みさんの映画レビュー・感想・評価

み

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

備忘録
ゴジラはまさしく怪獣で、人を蹂躙する怖さがあった。ビームもかっこいい。なんかゾンビみたいにジュクジュク復活する所はイメージと違ったけど。

主人公周りのストーリーは正直いまいちに感じた。個人的
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タイフーン TYPHOON(2005年製作の映画)

2.6

備忘録
『新しき世界』のイ・ジェンジェが好きで、こっちも観てみたらあんまり面白くなかった。

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.3

備忘録
原爆の父オッペンハイマー博士の物語。

ノーラン監督が大好きでハードルも上がってたかもしれないけど、これはあんまりハマらなかった。話が長いし、時系列イジって難解にしてるのも特に必要性を感じなか
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

3.8

備忘録
ジャズに魅了された田舎の少年が、世界一ののサックスプレイヤーになるため上京し、日本最高のステージ「SO BLUE」を目指す物語。

一部モーションキャプチャーになる所が違和感あったけど、全体的
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閉ざされた森(2003年製作の映画)

4.3

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備忘録
嵐のジャングルで演習中の米軍レンジャー部隊7名が、同士討ちの末に消息を絶つ。事件の日にいったい何があったのか解明すべく、協力者として尋問のプロである元レンジャーのハーディを招集する。

後半は
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アルピニスト(2021年製作の映画)

3.8

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備忘録
登頂困難とされる山をたった一人で次々と制覇している青年、マーク・アンドレ・ルクレールの人生を追うドキュメンタリー。

たまたま『フリーソロ』を先に鑑賞していたので、アレックスが登場して嬉しい。
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フリーソロ(2018年製作の映画)

4.2

備忘録
約1,000mのエル・キャピタン(ヨセミテ)の断崖絶壁を、命綱と安全器具なしで登る若きクライマーのドキュメント。

冒頭から断崖絶壁の岩肌をもくもくと登り、観ている側が思わず息をのむ。これを命
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イノセンツ(2021年製作の映画)

3.9

備忘録
夏休みに団地で遊ぶ子供たちが、特殊な力に目覚める。近所の公園や秘密基地で新しい力を試すなか、無邪気な遊びが影を落とし、取り返しのつかないことに発展していく。

大友克洋の漫画「童夢」からインス
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アメリカン・ヒストリーX(1998年製作の映画)

4.1

備忘録
白人至上主義だった青年とその弟との絆、怒りと憎しみが生み出す悲劇を描いたヒューマンドラマ。
『憎しみとは重荷であり、怒りに身を任せ続けるには人生は短すぎる。怒りにそんな価値はない。』

重く、
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リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

4.0

備忘録
ヨーロッパ企画の2分間タイムループ。
ある地域一帯だけが2分間のループをするようになり、何とかループからの脱出を試みる。

ヨーロッパ企画のタイムトラベルものの作品はどれも面白い。86分でルー
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イコライザー THE FINAL(2023年製作の映画)

3.8

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備忘録
元CIAのトップ工作員は、昼は紳士的な男、夜はイコライザーとして数々の悪を抹消していた。
原題は3だけどFINAL?

今作もマッコールさんの紳士的な姿と、"仕事"をする姿とのギャップがかっこ
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哀しき獣(2010年製作の映画)

3.8

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備忘録
借金返済のために委託殺人を請け負った男は、別のグループに先を越されて標的を殺害されてしまう。殺人の実行犯たちは死んでしまったため、男は殺人の実行犯として逃亡することになる。

ストーリーが複雑
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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

3.7

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備忘録
暴走して自我を持った兵器AIの「エンティティ」の所有権を巡って、世界各国が戦争の危機に陥る。二つの意味で作品の鍵となるのは、「エンティティ」のソースコードにアクセスするための二本の鍵。

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最後まで行く(2014年製作の映画)

3.9

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備忘録
ひき逃げを起こした刑事が追い詰められていくサスペンスアクション。

母親の葬儀・横領の監査・交通事故と、物語の最初から既にクライマックスくらい追い込まれてて笑う。
色々ありえない展開はありなが
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プリデスティネーション(2014年製作の映画)

3.9

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備忘録
『鶏が先か、卵が先か』
連続爆弾魔の脅威を阻止するため、時空警察が奮闘する話。

ジェーン、ジョン、バーテンダー、爆弾魔が全部同じ人物って展開は凄い。

用心棒(1961年製作の映画)

3.9

備忘録
ヤクザと元締めの2つの勢力の抗争により町は荒廃していた。そこにやってきた1人の浪人者が、自分を用心棒として売り込み始め、男をめぐって2つの勢力は対立を深めていく。

ニヒルな拳銃使いの殺し屋、
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

4.2

備忘録
ジョンウィック4作目。
2、3作目で追われる側だったジョンウィックが、戦いを終結させるために身を投じる。

首席連合からジョンウィック殺害のために全権を得た侯爵、盲目の殺し屋、犬の相棒と共に暗
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ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

3.8

備忘録
コンチネンタルホテルでの不殺の誓いを破ったジョンウィックが、裏社会で賞金首となり命を狙われる。
ジョンウィックシリーズ3作目。

これまでのスタイリッシュアクションに加えて、馬や犬まで駆使して
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ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

