モキュメンタリー兼ロードムービー。
最初はちょっと変わっていると感じていても最後にはタン先生が愛おしくなること間違いなし。
予告をみて面白そうと鑑賞しましたが、オカルトモノではなく人類の存在意義まで語>>続きを読む
実写のスリリングなカーチェイスが素晴らしい痺れるハードボイルド。
顔色変えない硬質な輝きのアジャーニ様が美しい。
アジャーニだからこそ醸し出せるこの冷たさが魅力的。
役名もドライバー、ディテクティ>>続きを読む
記憶に新しい相模原の障害者施設での事件がモチーフ。
理解があるフリをして綺麗事を口にする。
厄介なことや不都合なことに蓋をして隠蔽する。
社会で生きる以上本音と建前は存在する。
人間の暗部に焦点を>>続きを読む
ガイ・リッチー監督によるテンポの良いMI6スパイアクション。
ジェイソン・ステイサムはもちろんですが、
お久しぶりのジョシュ・ハートネットにほっこりし、全身から只者ではないオーラ放ちまくるイケおじヒュ>>続きを読む
アレンズワースの12ヶ月。
物理的に目に捉えることが出来る景色と目には見えない歴史の流れや重さを感じ、思考する映画。
JanuaryからDecemberまでの12ショット(1ショット5分)
それぞれ>>続きを読む
情報と映像作家の視点を極限まで削ぎ落とすことで逆に際立つ作家性。
アメリカの物流と大地の110分 40数カット。
全カット中に線路を走るのは、1つ車、2つは多分旅客列車、他は全て貨物列車。姿として>>続きを読む
ハマスとイスラエルのニュース。
イスラエルが黙っているはずもないし、イランとサウジはどうするんだろう。
今年のTIFFはイスラエルとパレスチナは1作品のみで、しかも恐らく鑑賞は出来ない。
Twitte>>続きを読む
ほぼ全く同じ会話を第一部フィクション、第二部ドキュメンタリーとしてまとめた不愉快な話。
全く同じ会話なのに、話し方やカメラや聞き手の雰囲気もあって同じに聞こえない。
同じ不快な話で不愉快度数が変わる不>>続きを読む
豚の屠畜と解体を2人の映画監督が撮影し、仲違いによりユスターシュが編集してまとめたドキュメンタリー作品。
小屋で飼育されている丸々とした豚がハムになり、ソーセージになる。
命を頂くこととは。
犬たち(>>続きを読む
「アリックスの写真」との併映。
ユスターシュの息子ボリス(冒頭のみ)とともに現れるユスターシュの祖母オデットへのインタビュードキュメンタリー。
ユスターシュによるカチンコもそのまま映る、フィルムが続>>続きを読む
「ナンバー・ゼロ」との併映の短編。
女流写真家アリックスが自身の作品を監督の息子であるボリスに見せながら解説する。
この作品は(も)2回撮影されたとのこと。
説明と写真の一致と不一致。
攻めてる写真>>続きを読む
日常生活を送る。
生きるとは、絶え間なく続く音の世界で動きそして移動することなのだ。
映画館を出たらずっと観ていた映像の延長線上にある日常が広がっていて感動した。
自分の目がカメラのように感じる。>>続きを読む
イタリアと旧ユーゴスラビア国境に位置する栗の森の村。
第二次世界大戦後の政情不安と貧困の村を舞台にしたお伽噺のような作品。
蓄音機やオルゴールが似合いそうな雰囲気で、映像はハッとする瞬間もある美しさ。>>続きを読む
イギリス英語の響きと抜群の選曲センスと映像の質感とカットの素晴らしさよ。
劇場で堪能する音と画は最高!なちょっとおまぬけクライムムービー。
ガイ・リッター監督の新作公開記念してのリバイバル上映。
キ>>続きを読む
生き馬の目を抜く金融業界が舞台の鑑賞後は心がざらつきゾワっとするスリラー。
2人の壊れゆく様に主演2人の凄まじいエネルギーを感じて、まるで紙で手をスパッと切ってしまったような痛みを味わう。
Netf>>続きを読む
トニー・ガトリフ特集 リストア版上映。
ルーマニアに暮らすロマの人々とフランスからロマの歌い手を探しに来た青年の交流そして音楽と愛と家族の物語。
ロマの音楽と踊りをふんだんに味わい、上映後も耳に残る>>続きを読む
トニー・ガトリフ特集。
ギリシャとトルコを行き交う音楽ロードムービー。
音楽を愛する主人公ジャムに生き生きとした命を吹き込み演じたダフネ・パタキアが大胆で逞しくカッコいい。(そういえばベネデッタでも>>続きを読む
マーク・カズンズ監督映画愛炸裂の作品。
逃避、欲望、孤独、時間、充実、高さの6章立て。
初期のサイレントやイギリス時代は殆ど未見(除く「バルカン超特急」)。
ハリウッドはレビューしていない作品が>>続きを読む
