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ファッション誌モチーフのタイトルシークエンスが最高にクールなだけに、オープニングナンバーの『Think Pink!』に面食らってしまい、なんだか気恥ずかしい気分になってしまった。ただ、これで免疫がつ>>続きを読む
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ただ街の様子を横移動で撮影しただけの冒頭のシーンが、クールで大変好みだった。ロベルトが登場してからの急激なコメディへの転換が面白く、「I scream」の合唱シーンとロベルトによるウサギを殺す母親の>>続きを読む
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雄大な自然と原初的なバイオレンスが、『レヴェナント』meets『プレデター』といった様相で面白かった。プレデターとの戦いを「駆逐」や「復讐」を越えた通過儀礼としての「狩猟」にみたてたり、薬草による体>>続きを読む
部屋でのダンスシーンが良かった。あと、タバコの向きを直してあげるやつ、何かの映画で見たけど思い出せない。オフビートの睡魔に判定負けした。
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映画の冒頭、最低限のセリフと街の喧騒の中で描かれるのは、ソ連諜報員とFBI捜査官による追走劇。『フレンチ・コネクション』のような駆け引きもなく、ここまでのサスペンスを引き出すのは、完全に日常に溶け込>>続きを読む
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恋愛への一歩が踏み出せない二人が、時代を越えすべてを捨てて橋から飛び降りる、典型的な「リープ・オブ・フェイス」映画。個人的に作っているアニメーションの関係で、たまたまエレベーターの起源を調べていたと>>続きを読む
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最高だった!人質の娘を救出するという大義にかこつけて、街を破壊し敵を殺戮する様は本当に爽快だった。
離陸中の飛行機から飛び降りるシーンしかりショッピングモールでのターザンしかり、どんなに荒唐無稽>>続きを読む
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“娘が誘拐”、“敵は人身売買を行う極悪非道な組織”と、大暴れが許される大義が丁寧に示されていただけに、ラストシーンを含め全体的に少しこじんまりとした印象を受けた。徹底したリアリズムによる誠実なアクシ>>続きを読む
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構図がどれも完璧で、山田演出もキレキレだった。特に、倍賞千恵子の絶望感を強調するため、往来する自動車の喧騒をミュートしてヒールの音だけを響かせる演出には痺れた。
また、『男はつらいよ』のさくらから>>続きを読む
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“スクリーンから飛び出した登場人物と恋に落ちる”というあらすじを観ての鑑賞だったが、自分の想像を越えるアイデアに溢れた作品で、かなりの衝撃を受けた。以下は、メモと感想を兼ねて自分の想像を列挙する。>>続きを読む
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非常にシンプルなストーリー構成に加え、エマニュエル・ルベツキによる圧倒的な映像で、2年ぶりくらいの鑑賞だったにも関わらずほとんどのシーンを記憶していた。特にグリズリーとの戦いはものすごい迫力で、終始>>続きを読む
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個人的には現時点での人生哲学とあまり相違なかったので、衝撃的な感動はなかったが素晴らしい作品だった。“生前の世界”の描写は、ジェリーのデザイン含め見たことのないものばかりで、制作陣のアイデアに感嘆し>>続きを読む
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ヒッチコック『知りすぎていた男』オマージュのオペラのシーンが良かった。バイクのチェイスシーンの迫力も凄かった。
ロバート・アルトマン映画の楽しみ方をまだ見つけられてない。(鑑賞したのは『ロング・グッドバイ』と今作の2作のみだが…。)
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あらゆる要素が高水準であったにも関わらず、特別何も残らない不思議な映画だった。期待していたデヴィッド・O・ラッセルのクレイジー成分は少なめだったかも。題材となった出来事や時代背景が深く分かればより楽>>続きを読む
最高でした!サイモン・ペッグにアーロン・ポール、何と言ってもフィリップ・シーモア・ホフマン。大好きな役者がたくさん出てきて、ストーリーもアクションも文句無し!
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映画冒頭、舞台は1975年のウェストバージニア州パーカーズバーグ。私有地の柵を軽々と乗り越え、3人の若者が夜のオハイオ川へと駆けてゆく。裸になって泳ぐ2人を水中から捉えたショットは、同年に公開された>>続きを読む
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何ともヘンテコリンな映画!冒頭で連発される「meanwhile」による場面転換は見たことのない演出だった。ただ、ワンシチュエーションのギャグがどれも冗長で、体感3時間くらいの映画に感じた。見所といえ>>続きを読む
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前作では少し控えめだった「色男」成分が強く押し出され、これぞトム・クルーズといった仕上がりになったイーサン・ハント。序盤のカーアクションの荒唐無稽さに笑みがこぼれ、ラストのバイクアクションには胸が熱>>続きを読む
ユーモアのセンスは間違いなくウェス・アンダーソンだった。
アレクシアの最高にクールなビジュアルは、『ドラゴンタトゥーの女』以来の衝撃だった。
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一作目と同じく、動機をミスリードさせて結局金目的なグルーバー兄弟。物凄い大金とはいえ理由がシンプルに金の悪役は清々しい。
地下鉄横転や地下トンネルサーフィンなど、見たことのないシーンもあって面白か>>続きを読む
★2022/10/23 2回目鑑賞
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前作の「悪人以外死なない、家族みんなで楽しめるクリスマスアクションムービー」を期待していたので、ウィンザー便の墜落にはショックを受けた。わざわざ墜落させなくても燃料によるサスペンスがあったし、マクレ>>続きを読む