まるさんの映画レビュー・感想・評価 - 12ページ目

まる

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フッテージ デス・スパイラル(2015年製作の映画)

2.6

双子がかわいい。
一番怖いのは支配的な父親だった。
あんまりびっくりでもなく、グロでもなく。

作中の殺人映画がどれもこれも趣向を凝らした内容で面白い。
前作の繋がりもあるのでフッテージ見てからの方が
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エスケイプ・ゲーム(2019年製作の映画)

2.0

ソウシリーズにこんなのあったな。
特に殺される理由もないのに(強いて言えば金に目がくらんだくらい?)で殺されるの理不尽だよなぁ。

もっと悪人なら楽しめたのに。
幻覚部屋はアリスみたいでちょっと面白か
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透明人間(2019年製作の映画)

3.7

ジェームズがマッチョでカッコいい。
エイドリアン怖すぎる。
面白いし、ハラハラした。いい映画だ。楽しめた。

発想自体はめちゃくちゃ斬新というわけでもないし、トリッキーなわけでもない。
でも音楽の使い
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整形水(2020年製作の映画)

2.8

ぜんっぜん期待しないで見ました。
中盤までは、まぁそうなるよね〜って展開。
正直面白くないなぁ、途中でやめようかなと思っていた。

でもあのラストになるとはちょっと思わなかった!
裏切られたし面白かっ
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クライムダウン(2011年製作の映画)

2.3

山要素は序盤で終わる。
最初の断崖絶壁を登るハラハラ感も面白かったのでもう少し山要素欲しかった。

登山に来てた人たちが地中の子供を発見して、事件に巻き込まれて死んでいくというのがおおよそのストーリー
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悪魔の奴隷(2017年製作の映画)

2.2

途中までかなり面白かった。
最初は幽霊ホラー、いや違ったカルト系ホラーだなと思ったら途中からA.ロメロに変わる。ホラージャンル別物だった。

じっとりした感じや途中の謎解きはなかなか面白かったのでその
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マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

3.6

ハマる人というか、似たような経験をしたことのある人にはきっと感情移入しすぎて辛い内容だ。
そもそも原作のマンガの絵のうまさ、インパクト、そしてパワーがすごい作品なので正直実写映画は懐疑的だった。

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アンホーリー 忌まわしき聖地(2021年製作の映画)

2.6

内容は良かったけどCGが嘘くさくて惜しかった。
こういう悪魔的なのって見えないなら見えないでハッキリ描かなくてもいいんじゃないかと毎回思ってしまう。不気味さや怖さが減る気がする。

でもキャラクターや
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LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.5

セリフも音楽も少なめ。
美しくも寒々しく不穏な風景と静かなBGMがいい。動物が死ぬシーンがあるため苦手な人は要注意。

羊という聖なるシンボルでもあり、また悪魔がその形を取ることもある動物と、羊飼いの
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ズーム/見えない参加者(2020年製作の映画)

2.6

コロナ禍で会えないからzoomで交霊会をしよう!という映画。
zoom飲みも流行ったし、リアルだ。

設定や展開はアンフレンテッドとほぼ同じだが、POV的で面白い。
スピーカーオフだったり、フリーズし
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健太郎さん(2019年製作の映画)

2.9

何の情報もなく始まる。
そして段々と見えて来る家族の不協和音。効果音も不快で不穏だ。
短いのに健太郎さんというもの、そしてそれが家族に与えた影響は伝わる。

食事のシーンで始まり、食事のシーンで終わる
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

4.0

可愛くてガーリーポップな色使い、美しい映像、描かれるのは生々しく理不尽でやりきれない女の地獄。見てるのがしんどかった。
ヤングウーマンであるだけで「そのように」まなざされ、自己責任の一言で冷たく閉ざさ
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大怪獣のあとしまつ(2022年製作の映画)

1.0

こんなにキャスト豪華なのに……低予算でも、いい映画作る監督にこの金分けてほしい。
ふざけたかったのか皮肉なのかパロディなのか何なのか。何もかも中途半端で役者が可哀想。
金はかかってるだろうに酷い映画だ
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フローズン(2010年製作の映画)

2.5

短く見やすい。
ワンシチュエーションスリラーは飽きそうであまり見なかったけど面白いかも。

リフトの上で宙吊りになったカップルと男友達。
凍死する前に助けを呼べるか?というシンプルさがいい。
リフトの
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スパイダー パニック!(2002年製作の映画)

3.1

単純かつアホで面白いパニックもの。
パニックのはずなのに平和だし、クモの鳴き声がかわいくて笑える。

まっったくグロさはないので(虫の体液出るくらい)余裕です。
チープなCGといい、キャラといい、わち
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アンフレンデッド(2015年製作の映画)

2.4

これも一種のPOV?パソコンチャットなので映像や音声が荒れて、何が何だかわからないとこもある。
パソコンチャットは時代的にちょっと前?あんまり親しみがないのでリアルさがちょっとわからなかった。

ホラ
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スタング 人喰い巨大蜂の襲来(2015年製作の映画)

3.0

B級映画大好き。
メキメキ人の中から出てくる蜂のグロさ、ちょっと残る人の破片、そしてクリーチャーものはこうあって欲しいな〜って気持ちを裏切らないでいてくれたラスト。
CGが浮いてないので画として綺麗。
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ピラニア リターンズ(2012年製作の映画)

2.5

これぞB級、いやZ級パニックホラー!
そしてやっぱりピラニアはお色気なんだな。
序盤からおっぱい祭り。

何もかもくだらなくて最高。
でも1に出てきた人が出てくるのはめちゃくちゃテンション上がった。
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ピラニア 3D(2010年製作の映画)

