いくらご飯さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

いくらご飯

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PLAN 75(2022年製作の映画)

3.8

印象に残ったシーン。
排除アートの提案後、排除される人々に炊き出しをするヒロム。
ミチがスープを受け取る表情。

リアリティのある演技とは裏腹にSF風味のディストピア映画でした。
ミチを始め登場するご
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ニューオーダー(2020年製作の映画)

3.8

『母という名の女』が特に好きで楽しみにしていたミシェル・フランコ。
ひどく残虐な行為が多く行われるけれど、過去3作ほどの痛みや恐ろしさはあまり感じられなかった。
理不尽な暴力をそのまま暴力として描く世
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読まれなかった小説(2018年製作の映画)

4.0

景色が美しい『雪の轍』よりも身近なテーマなのでスッと入り込めました。

シナンの過剰な自信と痛さ…
色々と胸に刺さり思い出して痛い。
国も環境も話す内容(宗教)も全く自分とは違うのに普遍的な部分が刺さ
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マイスモールランド(2022年製作の映画)

4.1

押しつけがましくもなく、
ドラマティックになりすぎず、
ただそこにある現状。

出演や関わりを望んだ在日クルド人のことを彼らの安全を考慮して断らなければいけなかった状況。姿は見えなくても美味しそうな料
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フォーエバー・パージ(2021年製作の映画)

3.4

時間が過ぎた後の焼け野原が好きなので、時間制限がある方が楽しめました。

ティファニーで朝食を(1961年製作の映画)

3.6

ポールの魅力が分からない。
デートの下りは可愛らしい。

帰れない二人(2018年製作の映画)

3.7

知らない人の結婚披露宴でバクバク食べる姿がいい。

流浪の月(2022年製作の映画)

3.9

中盤、文が更紗の髪を撫でるシーンが1番好き。

連行シーンなど音楽をドラマティックに流す場面が少し気になる。画と役者と自然音で十分強いのに。
文の過去と内田也哉子さんをもっと見たくなりました。

鏡の中にある如く(1961年製作の映画)

3.8

序盤の家族団欒の不穏さがいい。陰影で作られた画面が美しすぎる。
家族ゲーム、地獄の黙示録。

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.8

恥ずかしながらウルトラマンと仮面ライダーの区別もつかない特撮初心者なので不安でしたが、庵野さんらしい画の強さ面白さで楽しめました。

シン・ゴジラでもスピード感と個性ある画角の会話劇が好きだったので庵
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アンナの出会い(1978年製作の映画)

3.9

窓から撮影される夜の駅がとても美しい…
優美もかっこいい。
雄弁な人物より無言の風景に惚れる

私、君、彼、彼女(1974年製作の映画)

3.6

終始動物的なアケルマンだけど彼パートだけはとても距離と理性を感じた。

パリ13区(2021年製作の映画)

3.7

エミリーとカミーユはそこまで若者ではないのに高校生大学生くらいのやり取りに見えた。少し子ども。

ノラとアンバーの話、描写はすごく良かった。

名探偵コナン 14番目の標的(ターゲット)(1998年製作の映画)

3.8

水槽に流れる死体が幼い自分には衝撃的でワクワクしたので今でもコナン映画で1番好き

ブリジット・ジョーンズの日記(2001年製作の映画)

3.6

ブリジットが行動的で明るくて美人ですごく魅力的な女性なのでモテない自虐がよく分からない、けど楽しい映画。

愛のように感じた(2013年製作の映画)

3.7

犬が痛めつけられなくてよかった。

掃除したくなる気持ちと掃除すんなよって気持ちどちらも痛いほど分かる

ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地、ジャンヌ・ディエルマン/ブリュッセル1080、コルメス3番街のジャンヌ・ディエルマン(1975年製作の映画)

4.6

衝撃。生涯ベスト3のハネケの「セブンス・コンチネント」を彷彿とさせる素晴らしい映画。

終末感。
定められた終わりへの道がたまらない。
そうであるしかない運命。

宝島(2018年製作の映画)

4.0

黒人の兄弟を中心に子供達はもちろん、大人も愛おしくなる映画。
水を抜く季節の終わりが切ない。

囚われの女(2000年製作の映画)

3.8

静かな狂気性。
妄想する側のシモンよりも、狂気を飼い慣らしているアリアーヌがとても不気味。
風呂場のシーンとオペラが印象的。

死刑にいたる病(2022年製作の映画)

3.7

面会所では様々な手法の演出。
良質な作品ですが、
猟奇的・サイコ感・主人公が狂っていく様子、どれも物足りなかったかな。

アンラッキー・セックス またはイカれたポルノ(2021年製作の映画)

3.8

1章が特に良かった。
悪意たっぷりのやり取りを遠くから捉える長回しショットが好きだった「アーフェリム!」を思い出した。

カモン カモン(2021年製作の映画)

3.6

セラピー映画
登場人物が全員あまりにも健全で優しくて心が広く、さほど心には刺さらず…

ゴールデン・リバー(2018年製作の映画)

3.7

サスペンスではなくヒューマンドラマ。友情と兄弟。

コレクティブ 国家の嘘(2019年製作の映画)

4.0

保健省大臣からのパートはとても興味深い。監督によると映画公開後に告発が数十倍に増えたということで、その後のルーマニアを知りたい。

デュエル(1976年製作の映画)

3.4

分からなくても心地よい映画はたくさんあるけれど、あまり心地よくのれず。

ジャッキー・ブラウン(1997年製作の映画)

3.8

おマヌケなロバート・デ・ニーロ、ルイスとメラニーのシーンが好き。