あーさんの映画レビュー・感想・評価

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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

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原作とは違う部分がいくつかあるけど空気感はそのまま残されてたのが良かった
期待してたよりも良かった
変声期の『紅』も良い感じだけど原作はあそこでもっと熱がこもってて好きだった記憶
まぁどれだけやっても
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一人息子(1936年製作の映画)

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小津が初めて監督したトーキー映画
U-NEXTのやつ音悪すぎるけど色々考えると仕方ないね
昔って映画館に行っても洋画は字幕無しなの?!

エドワールとキャロリーヌ(1951年製作の映画)

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90分間痴話喧嘩してるだけの映画を作っちゃうベッケルってやっぱりロマンチストだね!
痴話喧嘩だけだから途中でちょっと飽きたけど笑
終わり方が可愛すぎるよ…!
ジャン・ギャバンみたいな渋いおっさん出てき
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肉体の冠(1951年製作の映画)

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映画激ウマおじさんのジャック・ベッケルにしては凡作
脚本も演出も微妙なんだけどイマイチ乗れない一番の原因にファムファタール役のシニョレがゴツすぎるのがあると思う
ドライヤーと女性の趣味が合いそう
主人
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宗方姉妹(1950年製作の映画)

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小津にしてはシリアスにもロマンチックにも徹底しきれてない感じがする…
誰もが選択すれば幸せになれるのにって思う選択肢を愛する人との関係が中途半端にならない為に前向きに拒否するところがグッとくる
高峰秀
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猿の惑星(1968年製作の映画)

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記録漏れ
ネタバレくらった後に観たから印象に残らなかった

ホームドラマ(1998年製作の映画)

4.0

オゾンまだ3作しか観れてないから作家性を掴みきれていないけどこれが長編デビュー作は絶対とち狂ってるな(褒めてる)
始まり方絶対シットコムをいじってるし題名SITCOMのままの方が良いでしょ 
登場人物
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ヴァンパイア(2011年製作の映画)

4.7

今年暫定ベスト
自殺志願者を失血死させて血液を調達するヴァンパイアの話
大好きな岩井俊二の中でもトップクラスに好き
岩井俊二の映画には既存の価値観を壊す何かがあるしそれには背徳的な美しさが詰まっている
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カラマリ・ユニオン(1985年製作の映画)

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フランクという名前の沢山の男が理想郷を目指す
どんどん色々なフランクが死んでいくのが生まれたばかりの亀が海を目指すときに鳥に沢山食われるのと似てる笑
カウリスマキに関しては中期〜後期の小さな幸せを感じ
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ONE PIECE ワンピース THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島(2005年製作の映画)

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細田守の長編デビュー作がONE PIECEなのは結構意外
やっぱりこの人は大衆向け・子供向けの作品が多いけどホラー要素も持ってる監督
『未来のミライ』の東京駅のシーンとか観ても思った
ONE PIEC
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処刑山 ナチゾンビVSソビエトゾンビ(2014年製作の映画)

4.0

前作未見だけど冒頭5分の説明で全部分かったからありがたい
まずナチゾンビってのが訳わかんなくておもろいし主人公が右腕だけゾンビ能力発動できてゾンビ対ゾンビになるのも訳わかんなくて最高
内蔵の使い方って
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ベニスに死す(1971年製作の映画)

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カメラの動きと物語の進行が遅すぎて睡魔がやばい
多分めっちゃ寝た
美少年の登場シーンはルッキズムの塊だけどめちゃくちゃ効果的だからあれでいいと思う
ズームの動きはいちいち仰々しくてすごい違和感がある
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ボディ・スナッチャーズ(1993年製作の映画)

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「何か」に追い込まれていく映画は沢山あるからそこまで印象に残らず
人体破壊も中途半端かな
物語の伏線になりそうな設定を無視しまくってて逆に新鮮かも

突撃(1957年製作の映画)

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キューブリックの中でも同じく戦争が題材の『フルメタル・ジャケット』のせいかあまり有名じゃない作品
キューブリック初期らしい優等生映画って感じで後期を知っちゃうと物足りない
題名の割に敵に突撃してるの序
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春画先生(2023年製作の映画)

4.0

春画を題材に傑作を作れるのは塩田明彦しかいないと確信してたからか面白かったけど期待値上げすぎた感はある
春画をトリガーに欲望が爆発した変人たちの狂宴
もうちょっと春画をメインに扱って欲しかったかな
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ハート・オブ・ダークネス/コッポラの黙示録(1991年製作の映画)

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『地獄の黙示録』の制作ドキュメンタリー
ついに配信に来た
あの作品に充満する唯一無二の狂気は完璧主義のコッポラと撮影スケジュールを破壊していく役者や環境、金銭面との闘いから生まれたものだと分かってなん
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カインド・ハート(1949年製作の映画)

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お洒落で皮肉たっぷりなスタイリッシュロンドン流ジョークが詰まってるから好きな人は好きそうけど「さんまのお笑い向上委員会」みたいなアホなやつが好きな俺にはそこまでハマらなかった
無駄なBGMがないのは好
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第三の男(1949年製作の映画)

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ウェルズが監督脚本じゃないのか
そう言われても納得しそうなくらいウェルズ味あるけど無駄なBGMだけは違う
個人的にはストーリーもそこまでかな
『扉の影の秘密』とかもそうだけど霧の中に男のシルエットが浮
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ローラ(1981年製作の映画)

