まるさんの映画レビュー・感想・評価 - 15ページ目

まる

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ゴールデン・リバー(2018年製作の映画)

2.7

原題の方が内容に合っている。
邦題は焦点が違う気がする。

撃ち合いから始まる殺し屋兄弟の物語。
標的を追う兄弟がひょんなことから狙っていた標的と仲間になる。
兄弟2人で揉めながらもやってきた2人が仲
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プレステージ(2006年製作の映画)

3.7

さすがはクリストファーノーラン。
期待を裏切らない。
導入から予想してしまう展開を絶対に裏切る。

映像も19世紀の絢爛さがあり美しいし、キャストも超豪華でさいこうだ。
伏線は小さく満遍なく張られてる
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ドニー・ダーコ(2001年製作の映画)

2.7

若い時からジェイクギレンホールってやっぱり凄かったんだな。
狂気と純粋さを持つキャラがハマる色の薄い目の美しさよ。

難解。途中までこっちがわけわからなくなりそう。
伏線回収は始まるとかなり早い。
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リターン・オブ・ザ・キラー・トマト(1988年製作の映画)

3.4

くだらなさは相変わらず。
喋るふわふわのトマトってなんやねん。
低予算映画っていう開き直りもすごい。どこまでマジでどこからがおふざけなのかわからない。テレビ見ながらもしっかり商品名を見せる姿勢は好きだ
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レクイエム・フォー・ドリーム(2000年製作の映画)

4.7

この映画はこの題名以外つけようがないだろう。
邦訳しないでくれてよかった。完璧だからだ。

本当に鳥肌が立った。激しい画面の切り替わり、けたたましい効果音、悲壮感ある音楽。
クスリによって見る夢、そし
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隣人は静かに笑う(1999年製作の映画)

2.9

胸糞悪いというか虚無感のすごい映画だ。
主人公が必死に奔走した結果のこれ。

かわいそうに。構成は複雑ではないし、見ていれば展開もわかるのだが、わかっていても虚無感は味わえる。

ただ、どんでん返し系
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恐怖の報酬(1953年製作の映画)

3.3

衝撃的なラストである。
前半、なんでこんなに人間関係丁寧に描くんだろうと思っていたが全ては怒涛の後半のため。
古い映画は最近の映画よりややテンポが遅いというか、起承が長いイメージがあったし、これも正直
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アイデンティティー(2003年製作の映画)

3.1

悔しい。途中まで読めたと思って、まぁこんなもんか割とわかりやすいなぁとか思ってたのが恥ずかしい。
卑怯だぞと言いたくなるが、うまい。わからんこんなの。

寂れたモーテルにひょんなことから泊まらざるを得
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ぼくのエリ 200歳の少女(2008年製作の映画)

3.6

さよならエリはこれのオマージュなんだろうか。と思って鑑賞後に調べたらやっぱりそうらしかった。どう見てもそう。

吸血鬼の本能と友情ないし愛情に揺れるエリの心情の描き方の繊細さ、垣間見える200歳の不気
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サスペリア PART2 完全版(1975年製作の映画)

3.1

サスペリアの続きみたいな感覚でみたらしっかりと裏切られた。
サスペリアがオカルトホラーだとしたら、これはミステリーだった。サスペンスというか。

アガサクリスティとか江戸川乱歩とかそんなイメージのミス
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サスペリア(1977年製作の映画)

4.7

どのカットを切り取ってもとにかくキレイ。絵になる。
そして静かに不安と緊張感を煽る独特の音楽。
どこかおとぎ話のような話が面白いだけじゃない、ライティングの鮮やかな独特の美しさ、色使いが華やかなのにケ
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シャークネード(2013年製作の映画)

3.1

始まった瞬間から漂うB級臭がたまらない。
チープな鮫のCGと工夫の伝わる撮り方がちょっと面白い。

ジャーズのオマージュのような退治方法もあり、話の筋は横道なので正直嫌いじゃない。
馬鹿馬鹿しくてチー
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アタック・オブ・ザ・キラートマト(1978年製作の映画)

