ぱむはむぷひんさんの映画レビュー・感想・評価

ぱむはむぷひん

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ある男(2022年製作の映画)

3.7

役者に頼りすぎた作品だった。雑に役者選んでたら大失敗してたと思う難しい作品。
自分じゃない別の人生を借りて生きた窪田が本当は誰だったのか、そこまで捨てたい人生をなぜ自死という選択をせずに生きたいと思っ
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ラーゲリより愛を込めて(2022年製作の映画)

1.3

見たの結構前だけど、残念すぎて覚えてたから書く。こんな悪夢みたいな出来事があったのかと思うと胸が苦しい。洗脳だよ洗脳。遺書を数人で覚えて記憶を持ち帰るっていうのはすごくいいと思うんだけど、御涙頂戴感が>>続きを読む

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

3.3

漫画もアニメも一切見たことなく情報を入れないまま観に行った。でもストーリーわかったから、あれ?そんな短い時間で完結する話なのか、、?原作鬼長いイメージだったけどって思ったけど、これはサイドストーリー的>>続きを読む

ジオストーム(2017年製作の映画)

4.0

世界が結束すれば、人類は滅びることはない、か。そう、戦争とかしてる場合じゃないくらい、地球の異常をどうにかしなきゃいけない。でも、こういう大災害(ここではテロ)が起きなきゃまだ遠い未来のことだとどこか>>続きを読む

アシスタント(2019年製作の映画)

3.3

新社会人あるあるなのかな、、、新社会人が言うことでもないんだけど(笑)確かに、理不尽なことなんかあるし、今まで真面目に勉強して努力してきた人にとっては、期待して入った会社に絶望することもあると思うけど>>続きを読む

よっす、おまたせ、じゃあまたね。(2022年製作の映画)

3.5

ケラケラ笑いながら観た。演劇上がりの作品だからなんだろうけど、会話劇がとても面白くて、まず初っ端のテンダーのくだりからクスクス。期待したまま観てそのままテンポ良く期待を裏切らない。でも、会話だけではな>>続きを読む

いつかの君にもわかること(2020年製作の映画)

5.0

結構前に見た作品だけどウベルトパゾリーニ大好きだからちゃんとメモってた。書きます。息子を育てる父親の余命は残りわずか。息子を大切に育ててくれる家族を見つけるため、成長を見届けたい、ずっと一緒にいたい思>>続きを読む

リトル・マーメイド(2023年製作の映画)

3.0

黒人とか白人とか差別とか、そもそもそれをテーマにした物語じゃないんだから、もはやどうでも良いし作品自体が良ければそれでいいと思って見たけど、全然そんなことじゃなかった。印象はやっぱり違った、そもそも、>>続きを読む

アイスマイヤー曹長の選択(2022年製作の映画)

1.0

気持ち悪い。実話だから変に内容変えられないのは分かってるけど、訓練将校っていう胸焼けしそうな環境がまず怖い。そんでそれを普通に受け入れちゃう周りも怖い。性同一性障害が良くないとかそんなことじゃない、自>>続きを読む

THE WITCH/魔女 —増殖—(2022年製作の映画)

4.2

2回鑑賞。パート分けしてるんだから当たり前かと思いながら特に登場人物にバックグラウンドがないのはもう諦めてはいるけど、そんなことどうでもよくなるくらいの前作に劣らない最高のアクション、、、
自分に良く
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怪物(2023年製作の映画)

4.3

3回鑑賞。やっぱりこの作品みて思うのは、是枝監督は子供を映すのがうますぎるということ。子供の視点で、ではなく、子供になって描写してる。子供の時の感覚って大人になるにつれて忘れていくものなのに、彼は絶対>>続きを読む

デトロイト・メタル・シティ(2008年製作の映画)