3.2

3Dだからか?CGがすごくチープでいい。
あ〜B級ホラー見てるわ〜って気持ちになる。
オリジナル版よりおっぱいマシマシでサービスがいい。

食い荒らされた体とかのCGもチープなのでパニックホラーとして
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ピラニア(1978年製作の映画)

3.4

プールや川が舞台なだけあって出てくる女性は大体水着だし、ぽろりもあるし、でも食われるし、B級ホラーにはエロがよく合う。

ピラニアちゃんは鑑賞者に配慮してくれてるのか、大胆に食い荒らす時と優しめに噛む
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キャビン(2011年製作の映画)

4.6

人里離れたボロ小屋に泊まる若者たち、地下室、金髪セクシー美女とマッチョな彼氏、三枚目と真面目なイケメン、そして主人公の美人だけど派手ではない女の子。
定番、お決まりの設定の数々と幾度となく見たことのあ
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死霊高校(2015年製作の映画)

1.9

邦題あってなさすぎ。
POVなのにコロコロ視点が変わったり、あんまりPOVの面白みを感じられなかった。
あとお父ちゃん出てきたあたりからラストが読めてしまう。
因果というか家系というか…。

最後は蛇
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エクトプラズム 怨霊の棲む家(2009年製作の映画)

2.0

こういうホラーは探偵気分というか謎解き気分を味わえて好きだ。
人に文字を刻むシーンは耳なし芳一をどうしても思い出してしまう。

こういうオカルトホラーは面白いけどやっぱ嘘くさいなぁと思ってしまう。実話
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テイキング・オブ・デボラ・ローガン(2014年製作の映画)

2.7

アルツハイマーの研究の一環で優しそうでかわいらしいおばあちゃんを取材!と思いきやまさかの憑依ものである。

アルツハイマーっぽい症状が現れるも、だんだんとただのアルツハイマーじゃないな…?という現象が
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テルマ(2017年製作の映画)

3.5

ハッピーエンドと言いたい神業による両親への贈り物は抑圧からの解放に見える。
美しい雪景色のオープニングは不穏さが漂っていて好きだ。

物語序盤から特に宗教を深く信仰しない人には違和感を感じるくらいの両
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ALOYS/アロイス(2016年製作の映画)

2.8

夢を見ているような映画だった。
途中ちょっと眠くなったのは否めない。

周囲を遮断し、拒み、ただ盗撮した動画によって世界との繋がりを保つ探偵。
その動画が盗まれ、取り戻すために否応なく電話によって犯人
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ボーダー 二つの世界(2018年製作の映画)

3.4

彩度低く薄暗く、そして皮膚の内側がゾワゾワする。タブーを見たような、倫理に反するものを見たような気持ちになる。

美男美女は出てこない。お世辞にも美しいとは言えない、男とも女ともわからない2人。
孤独
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ブルー・マインド(2017年製作の映画)

3.1

生理に伴う体の変化ではもはや説明のつかない変化。
よそよそしかったイケてるクラスメイトは段々と友達になる。

綺麗で幻想的で切ない青春と友情だ。
ミアもジアンナも美しく思春期特有の脆さがたまらない。
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永遠に僕のもの(2018年製作の映画)

3.6

主人公と映像がとにかく美しい。
無邪気な天使のようで悪魔のように妖艶。
楽しげに悪びれもなく悪事を働き、何でも手に入れる。

華やかな色彩、まさに天使のような美貌、それでも手に入らないもの。
手に入ら
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ゆれる人魚(2015年製作の映画)

3.5

80年代の人魚姫。
陸に上がり恋をする。
映像がエロティックで美しい。

人魚は人を食べるからグロシーンもあるが綺麗で良い。
毒々しく美しい姉妹のラストは対照的で、アンデルセン童話そのままだ。
話がど
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ピエロがお前を嘲笑う(2014年製作の映画)

2.4

面白かった。二転三転するどんでん返し。
でもあんまり爽快感は無かったかな…ヒロインが立ち位置も微妙、申し訳ないけどそんな可愛いわけでもなくちょっと同級生にしては老けててその子いる?って思ってしまった。
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RUN/ラン(2020年製作の映画)

3.6

怖すぎる。最悪だ。
最高に狂った母。

必死に自力で状況を打開しようとする娘の逞しさと力強さが救い。賢い子なんだな。
RUNという題名がいい。

やっぱり一番怖いのは人だ。そういうホラーが見たい人には
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完璧な他人(2018年製作の映画)

3.0

和やかで和気藹々とした会話の中に垣間見える不穏さがたまらない序盤。
製作陣の目線の鋭さとBGMがないゆえの咀嚼音や皿の音がやけに気持ち悪い。

居心地の悪すぎる食卓は絶対席につきたく無いが、側から見て
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.4

村上春樹の小説そのまま映像化したような映画。
前半、感情の起伏のない会話が淡々と続く。わざとなんだろうが朗読のような滔々として抑揚のない音声。BGMもほとんど無い。

感情を押し殺し削ぎ落とした先に何
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シェラ・デ・コブレの幽霊(1964年製作の映画)

3.1

60年代の映画であることを前提に、最恐ホラーと聞いて楽しみだった映画。
さすがに現代の超リアルなCGや鮮明な映像、凝った音楽とカメラワークなんかに慣れてる現代人にとっては最恐は言い過ぎだ。

でも幽霊
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太平洋の奇跡 フォックスと呼ばれた男(2011年製作の映画)

3.3

史実というのを聞いて事実は小説よりも奇なりと思う。
この時代、軍人の司令官として生きる中で民間人の命を重んじ投降させ、米軍に下った裏切り者と呼ばれるものを生かす決断をした人がいることがすごい。

でも
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