まるさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

まる

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ゾンビーワールドへようこそ(2015年製作の映画)

4.0

ホラー×コメディ。
全員童貞の冴えないボーイスカウト3人組がボーイスカウトで培った対処法を活かしに活かし、ゾンビに立ち向かう。

設定もわかりやすく、話もテンポよくバカバカしさも交えながら面白い。
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クロール ー凶暴領域ー(2019年製作の映画)

2.5

犬は無事です。よかった。
悩みを持つ主人公が悪夢のような悲劇をきっかけに自信を取り戻すという王道映画。

サメ映画のワニ版であり、わかりやすい展開で見やすい。
決め台詞の私が頂点捕食者よ!は正直よくわ
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目撃者 闇の中の瞳(2017年製作の映画)

3.2

難しい。展開が激しいので頭を整理しないとあれれ?となる。

謎解きサスペンスなんだろうが、後半は何を、誰の言葉なら信用していいいのか全くわからない。
結局、たぶんこうだよね?となってしまった。

映像
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マンホール(2013年製作の映画)

1.5

とにかく汚い。汚くて穢い。
下水道にもぐる、というだけでうっすら想像はつくだろうが何でもありの映画だ。

汚くだけでなくグロさもある。
ほぼ全てのシーンがとにかく不快だし、謎解きが爽快かというとそんな
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食人族4Kリマスター無修正完全版(1980年製作の映画)

3.5

昔だったからこそ撮れたんだろうと思うと貴重だ。
もちろん殺人シーンは現代の方がリアルだ。体に血糊塗って石で触ってるのをお腹を開く表現として使っていたりするので、そういう意味では限界を感じる。
あと本物
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監獄島(2007年製作の映画)

2.9

わかりやすいというか、単純なので見やすい映画。
そしてアクションがバリバリかつ派手なので割と面白いと思う。

深みとか含蓄とかはないし、ちょっと長いし展開もわかるけど、ひたすらバイオレンスアクションと
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ノイズ(1999年製作の映画)

3.0

イケメン優秀、NASAだから高収入で有名。しかも優しい妻思い。
最高の旦那である。
そんな夫が宇宙で事故り、さよならかと思いきや無事生還した。

そんなハッピーから始まる不穏さが良い。
事故の影響か様
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デビル(2010年製作の映画)

2.5

エレベーターが止まり、狭い密室で次々と殺人が起こるホラー。
悪魔というと人の心の闇につけ入り、人間関係を壊して物事を最悪な方向に進めていくイメージがあったが、この映画の悪魔は物理主義のようだ。

みん
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エレベーター(2011年製作の映画)

2.5

狭い密室、事故ったら大惨事という最悪なシチュエーションのエレベーターに華やかなパーティー客が乗り合わせる。

そしてエレベーターが止まり、まさかの事態が起こる。
エレベーター内で判明する人々の本性や人
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地獄の門(1980年製作の映画)

3.9

どう撮ったの?といいたくなるゴア描写が素敵だ。
特に口から臓物が次々と出るシーンは若くて綺麗な内蔵がめちゃくちゃ不快な音と共に零れ落ちて、不快なのに官能的なくらいにゾクゾクする。
グロがダメな人には決
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ノクターン(2020年製作の映画)

3.2

チューニングのような不協和音がザワザワとした不快感をより一層増す。
クラシックの世界について知識はほぼ皆無だが、芸術という孤独の世界、人と比べられ点数化される世界に住む思春期の女学生の心の闇を抉りだす
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最後まで行く(2014年製作の映画)

3.6

テンポのよさと音楽の使い方で引き込まれる。
次々とせまるピンチ、だんだんとデカくなるスケール。飽きないで見られる。

要素が多いが、テンポよく進むし、小難しい設定がなくてわかりやすいので混乱しなかった
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新感染半島 ファイナル・ステージ(2020年製作の映画)

2.3

映画というかゲームを見ているようだった。
予算の都合かなと思いつつ、ゲームならすごい映像だな!と思えるけど映画だと、もっと綺麗な映像のゲームもあるよなぁと思ってしまったごめん。

あの前作から四年が経
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ロニートとエスティ 彼女たちの選択(2017年製作の映画)

3.8

都会的な女性カメラマンのもとに届いた訃報。
ぎこちなくよそよそしい故郷の人々。
亡くなったのは厳格なユダヤ教指導者の彼女の父だった。
訃報を機に再会した親友3人、しかしそこにも触れられないタブーがあっ
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クリフハンガー(1993年製作の映画)

3.4

まさに崖っぷち、高い山々で起こる事件とアクションにハラハラする。

救いようのないクソ悪党たちが強盗を企てるも作戦失敗で雪山に金が落ちてしまう。
その金を回収するために救助隊を利用して、最後は救助隊も
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トム・アット・ザ・ファーム(2013年製作の映画)

3.5

核心にいつ触れるか、と思っていたら終わってしまった。

「友人」ギョークの葬儀に訪れたトムと「友人」の関係、30歳・未婚・実家暮らし・他人を拒絶するギョークの兄、実家に寄り付かなくなった息子ギョークの
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ナワリヌイ(2022年製作の映画)

3.4

ドキュメンタリーだが、下手なサスペンスより物語じみている。
本当に?創作じゃないの?と言いたくなる展開が続いて、これは実話じゃなくて作り話だよと言われても納得してしまいそうである。事実は小説よりも奇な
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ジョーズ'87/復讐篇(1987年製作の映画)

2.5

サメがまさかのバハマにまで追いかけてくる。
サメって何だっけといいたくなる、近年のめちゃくちゃサメ映画を思わせる設定だが、造形は3よりいい。
マイクの子供も出てきて、1〜3のシーンも回顧として入るので
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ジョーズ3(1983年製作の映画)