4.2

1人で声をあげて笑うほどの最高なコメディ!物語は、根岸が本当にやりたかった音楽でうまくいかず、デスメタルで成功してしまうところから。学生の頃志した音楽への道から遠のいたところで理想と現実の交差に戸惑う>>続きを読む

フレフレ少女(2008年製作の映画)

5.0

これが邦画だ!映画だ!!!っていうとんでもなく面白い作品に出会ってしまった。素晴らしい。まず、最近の映画のほとんどに見られる俳優を意識したショットがない。新垣結衣という国民的人気を誇る女優を起用しなが>>続きを読む

少女邂逅(2017年製作の映画)

4.0

自分は蚕のよう、そう紬は思っていた。痛覚はなく、何も感じない、(心が)死んでも平然を保つ。自分と同じかもしれない人を見つけるけど、関わっていくうちに違うことに気づく。けど、執着してしまう。自分と同じだ>>続きを読む

新解釈・三國志(2020年製作の映画)

-

映画への冒涜だと断言できるほど最低だった。ただ豪華な俳優使えばいいってわけじゃない。出演してる人がただただ楽しんでいるだけの映像。演技中にクスクス笑って、まともに演技もできない。それを狙ってるのが心底>>続きを読む

明けない夜とリバーサイド(2021年製作の映画)

3.1

コロナ禍で人々の生活や価値観が変わり、うまく環境に対応できていない状況のなかで、結婚プランナーの仕事を取り上げたことがうまいなと思った。普通なら結婚は喜ばしいことで、プランナーは感謝されることが多いは>>続きを読む

別れるということ(2020年製作の映画)

1.5

題である別れると言うことをうまく表現できていない気がした。死んだことに対して悲しんでいる様子だけで終わってしまった。故人が、さあ撮影行くぞと声をかけていたけれど、それは届いてない。彼らにはもちろん、私>>続きを読む

余命10年(2022年製作の映画)

-

あの、3回見て3回泣きました。そんな映画ここ最近ない。最高。まつりがのこしたものって、大きすぎて人って死ぬ前に人生のうちに誰かに残せるものってこんなにもあるの?って思っちゃった。私もそんな生き方ができ>>続きを読む

哀愁しんでれら(2021年製作の映画)

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きっとこういうストーリーに普通を求めるのは違うんだろうけど、こんなにも短期間で人は変われないと思う。母親に見捨てられたとしても、他の血のつながった家族に大切に育てられて幸せで他人と大差ない人の価値観を>>続きを読む

罪の声(2020年製作の映画)

3.2

罪の声って、この作品の中ではただその社会的に、世間から向けられるであろう目と言う意味だけじゃなくて、その罪の声が誰かを救うこともある。世間一般的には罪でも、ある人の前では正義、あるいは救いになるのかも>>続きを読む

ぼくらのよあけ(2022年製作の映画)

1.8

短い時間の中で描くにはかなり無理がある壮大な話だと思った。もっと深く描いて欲しかった部分が多い。例えばお父さんお母さん世代の話がほとんどなかったこと。その子供たち(主人公)につながる大切な部分だから、>>続きを読む

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

1.8

東日本大震災を出すにはちょっと薄すぎるのではないかとも思う。センシティブな内容なら、もう少し予告でもそれを出しても良かったと。もしかしたらそんな予告があったのかもしれないけど、届いてない人が1人でもい>>続きを読む

予告犯(2015年製作の映画)

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私たちには想像もし得ない残酷で生きにくい世界がまだまだあること。その中で生きる人たちが何を望んでいたのか、その答えが非常に簡単で、でも難しいこと。わかったようでわからないことが多すぎるこの世界で、私は>>続きを読む

江ノ島プリズム(2013年製作の映画)

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自分よりも、確実に終わる友情を選んだ。プリズムが思い出、友情って意味だと思ったなあ。もうそこに意味を持たないプリズムは、思い出でもなければ友情もない。けど、今でも3人を繋ぐ唯一のものであること。それが>>続きを読む

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