まるさんの映画レビュー・感想・評価 - 23ページ目

まる

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ヒミズ(2011年製作の映画)

3.7

園子温、さいこう。

この温度感、スピード、そして、圧倒的な人間の汚さ、弱さ、狂気、愛、園子温にしか描けない。

俳優たちの演技力も抜群。園子温の常連も主役たちも。

原作の漫画は未読ですが、震災のエ
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永い言い訳(2016年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

不倫中に自分のことを愛していると思ってた妻が死ぬ
馬鹿にしていた男にひょんなことから関わることになった

自分の見下していたものたち、知ろうともしなかったものたちを知るにつれて変わっていく心情がよかっ
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罪の余白(2015年製作の映画)

1.0

主演の女の子がかわいいだけ
俳優はよかったけど話はつまらなかった

世間の狭い女子高生にとっては友達が世界の全てなのはわかるけど

クリーピー 偽りの隣人(2016年製作の映画)

2.3

このレビューはネタバレを含みます

本当にありそうな話でよかった
人に取り入る力のある人間に狙われたら終わりだ
香川照之の演技がいい

ビニール詰の遺体がグロさのない怖さでよかった

望み(2020年製作の映画)

3.3

自分ならどっちを「望む」だろうかと考えさせられる

家族が人殺しかもしれないとなったらどうしようかね
そしてマスコミやニュースだけで知った気になる民衆の残酷さが辛い

凶悪(2013年製作の映画)

3.0

一番怖いのは人間
人は人にどこまでも残酷になれる

実話って怖いね。リリーフランキーの演技が良かった

ひとよ(2019年製作の映画)

5.0

ボロ泣きしてしまった
自分では選択できないどうしようもないのに一生ついてまわる「家族」という存在
理想の家族とは程遠い家族を持った兄弟の葛藤と再生、前進が描かれている

個人的にだいぶ感情移入できるよ
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アングスト/不安(1983年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

題名通り。見てると不安になる。
カメラアングルの不気味さやBGMの少なさがリアルで好きだった。
いつ殺人衝動で写っている人が殺されるのかがわからない感じが不安になる。
犬は生きてる。
人を殺しまくる映
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籠の中の乙女(2009年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

教育の怖さを知る
そして好奇心は抑えられないということも

世間を恐れて歪んだ教育で子供を籠に閉じ込めようとした親とひとりの客人から世間への興味を持ってしまった子達のやりとりがシュール

外の世界への
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アンチクライスト(2009年製作の映画)

2.4

このレビューはネタバレを含みます

しょうがないとはいえモザイクがすごい
性と狂気と女性の悪
後半、痛い表現が多いので苦手な人は見てられないと思う。本当に痛い…。
ハウスジャックビルドと同じ監督と言われれば想像つくだろうか
グロいという
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ミザリー(1990年製作の映画)

3.0

狂気に染まったオタクって感じ
わかりやすくていい映画だった

セブン(1995年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

めちゃくちゃすごいなって思った作品
構成がいい
犯人は結局誰なのかわかるんだけど、でも最後まで「顔のない犯人」なのが、不気味でいい

邦画のミュージアムは和製セブンって感じだったけど犯人についての謎め
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ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

4.0

エイミー頭良すぎて怖い
美して賢く強かな女性の怖さを描いた作品
愛って何だっけね?
冒頭の頭を撫でるシーンがラストまでにそう繋がるんだって気がついた時は感動した

愛を手放したくなかった女性のたくさん
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紙の月(2014年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

淡々と銀行員を務める女性の現実逃避って感じだった
つまらない日常、ままならない日常のスパイスを追いすぎた
でも同じ会社員として気持ちはわかるので見ていてスッキリ?した
窓ぶち破って飛ぶシーンがすき
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執行者(2009年製作の映画)

2.7

死刑制度を実際に手を下す執行人視点で描いた作品
人を殺すのは罪なのに法の下での殺人は合法
矛盾を通じた葛藤を描くことで死刑制度について考えさせられる

自分なら仕事とはいえ執行人を務めて正気を保てるだ
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空飛ぶタイヤ(2018年製作の映画)

2.6

大企業そういうとこあるよなーって
でも本社に直電は本社の事務の女の子マジで困っただろうな

小さい運送会社の社長を信じてついてくると宣言した社員さんたちがかっこよかった

ライフ・イズ・ビューティフル(1997年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

戦争、ホロコーストという歴史的な惨事の中で希望とユーモアを忘れず生きた男の話。
最初はおちゃらけたふざけた男だなと思ったが、ほんとうにいい父親だ。
息子を死なせないためについた嘘の数々が本当の愛だ。嘘
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花筐/HANAGATAMI(2017年製作の映画)

2.2

ついていけなかった
「演技」って感じで仰々しい
好きな人は好きそうだけどわたしにはあんまり馴染まなかった

アンダーグラウンド(1995年製作の映画)

3.2

戦争下でもパワフルに生きているんだなって思う
もっと近代の歴史をしっかり知っていたらもっと理解できて楽しかった
音楽と映像のバランスがいい
悲しいけどユーモラス

パンズ・ラビリンス(2006年製作の映画)

3.0

クリーチャーと虫がだめなひとには勧められない
思ったよりグロくはない、うわ、グロシーンがくる!ってタイミングで回避できるのでグロ苦手な人には大丈夫だと思う
彼女の置かれていた環境がひたすら辛いし逃げ場
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TIME/タイム(2011年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

設定はめちゃくちゃ面白かった
お父さんとか監視官とかもっと掘り下げてたら個人的には面白かった
あとラストももう少しインパクト欲しかった
経済格差への皮肉はよかった、リアルだと思う

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

3.3

キャストが豪華
豪華すぎてもはやキャラクターというかティモシーだ…エマだ…フローレンス…みたいな気持ちになった
郷愁を感じるけど時代には勝てないんだなぁというか自分の人生と重ね合わせてつまらない大人に
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さよなら歌舞伎町(2015年製作の映画)

5.0

いろんな過去を持つ人、人には言えない生き方をしている人に生きていていいんだよと肯定してくれる映画
何度見ても泣ける

アメリカン・スナイパー(2014年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

世界の警察、正義の勇軍アメリカ兵をあらためて一人の人間として見た。
イラク戦争と一言でまとめられる出来事の裏側、惨殺されるアメリカ兵捕虜、イラクの民間人、そして正義のためにテロリストを一瞬で殺すスナイ
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岬の兄妹(2018年製作の映画)

3.5

リアルだなと思った。実際に社会にいるんだろうな。
ラスト5秒くらいの女優さんの演技が鳥肌もの。あれだけのために見る価値がある。
障害があろうとも、承認欲求とか肉欲とか、同じ人間なんだなと当たり前のこと
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

カルトこわい。お母さんの首切りは怖かった。アリアスターこわい。
人形の家作るママがこわくてかわいくてすき。オカルト的なホラーとしてはアリアスターすごいよい。

作り込まれた設定と世界観がたまらない。

ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

綺麗でグロい。顔面損傷シーンはだいぶエグかった。
これが大丈夫なら大抵の映画のグロはいける。
どこまでもピュアなホルガの民が怖い。
ダニーはあのあとどうなるのだろう。生きているのだろうか、祝賀の最後に
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