このレビューはネタバレを含みます
久々のMCU映画だったのだが、映画のトーンがコロコロ変わってこんな感じだったっけ?と困惑しつつ、その不思議な感じがたまらなく気に入った。特に、スカーレット・ヨハンソンとフローレンス・ピューのパートは>>続きを読む
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カメラワークとアングルが非常に好みだった。先日見た三宅唱監督『ケイコ 目を澄まして』が頭に残っていたせいか、同監督の『君の鳥は歌える』が本作と重なり、未来を描けない刹那的な二人の若者というモチーフが>>続きを読む
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鳴り止まない喧騒とともに観客の目に映しだされる16mmフィルムの世界は、ケイコが目を澄ませて見ている世界とは全く対照的なものだろう。
冒頭のボレロのように重なり合っていくジムの練習音や何度も挿入>>続きを読む
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フリダの物憂げな横顔はもちろん素晴らしいのだが、アナの一挙手一投足から目が離せなかった。池に落ちてしまうシーンなんか、どう演出したのだろう?
めちゃアツかった。その方がカッコいいから、罰金払ってでも赤を足すという発想と実行力、見習いたいルールの破り方だった。マット・デイモンのスピーチも感動。お母さんの交渉力に脱帽。
作品内容については、自分の中で全くまとまらないし放心状態なので閉口。ただ、贅沢な映像体験やダイナミックなオーケストラと静寂なEVの往来、そして何よりケイト・ブランシェットの存在感には感動した。ここま>>続きを読む
タイトルシークエンスが激カッコ良くて、これを観ただけでこの映画は面白いと分かる。また、序盤で示される「命を狙われてる女性を無事目的地まで守り抜けるのか」というミッションが簡潔かつ推進力を持ったもので>>続きを読む
終始動きっぱなしのカメラワークと寄りのショットの連続で、それを小気味良い編集で繋いでくるのだからたまったもんじゃない。デ・ニーロをはじめとする役者たちの演技にも凄まじいエネルギーが宿っており、観終わ>>続きを読む
デルフィーヌの孤独感に共感できるか否かは人によって大きく異なるだろうが、何度も反復される彼女の突然の号泣を見れば、いかに彼女の抱えてるものがいかにシリアスか分かるだろう。
反復表現はシリアスを生>>続きを読む
ストーリーが面白いのは何よりだが、とにかく役者たちの抑制の効いた演技が素晴らしかった。
窪田正孝と安藤サクラの演技には大変感銘を受けた。個人的には、スナックでの清野菜名の余韻と刑務所での妻夫木聡の怒>>続きを読む
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フィリップ・シーモア・ホフマンやコナー(サクセッション)が出てるのには驚いたし興奮した。マイケル・カーンの編集も素晴らしかった。ただ、あまりにも研究者映画すぎて、ツイスターのデータがとれたことに対す>>続きを読む