paraさんの映画レビュー・感想・評価 - 34ページ目

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エンド・オブ・ザ・ワールド(2012年製作の映画)

4.5

ハープ・アルパートの曲を聴いて、久しぶりにこの作品を鑑賞。

地球滅亡までの最後の時を、
普通の人々はどう過ごすのか。

ロードムービー。そして音楽を楽しむ映画でもある。選曲が絶妙。

滅亡ならば絶望
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007/カジノ・ロワイヤル(1967年製作の映画)

4.2

90年代にシネマロサで「唇からナイフ」との二本立てで鑑賞し、
お洒落なパンフレットとサイケなジャケットのサントラを購入。ついでにDVDも購入して今も大切にしている、そんなお気に入りの映画。
内容よりも
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男と女 人生最良の日々(2019年製作の映画)

4.2

劇場2回、Blu-rayで3回目。

ラスト15分の時間が特に愛おしくて購入。
美しい時間の映画。
緑の光線に何を祈ろうか。

過去のツイートを下記に。
ユーゴーの言葉、
「人生最良の日々をまだ生きて
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バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2(1989年製作の映画)

5.0

To be continued〜

Back ←to the Future Part II

みんな大好きBTTF

3月に劇場再鑑賞したばかりなのに楽しめる、グリコのキャラメルのような作品。

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ポゼッション(1981年製作の映画)

5.0

劇場鑑賞4回目

圧倒される2人の狂気と、
耳に残る劇伴。。。
時折、音楽が脳内再生されて無性に観たくなる。
取り憑かれる狂気。
狂気の純愛。純愛の狂気。

劇場鑑賞3回目
未見の方は機会があれば是非
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フリーソロ(2018年製作の映画)

-

鑑賞3回目でも手汗、足汗。
手を握って祈るように見守るボルダープロブレム。
劇場ではエンディングソングにも訳が付いていて、それがまた映画を表していたから少々残念。
彼の凄いところはクライミングの偉業
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死への逃避行(1983年製作の映画)

4.8

昔観た映画で、私の記憶の中に残る、好きなラストシーンの映画の1つ。
(先日、DVD購入!)

様々な人格になりすまし、もはや本当の自分がなくなってしまったような女(アジャーニ)と
亡くなった娘の影を重
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ガラスの墓標(1969年製作の映画)

4.8

ゲンスブールの劇伴が大好きで、、
当時はサントラ盤がなくて映画館で堪能する他なかったこともあり、1990年代に映画館で5回鑑賞した好きな映画。

ブルーの森の記憶があったけど、あれは自分の中で変換され
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グザヴィエ・ドラン バウンド・トゥ・インポッシブル(2016年製作の映画)

4.0

映画ではないから…と観ていなかったドキュメンタリー。これは自分自身の成長の為にも定期的に見返そうと思う。

天才が如何にして天才足り得ているのか。
閃き、イマジネーションを支える日常(山ほどのファッシ
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ホドロフスキーのサイコマジック(2019年製作の映画)

-

癒しってなんだろうか?
それぞれ抱えている問題は人の数だけあって、、
どんな形でも本人が癒されたと感じることが出来たらそれが癒し。
ホドロフスキー監督が真顔で、時にチャーミングな笑みを浮かべて施すサイ
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バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985年製作の映画)

5.0

To be continued!

何度観てもワクワク感満載の楽しい映画。
本当に名作。

笑ってホロリと泣けて、友情と愛と夢と希望と楽しい音楽と、映画の魅力が詰まった作品。

しかも楽しい細かな仕掛
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胸騒ぎの恋人(2010年製作の映画)

4.5

ムシムシ。気分はモヤモヤ。
こんな日はグザヴィエ・ドラン。
(先日来、新作に向けて集中的に見直したら、、すっかり重症ドラン病)
ドランの映画にはやはりフランス語が1番しっくりくる。

心の傷と再生。
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知りすぎていた男(1956年製作の映画)

-

オープニングと核心場面がリンク。
ヒッチコック監督。
サスペンスでありながらドタバタとした音楽映画。
オーケストラの演奏もじっくり聴かせて、
ドリス・デイの歌う♫ケセ・ラ・セラ。
ヒッチコック作品でも
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マディソン郡の橋(1995年製作の映画)

-

公開当時も鑑賞したけれど、あまり心に刺さらず記憶から抜けていた。
今回BSPで放送されたので録画鑑賞。

すっかり涙脆くなり、映画でボロ泣きする頻度が上がっているが、
自分が歳を重ねてみても、、やはり
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トゥーマスト ギターとカラシニコフの狭間で(2010年製作の映画)

-

映画としてどうか?と問われれば、微妙なのだが、
メッセージは確かに受け取りました。
そんな作品です。

不勉強で、本作で初めてトゥアレグ族を知り、彼等の置かれた状況を知る。
時節柄感じたのは、米国の黒
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アルマジロ アフガン戦争最前線基地(2010年製作の映画)

4.0

2009年 アフガニスタンのアルマジロに派兵されたデンマーク兵士達に密着したドキュメンタリー。

アフガニスタンを舞台とするデンマーク派兵に関する映画は他にもあるが、こちらはカメラマンおよび兵士のヘル
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エンドレス・ポエトリー(2016年製作の映画)

-

他人が決して入り込むことが出来ない親子関係。
心の奥底に燻り続ける…生きている限り。

作品にすることで、昇華、浄化、そして癒し(サイコマジック)される。

シュールな舞台演劇的で、美しい色彩と音。
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リアリティのダンス(2013年製作の映画)