2.2

これまでがんばってきたサメの造形、見せ方がいきなりZ級になる。
1.2で子どもだったマイクとショーンが大人になり、水族館設立に動く中で死んだサメの復讐に巨大サメが襲いにくる。

ストーリーもイマイチ盛
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JAWS/ジョーズ2(1978年製作の映画)

2.7

前作でヒーローになったかと思いきや、警察署長がリスペクトされてなくてほろ苦い。
平和な観光地に戻ったアミティに再びサメが!?という続編として完璧なストーリー。

アミティのお役人達がポンコツかつ署長が
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ザスーラ(2005年製作の映画)

3.0

ジュマンジシリーズに比べると、展開の飽きとかファンタジーなりのリアリティが減るので少し評価が下がるが、かわいい兄弟が本当にかわいいので良かった。

お兄ちゃんは好きだけど、何でも勝てないし、遊んでくれ
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ファイナル・スクリーム(2019年製作の映画)

1.4

ツッコミどころ盛りだくさんZ級ホラー映画。
映画撮影だよ!と呼び出されたらスナップビデオの出演者募集だったというストーリー。
ストーリーはわかりやすいとも言える内容だが、本当に映画撮る気あるんか?と言
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ジュマンジ/ネクスト・レベル(2019年製作の映画)

3.5

前作に引き続き、少し大人になった彼らがまたゲームに巻き込まれる。
おじいちゃんの友情も一緒に。

定員4名なのに6人も巻き込まれたから、当然新キャラが現れる。
まさかのキャラも出るが、ゲームに馴染みの
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ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル(2017年製作の映画)

3.6

気弱なオタクくん、幼馴染で最近は疎遠なアメフトマン、セルフィーに夢中なギャル、冷笑的な一匹狼女子。

一見関わりのなさそうな彼ら四人が、居残り罰室で見つけた古ぼけたゲームを始めたら、ゲームの世界に入り
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ジュマンジ(1995年製作の映画)

3.5

ゲームが現実なら、楽しそう?怖い?
小さい時に一度はしたことがあるような妄想も実際に起こるなら、多分怖い。

気弱ないじめられっ子がたまたま見つけたボドゲを始めたらゲームに吸い込まれ行方不明に。時は流
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オールド・ボーイ(2003年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

小気味いい弦楽とコミカルな画作りで進むバイオレンスサスペンス。
つまんない冴えないおじさんが何故か監禁される全く訳がわからない始まり。

だんだんただのつまんないおじさんじゃなさそうなことに気がつく。
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葛城事件(2016年製作の映画)

3.4

見ていて苦しくなる。
この人!と決めて、愛した人と結婚して。その時は皆きっと幸せになると、幸せにすると心に誓っているのだろう。

それなのになぜ成功する人と失敗する人に分かれるのだろう。
子どもは必ず
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マルコヴィッチの穴(1999年製作の映画)

4.3

あらすじも何も読まず見て、びっくりしたし面白かった。
よくこんな発想が出てくる。

パッケージだけ見て、頭がおかしくなってみんなが自分に見える男の話かと思いきや。
全体として非現実的だし、穴を見つける
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[Focus](1996年製作の映画)

3.8

前半のテレビマンたちの傲慢さと横柄さが実に不快でいい。
それがうまく返ってくる。伏線になってるのが面白い。

浅野忠信、イケてるかっこいいおじさんのイメージしかなかったけどこんな映画もあったんだ。車内
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ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

3.7

とても日本的な良質スリラー映画。
人間性と尊厳を完璧にぶっ壊されてしまった一人の男を中心に、狭い人間関係で物語が展開する。

本当、意外と世の中は狭いのだ。彼女の元彼が知り合いだったり、思わぬところで
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39 刑法第三十九条(1999年製作の映画)

3.7

最近、テレビで報道されて話題になった刑法の規定。
市民感情と法の乖離は指摘されることも多いが、まさにその一つである刑法三十九条を起点に物語が進み、展開する。

衝動殺人の精神鑑定から始まり、そしてどん
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PIG ピッグ(2021年製作の映画)

3.0

ニコラスケイジがまた暴れる映画かなぁ〜リベンジバイオレンス?と思ってた。
思っていたより静かで理性的。そして湿度が高かった。

みすぼらしいトリュフ獲りが飼う豚がある晩盗まれ、その豚を取り戻すために盗
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(2021年製作の映画)

3.7

最古のアニメという設定の短い映画だ。
音割れ、ガサガサした画面、古くないものを古く見せる工夫が面白い。

不気味さはあるがかわいらしい人形のアニメと思っていたら途中から人形が異様にリアルになり、かなり
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オオカミの家(2018年製作の映画)

4.1

チリに実在したコロニアディグニアというナチスを発端としたかなりヤバいカルト団体がモチーフとなっていると知った上で見るべき映画。団体の善良さを知らしめるというコンセプトながら、その内容はグロテスクだ。>>続きを読む

サイコ・ゴアマン(2020年製作の映画)

4.0

面白い。ゴアというだけあって人体(?)破壊の描写は沢山あるし、つゆだくだが悲壮感はない。
テンポもよく、音楽もよく、何よりキャラクターが最高に良い。造形も性格も。

悪の公爵といういかにも!な悪役が、
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ウルフクリーク 猟奇殺人谷(2005年製作の映画)

3.0

BGMが少ないので緊迫感やスリルがリアリティを持って感じられる。
なんとか惨劇を免れようと逃げるシーンはかなりハラハラする。

いい奴、親切で面白いおじさんと思いきやサイコパス快楽殺人者だったという展
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