3.9

馬鹿馬鹿しい以外の言葉がないがテンポの良さと振り切ったおふざけ感が正直すごく楽しくて悔しかった。しょうもないのにワクワクした。
なにもかもがめちゃくちゃでなるほどね〜ってなる点が一個もない。

ところ
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CURE キュア(1997年製作の映画)

4.3

怖い幽霊が出るわけでもなく、犯人がものすごくグロテスクなやり方で人を殺すわけでもないのに、本当に怖かった。

基本的に静かで派手なアクションもなく、カメラワークも派手なカットがあるわけでもなく、音楽も
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パラサイト(1998年製作の映画)

3.5

人体に寄生するタイプのエイリアン。
色んなタイプの学生たちがなんとか侵略を阻止せんとする。
仲間内の疑心暗鬼、見極め方は宇宙からの遊星Xを彷彿とさせるが賢くもユーモラスで学生らしい。
やはり学生らしい
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ヒッチャー ニューマスター版(1986年製作の映画)

3.6

ヒッチハイクって怖くない?乗り込んでくるやつがどんなやつかわからないし、乗せてくれる方もどんなやつかわからない。

と常々思っていたのでまさにそれ!な題材だった。
こいつはただの殺人ヒッチハイカーでは
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秒速5センチメートル(2007年製作の映画)

-

Not for meでした。
そりゃ結婚もするに決まってんだろ。やっぱり青春恋愛映画は向いてないなと再確認しました。
好きな人にはハマりそう。

ホーンテッド 世界一怖いお化け屋敷(2019年製作の映画)

1.8

お化け屋敷に誘い込んで殺すっていうやり方は面白いんだけど、犯人の意図とか正体とか、そういうのを知るのが大好きでホラー見てる(ただ殺したいだけっていうのも立派な理由)人間には合わなかった。

もう少し教
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リング(1998年製作の映画)

2.5

ジャパニーズホラーですね。
人を犠牲にすれば助かるという性格の悪い発想は本当好き。陰湿でジャパニーズホラー感満載。

松嶋さんの演技いいんだけど、個人的にはちょっと耳がキンキンした。
実は初めて見たの
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ブリムストーン(2016年製作の映画)

2.7

前知識ゼロで見たので最初こんな感じの映画かな、と思ったのとは違った。

追手の狂気が本当に怖い。
なんで?と言いたくなるがきっと理由を説明されても理解できないし、理解したくない。
女性であるだけでなん
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ロード・オブ・カオス(2018年製作の映画)

3.6

メタルの知識は申し訳ないけど全くなくて、ただこれの元になった事件はちょっと知ってるくらい。

悪魔崇拝に憧れた少年が仲間と悪ぶってたら本当に頭のネジが抜けた狂人を引き寄せてしまい、「こんなはずじゃなか
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レック2(2009年製作の映画)

2.6

1のすぐ後の時間軸。
相変わらずPOVゾンビ形だがSWATたち目線なのでゲームみたい。

オカルトのようなゾンビのような…不思議な映画だがテンポが良くて見やすい。
最後そうなるかあと思ったがこの後もき
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レック(2007年製作の映画)

3.1

POVの臨場感を存分に味わえる。
化け物たちの怖さと仲間がどんどん消える不安さ、きちんと映らないが故の不気味さと驚きが楽しめてよかった。

女性リポーターがうるさくてちょっとイラつくけど顔も出ないカメ
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テリファー(2016年製作の映画)

3.6

テリファーのピエロはビジュアルがめちゃくちゃ好き。
ふっくらした体格で親しみやすいカワイイ顔、華やかな衣装のどれから見ても正反対のガリガリで見るからにヤバい顔、白黒衣装のピエロ。鉤鼻がイイ。

不安感
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レザーフェイス―悪魔のいけにえ(2017年製作の映画)

3.1

レザーフェイスもかつては人間だった。
いや、人間になりたかったのか。

ゴアホラーではなく、どちらかというと悲しいホラーだった。
レザーフェイスの正体は正直読めなかったのでびっくりしたが彼の女装癖の根
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チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

5.0

同性愛の何が悪いの?何が異性愛と異なるの?