環境問題以上に適正価格について改めて考えさせられる作品。
安さの訳と高価格の理由。
ファッション業界でサスティナビリティとトレーサビリティを唱い、一石を投じるエイミーとクロエの冒険と挑戦ドキュメン>>続きを読む
ベストセラー小説の映画化ということもあり、しっかりとした良作。
脳の割引機能から始まり、視点が面白い。
Time after timeもストーリーに沿っていて良い。
驚いたのは♪zousan zou>>続きを読む
映画監督を取り巻くドラマで、鑑賞しているこちらも白昼夢を見ているような感覚になる不思議な作品。
映画の中の現実がどこで、劇中劇がどこまでで、悪夢がどれなのか、鑑賞しながら混乱してしまう。スリリングでい>>続きを読む
復讐の結果
シアター入口に「エンドロールの後にも映像があります。」とご丁寧に告知あり。
おまけ映像ではないため最後まで是非。
犬は忠義。
真田広之とドニー・イェンの非常に美しいアクションの所作が光>>続きを読む
シリル・ルティ監督トークショー付き
「たとえ希望が叶わなくても、我々は希望を持ち続ける」
映画を芸術にするために、革新を続けた人。
自ら伝説を演出するゴダールがゴダールたる所以。(なんのこっちや)>>続きを読む
大丸有SDGs映画祭にて
常に笑い合うダライ・ラマとツツ大教主の2人の対談が中心で、ともに苦難の道を歩きながら他者への思いやりを忘れずに、人間性と精神性の高さと魂の位の高さに感じ入り、人間として未熟>>続きを読む
コロナで見逃していたため、少し遅れて鑑賞。
ギャンブルの話かと思いきや、途中で当時の映像が挟み込まれ、アメリカが犯した罪の話だった。
囃し立てるUSA男も皮肉が効いている。
キャストもストーリーも大>>続きを読む
実際の事件をリアルタイムで描く緊迫の90分。
映画本編後のエンドロールは非常に重たい。
アメリカでは何件も白人警官によって罪のない市井の有色人種の人々が不当に殺害されている。
もしケネス・チェンバ>>続きを読む
実話に基づく…
事実は小説よりも奇なり。
フォードvsフェラーリを劇場で5回鑑賞したくらいなので、、いきなり4DXSCREENXで。
手に汗握る展開で引き込まれたし、想定外に2度もボロ泣きしたほど没>>続きを読む
町山解説付上映回にて。
ミツバチがスペイン人で、ミツバチの巣がスペイン。
登場人物の家族はそれぞれ異なる立場を表している。
フランコ将軍軍事政権下で自由に映画を作ることが出来なかった時代に、新しいスペ>>続きを読む
まさに揺れるとき
不安定で壊れやすい少年の心をジョニー役のアリオシャ・ライナールが好演し、リアルな感じで引き込まれる。
家庭環境に恵まれず、先の見えない現状から抜け出したい中で、担任教師との出会い>>続きを読む
夜のパリ、昼のパリ
さすがは花の都パリ。どちらも美しく絵になる。
そしてあのゲストハウスは素敵だな。
現役パリオペラ座バレエダンサー主役、その他も本業ダンサーや振付師(本人役)が出演しているため、ダ>>続きを読む
ラスト
6番を演奏始めるもよみがえる青春時代。
自信に溢れ、他者の意見に耳を貸さない成功を夢見るミュージシャンの現実がほろ苦い。
鏡の多用や面白いアングルのカメラが印象的で、鑑賞中よりも後からじわじ>>続きを読む
ルイ・ガレル主演・監督・脚本(共同)。
クライムコメディで随所に笑いが仕込まれており、鑑賞後は楽しかった〜映画観た〜な満足度。
ルイ・ガレルの才能とノエミ・メルランの見事なコメディエンヌが見もの。
ヴァージニア・ウルフの『オーランドー』未読。
ジェンダーの映画らしいが、説明皆無のアバンギャルドでカルトな作品。
オッティンガー監督は写真家でもあるとのことで画と色彩はバチバチに決まっている。
神聖>>続きを読む
人は自分のこともよくわからないのに、他人を理解出来るのだろうか。
罠は自ら作り出している魔物であり、狂気なのかもしれぬ。
当時はこの第3部があまりハマらずで、よく覚えていない状態で鑑賞。
夏川結衣>>続きを読む
採点して良いのかという思いから評価なし。
ユダヤ人の心情を慮り、心を寄せることは出来ても、到底理解することが出来ないナチスへの感情。
そのため鑑賞中に自分はビルケナウに観光として訪れる非ユダヤ人と同>>続きを読む
現代では叶わない豊かな時間、瞬間を捉えた作品。
(配信もされてはいるけれど、やはり劇場にて。)
写真家ユージーン・スミスが1950年代から1960年代初期に居住していたロフト内で録音したジャズセッ>>続きを読む