3.8

備忘録
ジョンウィックが誓印の契約のもと、成り上がりを目指すマフィアから姉殺しを依頼され、再び殺し屋世界に巻き込まれる。
ジョンウィックシリーズ2作目。

今作は旧友やマフィアの側近、ホームレスなど、
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ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

3.8

備忘録
かつて裏社会で伝説となった殺し屋ジョンウィックが、亡き妻の形見の愛犬を殺され復讐する話。

ストーリーはシンプルだけど、スタイリッシュなアクションと殺し屋の世界観が面白い。

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

4.8

再鑑賞:2023/9/24

扉を閉じる前の"声を聞く"シーンは、災害の前に過ごしていた人たちの声。
東日本大震災は14時頃に起きていて、「行ってきます」が家族との最後の会話になった人も多いかもしれな
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キル・ビル Vol.2(2004年製作の映画)

3.7

備忘録
女殺し屋による復讐旅Vol.2。

『アングスト/不安』でトラウマになった棺桶に入れられて生き埋めにされるシーンは、拳法極めたら脱出できることを知って安心した。
Vol.1と比べて、登場人物の
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キル・ビル Vol.1(2003年製作の映画)

3.8

備忘録
結婚式の最中、かつてのボスと手下たちの襲撃を受けた暗殺団の元エージェント。奇跡的に目覚めた彼女は、胎内の子供の命まで奪われたことを知り、復讐を開始する。

ストーリーもわかりやすく、パート分け
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凶気の桜(2002年製作の映画)

2.5

備忘録
渋谷を浄化するために半端なチンピラと喧嘩に明け暮れていたチンピラ3人衆が、右翼系暴力団の抗争に巻き込まれる。

意味ありげなシーンが多いけど、大した意味もなく120分に引き伸ばした感じ。
ヤク
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ロスト・ボディ(2012年製作の映画)

3.7

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備忘録
死体安置所から忽然と消えた資産家女性の死体。その謎をめぐり夫やその愛人、警察のストーリーが複雑に絡み合う。

ホラー色の強めなミステリーとして、ストーリーが非常に良くできていた。
でも最後のピ
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危険なプロット(2012年製作の映画)

3.3

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備忘録
かつて作家を目指していた国語教師ジェルマンは、生徒の一人クロードが書いた作文に才能を感じ、小説の書き方を個人指導する。他人のプライベートを覗きみるようなクロードの小説は、徐々にエスカレートして
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灼熱の魂(2010年製作の映画)

3.9

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備忘録
報復が報復を呼ぶ1970年代のレバノン内戦と現代を行き来する、緻密で壮大なミステリー。
双子の姉弟に託された母の遺言は、"父を探すこと"と"兄を探すこと"。
謎めいた母の人生を辿って見えてきた
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お嬢さん(2016年製作の映画)

3.8

備忘録
支配的な叔父の元で豪邸から一歩も出ずに暮らす令嬢・秀子と、秀子の財産を狙う詐欺師の伯爵とスッキの物語。

エロ×グロ×コンフィデンスマンJP。
終始陰鬱な雰囲気だからか、騙し騙されの展開もスッ
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別れる決心(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

備忘録
夫を殺害した疑いのある未亡人ソレと、仕事一筋の真面目な刑事へジュンの物語。
ミステリーというよりロマンスという印象。

意味深なカットや時系列から、色々と考えながら見た結果、少し肩透かしをくら
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

備忘録
『優しくなって。自分を見失った時は特に』
普通のおばさんがマルチバースで世界を救う話。

最初の方はドタバタとマルチバースが切り替わって忙しかったけど、終盤の夫の言葉が刺さった。自分もそうあり
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鮫肌男と桃尻女(1998年製作の映画)

4.2

備忘録
組の金を横領した男と家出した女が出会って、共に逃亡する話。

とにかくOPがかっこいい。
漫画が原作なだけあって、キャラクターがみんな個性的でよかった。

ダンケルク(2017年製作の映画)

3.5

備忘録
第二次大戦中、フランス・ダンケルクで孤立した40万人の兵士の大規模救出作戦を、3つの視点から描く。
・防波堤で救助を待つ兵士の1週間
・民間船で救助へ向かう市民の1日
・戦闘機で支援へ行く乗組
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騙し絵の牙(2021年製作の映画)

3.9

備忘録
創業一族の社長が急逝し、次期社長を巡って権力争いが勃発。

タイトルとポスターの煽り文句のせいで、騙し合いバトルを想像して観るとギャップがありそう。
でもお荷物雑誌「トリニティ」を立て直すため
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MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

4.2

備忘録
同じ1週間を繰り返す社員たちが脱出を目指すオフィスタイムループ・ムービー。

短くてもメッセージ性が込められていて、笑いありほっこりありで面白かった。
自分の未来ばかりを優先して、今や身近な人
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ザ・コンサルタント(2016年製作の映画)

3.7

備忘録
自閉症を抱える会計士兼殺し屋の物語。
殺し屋と謳われているが、特に殺しを請け負ってるわけではないので、めっちゃ強い会計士という感じの設定。

映画としてはまとまってて観やすかった。
天才なだけ
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