何も悪くないし、何も違わない。ただ人が人を愛し慈しむだけだと改めて痛感すると同時に、同性愛への偏見と差別への怒りと疑問が湧く。絶対最後まで見てほしい。
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テキサス・チェーンソー ビギニング(2006年製作の映画)

3.2

さすが2000年以降の映画だけあって画質がいいし、ホラーっぽい彩度の低さと色数の少なさがテキサスの乾いた環境によく似合う。
動物、人間の解体や殺しが割とはっきり描かれるので苦手な方には薦めない。

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悪魔のいけにえ3/レザーフェイス逆襲(1989年製作の映画)

3.3

キモくて怖いけどちょっとかわいいレザーフェイス一家がすき。みんな狂ってる。
これまでの中では比較的人が死ぬシーンがきっちり描かれてる気がする。

レザーフェイスがお勉強しつつもずっと間違え続けて苦しそ
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悪魔のいけにえ/レジェンド・オブ・レザーフェイス(1995年製作の映画)

3.4

面白かった。悪魔のいけにえは第一作をちょっと前に見たきりだった。

シリーズものはだれがちだけど、サイコパスなレザーフェイス一家は健在だし相変わらず最高のビジュアル。
チェンソーくん、めちゃくちゃ怖い
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トロイ(2004年製作の映画)

2.7

ブラピは相変わらずカッコいい。
昔にギリシャ神話とかトロイの話は見たが、だいぶ内容忘れていたので新鮮に楽しめた。

リアルな戦が綺麗な映像で描かれていて見応えがある。
王族の身勝手な恋愛で死線に送られ
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インモータルズ -神々の戦い-(2011年製作の映画)

1.7

人も豪華で映像も綺麗ながらなんかあんまり良かった!とならなかった。残念。

いまいち盛り上がりに欠けるというか抑揚がない気がする。マッチョイケメンが戦いまくるCGキラキラを楽しむ映画だった。

ジャンヌ・ダルク(1999年製作の映画)

2.9

ジャンヌの狂信的なまでの戦いへのパッションはかっこいいし、恍惚としたミラは美しい。
実際ジャンヌは神のお告げを聞いたのか、狂信による幻聴なのかわからない。
ジャンヌの精神的に不安定なながいながい告解を
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MEG ザ・モンスター(2018年製作の映画)

2.4

ツッコミどころも満載、でもステイサムかっこいいし筋肉ムキムキだし、鮫デカくて怖くてかっけーのでOKです。

サメが相手でも何でも最終的に筋肉で打ち勝つステイサムはさすが。
没入してステイサムがんばれ!
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クライモリ/間違ったターン(2003年製作の映画)

2.8

名前だけは知ってたので見始めたがこんなにシリーズがあるとは…。
よく知らない場所に入り込んでワチャワチャしてる若者が死にまくるという構図はホラーの定番だが、同情しすぎることがなくてスナック感覚で見られ
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グラディエーター(2000年製作の映画)

4.2

映像も綺麗で壮大、音楽もダイナミックで美しかった。
ラッセルクロウ演じるマキシマスがかっこいいが、悲しい男だ。

剣闘士というなかなかにグロテスクな古代の娯楽、人の殺し合いを楽しむなんて考えたくもない
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ガネーシャ マスター・オブ・ジャングル(2019年製作の映画)

3.6

インド映画のテンポの良さ、最強演出の潔さ、明るい雑魚モブとのバトル、映画はエンタメだ。
密猟の惨さとエゴもしっかり描かれているのに暗くなりすぎないのは国民性というか文化によるものだろうか。

ハリウッ
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