まるさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

まる

まる

映画(819)
ドラマ(0)
アニメ(0)
  • List view
  • Grid view

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

4.0

壮大なSFだが意外とやってることはリアルというか。調印が昔ながらの封蝋だったりしてちょっと親近感を感じた。

映像がキレイだし、衣装もステキだ。
続編ありきの映画なので今後が楽しみ。
スマホや家のテレ
>>続きを読む

ポセイドン(2006年製作の映画)

3.6

短く、テンポよくまとまった見やすい映画。

津波?と思ったらまた少し違う波のようだ。
豪華客船で新年を迎えようとしていたお金持ちたちに巨大客船をひっくり返す大波が襲う。

船の転覆のニュースを聞いても
>>続きを読む

ダーク・ハーヴェスト(2023年製作の映画)

2.3

このレビューはネタバレを含みます

説明を丁寧にしてくれる映画ではないので世界観を理解するまでは掴みづらい。

年に一度、18歳の男性だけが参加する怪物退治。成人儀式みたいなやつかなと思って見ていた。
それにしては殺人もOKだし治安が悪
>>続きを読む

M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

4.1

アマプラで配信開始していたので嬉しい。
優秀な女性玩具開発者が事故により幼い姪と暮らすことになる。前々から開発していたオモチャを改良し、親の代わりにしつけまでしてくれる学習型AIを搭載したまるで人間の
>>続きを読む

MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

2.5

映像表現と音楽表現の美しさがいい。
でも、2回見たが、初見の感想は「単純に何がテーマかわからなかった」である。

あと、見ていてかなり嫌というか不安になる。メインキャラクターより背景を見る癖がついてし
>>続きを読む

レベル16 服従の少女たち(2018年製作の映画)

2.4

俳優がみんなとても綺麗なので良かった。
純潔を重んじ、徹底的に管理される寄宿学校の裏側が明らかになる、という内容。

設定がわりと読めてしまったのと、幼い時の罰が結局よくわからなかったり、伏線かと思い
>>続きを読む

ショーン・オブ・ザ・デッド(2004年製作の映画)

4.1

とても面白い。なんていうテンポの良さ。
なんという展開の速さ。

マジなゾンビ映画じゃない、いやゾから始まるなにかの映画じゃない。
平和で楽しいけど、大事な人との別れもあるし、友情も愛情もあるし、戦い
>>続きを読む

ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

3.8

短くテンポもとてもいい。笑わせる!という意志を感じるし、実際面白い。
ただバカバカしいだけじゃなくて、鑑賞者も日々感じるところがあるかもしれない誰かへの劣等感とか、もっと特別になりたいだとか、そんな感
>>続きを読む

翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~(2023年製作の映画)

3.5

埼玉、ついに関西上陸である。
関西在住の千葉県民なので使命感を持って見た。

関西圏の埼玉的立ち位置、滋賀。
今回は関西ネタがほとんどなので、関東人より関西人の方が笑えると思う。

いろんなしがらみで
>>続きを読む

翔んで埼玉(2018年製作の映画)

3.3

わたしは千葉県民である。
悔しいが面白かった。

埼玉と千葉という首都圏の最下位争い、永遠のライバルによるくだらない茶番。
ご当地ネタなのである程度の文化がわからないと笑いどころが掴めないだろうが、ど
>>続きを読む

バトル・インフェルノ(2019年製作の映画)

3.8

発想がすごい映画だ。

悪魔祓いをエンタメ化し、信者から金を巻き上げるイケメン偽神父と動画制作者たち。
映画さながらの仕掛けで本当の悪魔憑きのように仕上げる。
そんな動画があったら正直おもしろそうで見
>>続きを読む

ザ・セル(2000年製作の映画)

3.7

古い映画ながら映像の毒々しさと頭がおかしくなりそうな幻覚的な世界観、アートの域の衣装が素晴らしい。

かなり独特の世界観なので最初は何が始まったのかと思った。

精神を病んだ殺人犯を精神面から救おうと
>>続きを読む

ホラーマニアvs5人のシリアルキラー(2020年製作の映画)

