人で対峙するあり得ないレベルの戦闘能力。
舞台は米国撤退間近のアフガニスタン。>>続きを読む
シュミット監督少年時代の想い出
祖父母の経営していたホテルが取り壊されることになり、頼まれて思い出の品を探しに向かった先で甦る
少年時代の楽しかった記憶と大人たちの世界を幻想的にノスタルジーたっぷりに>>続きを読む
17世紀に実在した人物の死因の謎を巡る取材対象の世界に嵌まり込み、心理的にパラレルワールドに入り込んでしまった記者の男の物語。
スリラーはたまたホラーな雰囲気でラストのあのシーンは記憶に残る。
埋>>続きを読む
至高の映像体験
素晴らしい映像の世界観に圧倒され続ける166分
(ストーリー以上に世界観を愉しむ作品かと。ふと冷静に全宇宙にしては北と南とか小さくね?と思うもそれは野暮というものだ)
砂の世界も>>続きを読む
理解しているつもりでいるだけで本当のところ何もわかってはいないという現実を突きつけてくる極上のブラックコメディ。
多様性や平等を偽善的かつ声高に謳い迎合する社会を皮肉たっぷりに描き、家族の物語でも当>>続きを読む
数に溺れる。。。
エキセントリックで最後に向けて結末は見えるものの、あの数字には背筋も凍る。
けっして忘れることがないであろう最後のカット。
3人のシシーに不利益しかもたらさない傲慢な存在は用済み>>続きを読む
生物は死ぬと朽ち果てる。
生命活動が止まると腐敗し始め、それを分解するものが存在するという当たり前のことを改めて目の当たりにする。
エキセントリックな人々と執着心。
シュールなラストが強烈。>>続きを読む
上流階級かつ英国らしさ満載のシニカルなスノッブ
絵画がそのまま映画になったような美しさ
(精緻な構図は画家を志していたから至極当然なんだろう)
そこにあるはずのないものたちの違和感と
ゲームのよう>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
悪くはないが響かなかった。
家族の再生を中心としたテーマは良いし、海外の監督でこんなに日本の葬式をしっかり描き、キャストは皆さん(特に木村多江さん)は良かったのですが。
感動ものだろうけれど心が動>>続きを読む
仕事のストレス発散したく、急遽鑑賞。(再見)
死は生の一部。
人間誰もがいつかは終わりを迎えて、天国の扉をノックする。
ラストはじんわりとするテンポの良い軽快なコメディで音楽は最高。
ラスボス ル>>続きを読む
どこまでもJLGだった。
すべてが私が知るJLGの映画の要素が凝縮された20分。
未完の予告であり遺言という映画についての宣言なのか。
また観たいが配信されるのだろうか?
サンローランプロダクショ>>続きを読む
秩序と崩壊
無垢な存在というか素直すぎて周りの言いなりヤノーシュが出会う鯨。
長回しは全く気にならない。それどころかその長回しの瞬間も画がバチバチにキマりまくっている。
長回しは役者に逃げ場がなく>>続きを読む
本名Messiのスヌープくん、パルム・ドッグ賞受賞🏆
スヌープくんの演技も見もの。
真実と真相、無罪と無実。
同じようでいてそれは似て非なるもの。
落下するのは…
家族であっても自分以外の人間が考>>続きを読む
実話ではないが、境遇として実際に起きていたことをベースにした作品。
スリリングでまるで実際に起きたことのように感じられる。
ゲリラ戦はもちろん手強いけれど、空爆の威力を改めて思い知らされる。
スクリ>>続きを読む
タイカ・ワイティティ監督、マイケル・ファスビンダー主演の実話に基づく感動で涙するヒューマンコメディ。
人生で大切なものに気付かせてくれて、何事も諦めないことが大事であることを教えてくれる、再生の物語。>>続きを読む
若さゆえの狂騒を捉えた現在・過去・未来
時間という太陽により溶ける存在・雪だるま
存在は消失した後も記憶として残り続け、第三者のような視点で語る過去。
当時からみた未来は一切語られることはない。彼女>>続きを読む
微睡と喪失のロードムービー
バルカン半島3部作、どれもタイトルが素敵でクリップしたまま過去2作は鑑賞を逃してきたことを後悔。
北マケドニアとボスニア・ヘルツェゴビナの街並み。
ボスニアのスポメニック>>続きを読む
唯一無二の世界観、179分破綻することなく魅せるブラックでシュールな悪夢に圧倒され、胎内回帰を思わせるところから行き着く圧巻のラスト。
作家性というか発想を映像として完成させる力が凄いというのが一番の>>続きを読む
女2人の逃避行ロードムービー。
5年くらい前の午前十時の映画祭で鑑賞した際のツイートを振り返って読んでも泣いたとあるが、今回も最後の方は涙がずっと止まらなかった。
男性に虐げられて侮辱行為を受けて>>続きを読む
悪行の限りを尽くしながらも何処かに背徳感を感じている荒んだNYの刑事LT。
シスターの赦す姿に悔い改めるも、、、
神の前では人はみな罪人
赦しと罪の報酬…
ハーヴェイ・カイテルの演技力よ。
冬の陽だまりの如く優しく穏やかに包み込み、心の深いところにまで沁み入る作品。
原作未読。
三宅唱監督新作ということで楽しみにしていました。
余白、余韻、丁寧な演出に世界観。
16mmが持つ温かさ>>続きを読む
解説文配布あり。
時間がなく読む間もなく上映開始。
「マハゴニー市の興亡」不知。
ドイツ語も数字やichくらいしかわからず、ストーリーが全くわからない…まま、オペラを聴きながら前衛アートを体感する。>>続きを読む
エリック・ロメールの編集技師だったセシルドキュジス監督作品集。
短編3本立ての最後はいきなりのドキュメンタリー作品。
『パンの配給』はアルジェリアの独立直後の難民たちを捉えたもの。
それまでの恋の>>続きを読む
エリック・ロメールの編集技師だったセシルドキュジス監督作品集。短編3本立て
エリック・ロメールっぽい作品あり。
『失われた夜』はチラシにある通りロメールの世界かも。
チネマ・リトロバート映画祭
エリック・ロメールの編集技師だったセシルドキュジス監督作品集。短編3本立て
エリック・ロメールっぽい作品あり。
『イタリアへの旅』
あの手の男はイヤだね。
チネマ・リトロバート映画祭
劇場鑑賞推奨。
音響の良いスクリーンがお勧め。(時間の都合で諦めたけど開始早々後悔した)
スピルバーグ監督作品のリメイクミュージカル映画。
後から口ずさめるようなインパクトある楽曲はなかったものの、>>続きを読む
ソビエト支配下にあったエストニアが舞台の同性愛をめぐる実話に基づいた作品。
エンドでのセルゲイ氏ご本人の写真あり。
エンドロールの後のワンシーンが…KGBの恐ろしさを物語る。。。
宗教で同性愛が禁>>続きを読む
ラストで初めて理解するタイトルには様々なものが詰まっていて秀逸。
喪失と映画愛…そして再生(希望的観測)
始まりと終わりの二面性
ヤヌス像が意味するものが最初はわからなかったが
あちこちに伏線が>>続きを読む