-

音と美と独創と。
少年の心、親と子。
年を重ねたからこその想い。
胸に刺さる台詞。
なぐさみと苦しみ。過去との決別。

少年期トコピージャを去る。
最後にマネキンがちゃんと赤い靴を履いている。

今日
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ジョン・F・ドノヴァンの死と生(2018年製作の映画)

-

金や名声よりも真実が欲しい。
人の気持ちには「真実」はないのかもしれない。
哀しみの先にある希望の光。
光に照らされるからこそ生まれてしまう影。
死と生。

本作はドラン監督作品の「母と息子」集大成ら
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マイ・マザー(2009年製作の映画)

4.5

グザヴィエ・ドラン監督デビュー作
母親と息子。同性愛。
この後続くこの二大テーマ。振り返り観れば、デビュー作完成度高いけれど瑞々しい。
心象風景の具象映像が素晴らしい。
映像美と音楽が秀逸。

所謂反
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エレファント・ソング(2014年製作の映画)

4.5

記録。
ドラン主演。監督ではないけれど、ドランの世界。

映像、特にカナダの空気感がキリリと美しい。

2回目鑑賞で、実はいろいろと最初から核心をついていたことに気が付く。マイケルをよく知る師長の台詞
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トム・アット・ザ・ファーム(2013年製作の映画)

4.5

記録
ドラン監督映画は音楽の選曲が絶妙。
本作では、
♫風のささやき(オープニング映像がフランス映画!)
♫Sunglasses At Night(歌詞と場面が!)
♫Going To A Town(
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ライムライト(1952年製作の映画)

-

記録。

チャップリン好きですが、ライムライトは久々の鑑賞。

チャップリンは本当に作曲家としても素晴らしい。
美しく哀しく儚げで優しいメロディ。

晩年の名作故か、台詞の1つ1つが心に響く。
生きる
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わたしたちの宣戦布告(2011年製作の映画)

-

アップリンク見放題

記録

実話を物語にして夫婦本人達が演じている。

音楽の使い方がフランス映画。
タクシーの中で互いに好きなところを歌った歌が素敵。

この題材で日本ならば涙を誘うのだろうけれど
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若草物語(1949年製作の映画)

-

BSP 記録

オープニングがとても可愛らしい。
刺繍がとても素敵。

衣装や建物、内装。古き良きアメリカでこれもまた素敵。
ジャネット・リーもエリザベス・テイラーも美しい。
(エリザベス・テイラーは
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真珠のボタン(2015年製作の映画)

-

アップリンク見放題
記録

グスマン監督、光のノスタルジアとセットで。

こちらも非常に美しい映像。光、ブルーアイス、水、海、空、宇宙。そして自然の奏でる音。
水は形状を変える。水は生命を生み出し、
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光のノスタルジア(2010年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

アップリンク見放題

チリの近現代史を知らず、またアタカマ砂漠を知らずに鑑賞。

どのショットも非常に美しく、そのまま目に焼き付けたくなる。
常に我々は現在を見ているようでいて過去を見ている。
宇宙の
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精神0(2020年製作の映画)

-

仮説の映画館にて

共生
慈愛

あとは武者小路実篤の名言
「この道より我を生かす道はなし、この道を行く。」

壁に貼られていたり、額に入れられて飾られていたりする言葉。先生の生き方がそのまま。

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名探偵ピカチュウ(2019年製作の映画)

4.2

ピカピカ☆

今日の金ローで9回目(劇場6回、Blu-ray2回)。
9回目にして初めての吹替版。

個人的には断然字幕版推し。
特にピカチュウの歌うポケモンの歌はやはり字幕版!!
吹替では雰囲気が出
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ソウル・パワー(2008年製作の映画)

-

アップリンク見放題にて

記録

1974年ザイールで行われた音楽祭。
そのドキュメンタリー。もう少しLIVE映像楽しみたかったけど、ノリノリで。
LIVEの熱量は凄まじく。

行きの飛行機の中、皆さ
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独裁者(1940年製作の映画)

-

私はチャップリンの映画が大好き。
弱い立場にある市井の人々をペーソス漂わせながらも希望の光を抱かせる。
中でも上位に位置する本作。
BSPも録画して再見。
今年の正月に新文芸坐で鑑賞した時にツイートし
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キリング・フィールド(1984年製作の映画)

-

記録

実話に基づく映画。
前半のシドニーパートよりも、圧倒的に後半のプランパート。
特に国境を越えたところの表情に胸を打たれる。

久しぶりに鑑賞して感じたのは、虐殺もだけれど子供たちを洗脳している
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飢餓海峡(1965年製作の映画)

4.2

記録。

BSP

三國連太郎が素晴らしい。

ラスト。
津軽海峡から仰ぎ見る恐山。

流れ去る引き波に様々な感情、運命、業が飲み込まれいく。

タレンタイム〜優しい歌(2009年製作の映画)

4.6

仮設の映画館にて

大好きな特別な映画。
珠玉と言う言葉がぴったり。
劇場2回、今回3回目でも滂沱の涙。

ヤスミン・アフマド監督が描く優しさに満ち溢れた視点、寛容は、観るたびに胸に沁み入る。
マレー
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わたしはロランス(2012年製作の映画)

4.8

映像、音楽、どれも好きな映画。

特に心情描写する上から降ってくるシーン。

LGBTを描いているようでいて、
もっと普遍的な人と人の
魂のぶつかり合い、魂からの声、心の底からの愛。

お互いを強く欲
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巡礼の約束(2018年製作の映画)

-

記録

仮設の映画館にて

観たいと思っていたら、、、
なので岩波ホールをチョイス。

亡き人との約束を果たすためにチベット仏教の聖地ラサへ五体投地にての巡礼する。

映画のお話とは離れるが、
マニ車
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