3.4

冴えないホラーマニアがうまくいかない人生にやけ酒して、目覚めたらガチなシリアルキラーがいっぱいいた。

やりすごそうとするが、本物の殺人犯たちにバレて殺されそうになる。
5人の殺人犯たちの設定はかなり
>>続きを読む

少林サッカー(2001年製作の映画)

3.5

バカバカしいくらいくだらないが、面白い。笑ってしまう。

単純明快なストーリーとテンポの良さ、そしてわかりやすいがバカバカしい設定と展開で誰でも楽しめる映画。
もちろん、くだらないことで笑える人には。
>>続きを読む

(2007年製作の映画)

2.2

正直ストーリーというか意図は掴めなかった。

風景と人物の美しさと雰囲気は良かったので、その美的感覚を楽しむ映画なのかな?と解釈してる。

A.I.(2001年製作の映画)

2.5

この映画を見て自分は無責任な大人が出てくる映画は純粋に楽しめなくてノイズが混じってしまうので向いていないなと痛感した。

AIが発展した未来、愛玩用の子供型AIの試作品が実子が目を覚さない夫婦のもとに
>>続きを読む

ファーザーズ・デイ/野獣のはらわた(2011年製作の映画)

3.0

B級好きにはたまらない、いや間違いなくB級好き以外見ないだろうくだらなさと汚さの映画。

でもテンポがいいので見てしまう。悔しい。

父親だけを対象にした強姦殺人犯を追うリベンジハイテンションホラーだ
>>続きを読む

邪悪は宿る/セパレーション 魔物の棲む家(2021年製作の映画)

1.8

家族関係がゴタゴタしてる売れない漫画家が作ったホラーキャラクターが現実に出てくると言うホラー。

伏線がたくさんあるな〜と思ってたら回収されなかったのか、気づけなかったのか、結局分からず終わってしまっ
>>続きを読む

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.5

10歳の無垢な少年を通じて描かれるナチス統治下の世界。
純粋で染まりやすいがゆえに、ヒトラーを親友のように慕い、初めて出会う怪物のはずのユダヤ人に戸惑う。

ナチスの悪行は語るまでもないが、母や大佐と
>>続きを読む

灼熱の魂(2010年製作の映画)

3.8

母が死に、その遺言により父と兄が生きていることを知った双子の姉弟。
父と兄を探すためにレバノンに向かい、母の過去を辿る物語。

舞台がレバノン内戦なので思わず目を逸らしたくなる描写も多い。子供も容赦な
>>続きを読む

嘆きのピエタ(2012年製作の映画)

4.8

今年見た中でもトップクラスに衝撃的な映画。
先が全く読めない、どんでん返しサスペンスではない。
先は読める。読めてしまうからこそ、この先の展開が怖いし祈るような気持ちになる。

構成は非常にわかりやす
>>続きを読む

カッコーの巣の上で(1975年製作の映画)

4.0

ジャックニコルソンはシャイニングが有名だが、これはまさにハマり役というやつだろう。

罰の労働をサボるために精神病院に入るというなかなかのクズ。乱暴だし、自分勝手で暴言も誰彼なく吐きかける。
でも、誰
>>続きを読む

ベルファスト(2021年製作の映画)

4.5

アマプラ見放題配信が終わると聞いて慌てて視聴。
アイルランドの宗教を発端とした衝突は知ってはいる、レベル。

でもその程度の知識でも支障なく見られた。
まだ幼く純粋なバディの目を通して描かれる楽しい日
>>続きを読む

異端の鳥(2019年製作の映画)

3.7

モノクロだから古い映画なのかと思ったが新しい映画だった。でもカラーでなくてよかったと思う内容。

セリフも少なく、音楽もない。
彼の生きる過酷な道を、歩まされた道を静かに見つめる映画だ。
まだ幼いとい
>>続きを読む

生きてこそ(1993年製作の映画)