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ファスビンダーの中ではいまいち
同じ男男女モノなら『マリア・ブラウンの結婚』の方が良い
撮影がバルハウスじゃないこともあってか照明は凝ってるけど映像全体に強烈な尖り方もなかった
終わり方もらしくないな
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劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦(2024年製作の映画)

4.3

漫画をリアタイで最後まで追ってたから試合展開を全く覚えてないけどキャラはわかってる状態で観たからか細かいところに引っかからず純粋に楽しめた
ハイキューらしい厨二病全開な言い回しだったりも懐かしくて良か
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ハムレット・ゴーズ・ビジネス(1987年製作の映画)

4.0

初期の時点でドストエフスキーだけでなくシェイクスピアの名作をも自分で現代風にアレンジして映画を作る意欲が先ずすごい
『ハムレット』が元ネタだからめちゃくちゃ毒殺しまくっていて良い
テレビで人を殺すくだ
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白い花びら(1998年製作の映画)

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カウリスマキの中でも絶望度高め
コメディ要素が皆無だから他の作品の方が好きだけどサイレント映画を作るという試みは成功していると思う
『灰とダイヤモンド』みたいな終わり方がキマってる

牝犬(1931年製作の映画)

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ラングのリメイク版の方が好きかな
どの時代でも「非モテ男→女→モテ男」の順番に金は動く
あまりにも女がヒモに依存しすぎててあの結末もしゃあないよね〜としか思わん

カサブランカ(1942年製作の映画)

4.0

第二次世界大戦らへんのプロパガンダだけど今見ても面白い
映画の王道を作った伝説の作品
とにかくバーグマンが可愛すぎる
俺もバーグマンの瞳に乾杯したい!

最後の戦い(1983年製作の映画)

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「恐るべき子供たち」として比較されたカラックスのデビュー作とはまた違ったテイストのベッソンのデビュー作
何回観ても途中で寝落ちするから全部観るの諦めた
言葉を発さないという激ムズ縛りで作ってるけどそれ
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扉の陰の秘密(1948年製作の映画)

4.5

「完璧な部屋」を収集する男とその男を愛した女の運命
ラングの中だと一番好きかも
特に前半が最高
話の着地が個人的に好きじゃなかったのが残念
霧の中に男のシルエットが浮かび上がるショットが最高すぎる
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歩道の終わる所(1950年製作の映画)

4.0

警官が極悪人の父の呪いに抗う話
95分で収まるはずがないような話をこんなにも完璧にまとめるのが凄すぎる
主人公が余裕で罪を犯しているから感情移入ができなくてあまりノれなかったけど作品としての出来は高い
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怪物(2023年製作の映画)

4.0

1つの出来事でも見る人の数だけ生まれる真実
加害者でも被害者でも関係なく言ったもん勝ちになってしまう現在の日本とのリンクや批判も感じる
全体的に結構良かったけど演出面で色々気になるところがあった
特に
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ショーイング・アップ(2023年製作の映画)

4.3

まさかのハト映画🐦
作品制作もシャワー修理も拗れた家族関係も何も解決してないのに結果ちょっとだけ前に進んでいるのが相変わらず良いな
この感じは海外だとライカート、日本だと岩井俊二でしか味わえない
ハト
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ある用務員(2020年製作の映画)

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『ベイビーわるきゅーれ』は2作とも観たのにこれは未見だったから今更鑑賞
しょうもないギャグの切れ味が他の作品ほどないのが残念
やっぱあの女の子2人のセットが1番魅力的
般若ラップバトルだと超かっこよか
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ヨーヨー(1965年製作の映画)

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チャップリンやフェリーニ、キートン等のオマージュはしっかり入れつつも間違いなくエテックスの作品だった
個人的に笑わせる小ネタ一つ一つが長くていまいち面白くないからエテックスはやっぱり好きじゃないかも
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豚が井戸に落ちた日(1996年製作の映画)

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やっぱ初期のホン・サンスはびみょ〜
深夜にやってるよく分からん韓国ドラマみたい
ミソジニー強すぎ

うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー(1984年製作の映画)

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1未見
近くのTSUTAYAにも配信にもないずっと観たかった作品だから配信に来てすぐ観た
面白いけど期待しすぎた感じと能力持ち関西弁おじさんがでてくる感じが『東京上空いらっしゃいませ』を観た時と似てる
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機動警察パトレイバー2 the Movie(1993年製作の映画)

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仮初の正義の犠牲になった男が仮初の平和を破壊する
題材は面白いけど『イノセンス』と同じで押井守は本気出したらイマイチになっちゃうからある程度商業向けの制約があった方がいいと思う
これなら小説でいい

機動警察パトレイバー THE MOVIE(1989年製作の映画)

4.0

冒頭から蛇足なく暴走事件が起こるのが最高
篠原あんなバカそうなのにガリレオの湯川くらい科学的でぶっ飛んだ謎解きを披露しててびびる
聖書の引用だったり一見地味なつくりが流石押井守って感じで最高だし、この
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サムライ(1967年製作の映画)

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スタイリッシュに見せようとしてる感が伝わってくるのがイマイチ
ルーティンのような決まりきったリズムがある行動がもっと多い方が良い
意外とうるさいフィルムスコアも余計な仕事してると思う
アラン・ドロンと
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