3.0

実際の墜落事故を元にした映画。
カニバリズムというと衝撃的だが、それがメインとは思わない。
墜落事故での死、凍死、飢餓、雪崩。

墜落事故の生存者たちが救助の来ない中で生きるのを諦めず、過酷な中でも他
>>続きを読む

エコール(2004年製作の映画)

2.3

雰囲気を楽しむ映画というのか、理由や結末はハッキリと明かされることはない。
おとぎ話のような非現実的な世界観で、森の中の静かな寮で少女だけが暮らしている。
みんな真っ白い衣装を着て、年齢に応じた色のリ
>>続きを読む

秘密の森の、その向こう(2021年製作の映画)

3.2

配色センスがいい。
燃ゆる女の肖像でも、どの場面を切り取っても美しいと思ったがこの映画もフランスの田舎の森の風景や服の色が素敵だ。

非現実的な内容なのにファンタジー味がなく、現実の延長のように会うは
>>続きを読む

Mr.ブルックス 完璧なる殺人鬼(2007年製作の映画)

2.5

定番サスペンス。
殺人依存症の殺しをやめたい殺人鬼、彼に憧れるおつむ弱めヒャッハー系の若者、プライベートに問題を抱える自立した女刑事、愛する娘。

ナチュラルにもう一人の自分とでも言うべきおじさんがい
>>続きを読む

BOYS/ボーイズ(2014年製作の映画)

3.7

すごく素直でストレートな映画。
ごく普通の陸上に打ち込む少年の、友情と恋愛の混ざった青い感情。

異性にも興味がないわけでもないし、陸上にも打ち込みたいし、友達の目も気になるし、グレた兄も心配だし。
>>続きを読む

吉原炎上(1987年製作の映画)

3.8

名取優子の若い頃を知らなかったが、こんなに美しくて、そして幅のある俳優だったとは。
おぼこな田舎娘から遊女になり、花魁になり。誇りと強さ、貫禄を感じる花魁道中は圧巻である。

こだわりを感じる映像美と
>>続きを読む

さくらん(2007年製作の映画)

3.8

時代を考えるとリアルかどうか、と言う映画ではない。
蜷川実花と椎名林檎、安野モヨコというクセとアクの強くて毒々しくも美しい抜群のセンスと、弱い立場にある遊女の強さとプライドの映画だ。女性監督目線からか
>>続きを読む

スピーシーズ2(1998年製作の映画)

2.9

今回はエイリアンが男女それぞれ出てくる。
メインは男なのでやりたい放題しまくるイケメン金持ちに辟易としながらも、前作に続く登場人物とおっぱいは安心感がある。

エイリアンとの戦いは前作の方がアクション
>>続きを読む

Summer of 85(2020年製作の映画)

3.6

決してハッピー!とはいえないが暗すぎない恋愛というかは青春映画。
青春は喜怒哀楽と展開も激しいが、怒哀も乗り越えることとできる。

ダヴィドは身勝手に思えるが、彼の船の名前はカリプソだ。愛したオデュッ
>>続きを読む

仁義なき戦い(1973年製作の映画)

3.4

男たちの挽歌をみたら、なぜわたしはまだ仁義なき戦いを見たことがないんだ?と疑問に思い見始めた。

もはやバラエティでしか聞いたことのないオープニングテーマと大御所の出演陣にこれが日本の任侠映画のはしり
>>続きを読む

スピーシーズ/種の起源(1995年製作の映画)

3.2

SFホラーなんだが、官能的で美しい。
エイリアンの、人間の女性に扮した姿がまぁ美しくて見応えがある。

テンポもいいしわかりやすいし、おっぱいもあるし、イイ。
自分の子孫を残すために良い男を物色するエ
>>続きを読む

バイオハザード ディジェネレーション(2008年製作の映画)

2.5

レオンとクレアのバイオハザードフルCGアニメ。

レオンはひたすらカッコいいね。たらしだな…。バイオシリーズと分かった上で見ているので話は当然スルスル理解できるし、あまりに強靭な肉体もそんなもんだよね
>>続きを読む