さすが、タルコフスキー監督にも捧げているだけあり、天使の白黒パートはその美しさと静けさ、詩的で優しい描写の連続には、睡魔との戦いを強いられる!
昔みた時と比べると、歳を重ねたせいか、なんとなく理解でき>>続きを読む
久しぶりに鑑賞。
これはトリュフォー監督が撮る可能性もあったので、そっちver.もみたかったと思うものの、アメリカンニューシネマとしてアメリカ映画の分岐点となった本作はやはり名作であり、傑作であると思>>続きを読む
かなり久しぶりに鑑賞したのだが、オープニングの音楽がかっこよすぎて、いきなり当時味わったテンションに引き込まれる。
アンチ消費社会といった映画であり、不満を抱えた多くの人間がその退屈さ、またはその鬱憤>>続きを読む
TVでたまたま観てしまった。
やばすぎるでしょこの映画。
アニメと違うとか、カントリーロードじゃないとか、そういうレベルではない。これは、過去ワースト映画になりえるほど酷い映画だった。
演出とにかく>>続きを読む
意外とおもしろかった。
たしかに犬神家的な世界観。
反戦や反経済至上主義というテーマは、水木しげる先生の意志を大事にしてる様に感じた作品だった。
PG12作品らしく、大人向けの悪趣味な設定もあって、ド>>続きを読む
すごい映画をみた。
少し動揺しているので本来なら落ち着いて、感想を書くべきかもしれない。
かつてロベール・ブレッソンのラルジャンを初めてみた時に近い感覚かも。
考察するのもおこがましく感じる。
監督>>続きを読む
かなり面白かった。
AとA2、ドキュメンタリーは嘘をつく等の、ドキュメンタリー監督の森達也監督が作ったこの映画。
本作はかつて本当にあった事件を描いた劇映画であり、ある種のエンターテイメントな部分も>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
とても面白いホラーだった。
ここまで出来のよいホラーは久しぶり。
シンプルでわかりやすく、テンポも早くて良い。
へたなホラーにありがちな、「なんで?」というご都合的な箇所もほぼない。というか、あえて>>続きを読む
ソフィア・コッポラの映画はマリーアントワネットを当時劇場で鑑賞したが、浅い映画だと感じたため、見る事を避けていた。
時間も経ち、今観たらどう感じるのかという気持ちでu-nextで鑑賞。
結論は、やは>>続きを読む
何回目か知らないが、配信でまた鑑賞。
イーストウッドの西部劇のラストに相応しい神がかった映画。
あのイーストウッドが馬に乗れない、近距離の缶を打ち抜けない。豚に引きずられながらなんとか飼育している。>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
基本的には、「核分裂」と「核融合」いう名前の2本の時間軸で物語は進む構造。その2本の時間軸内でも時間が前後する事もあり、必死で鑑賞していた。
映画の作り方は流石ノーランといったところ。
ファースト>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
正直初見ではよく面白さがわからなかった。
父親は鬱で、自殺願望がある人物。
娘が、昔のテープをみて自殺したであろう父親の事を回想している(このテープの父親と同じ年齢になったからか?)。
この答えあ>>続きを読む
ドン・シーゲル+イーストウッドって本当にかっこいいです。何回みても、惚れ惚れします。
何回観ても、サソリがハイジャックしたしたバスを待ち受けるキャラハンの立ち姿をみて失神しそうになります。かっこよすぎ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
久しぶりに配信で鑑賞。
ラストの考察は難しいところがある。映画から突き放された感覚と同時に、映画の外には客観的な視点でみたら花や植物、兵士の笑顔など、美しい世界が広がっていた。
主人公はほぼ自殺を>>続きを読む
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かつて劇場で鑑賞しており、最近になり再度視聴。ウェスアンダーソン監督は大好きで、この作品もとても好きだ。
監督の作品すべてにいえるが、ファミコンのマッピーのような映像と言えばよいのか、人間がゲームキャ>>続きを読む
ブライアン・デ・パルマ監督は本当にワクワクする映像を見せつけてくる。キラーズ・オブ・ザ・フラワームーンに感動し、デ・ニーロのこの映画を思い出しため久しぶりにU-NEXTにて鑑賞。かなり古い映画になって>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
怪物
初見では疑問点が多い展開や演出が続く。3部構成の3部になり、ようやく色々と判明してくる。
1部は母親、2部は先生、3部は子供の視点。それぞれが観ている視点によって、何が観えているのかの違いをハ>>続きを読む
スコセッシの中で、なぜか観てなかったので何となく観てみたけど、カッコ良すぎ。
ジョー・ペシとデニーロが、2人で思いっきりムショ上がりの幹部を蹴りまくるシーン最高。レイ・リオッタの「おいおい」みたいな>>続きを読む
「哀れなる者たち」を観たため、鑑賞。
撮影がロビー・ライアンであったりと、近い世界観を感じる。
宮廷の立場乗っ取り物映画。
宮廷劇に現代的なセリフ等の映画のアンバランスさや、魚眼レンズの歪みなどのカメ>>続きを読む
素晴らしい。これを観た人生とそうでない人生では、今後の生き方が変わるような気さえする。
観て良かった。
ヴェンダースの中でもかなり好きな映画だと思った。
品のいい映画を作るなぁ。音楽もいいし、読んでい>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
正直演出がひどかった。くさすぎて全く映画に入り込めない。恥ずかしくなった。
「若い奴に日本はまかせた!」とか言いながら歩くシーンは怖気が走るくらい恥ずかしい演出だし、しかも、そんな演出したくせに最後若>>続きを読む
凄くよかった。
美術・衣装は観ているだけでかなり楽しめる。
エマストーン演じるベラの幼さに振り回される男たちの様子は笑ってしまう。ユーモアと風刺が効いたストーリー・設定も面白い。
脇を固める俳優陣も素>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
こういった映画で、このラストはいままで体験してこなかったかもしれない。母親が犯人か否かに悩まされる子供。ずっと引っ張て、ラストが「わからない」で終わるとは。そして、そういうラストである事に大きな意味を>>続きを読む
ウェス・アンダーソンの中でも難解な映画だと思う。
導入から分かるが、劇中劇がずっと続いているのだが、その境界線を曖昧にしていてどの角度で観ればよいのかバグる。これが意図的であるため、ある種の新しい映画>>続きを読む
哀れなる者たちを観たので、気になり鑑賞した。
哀れなる者たちは、知識・経験を得る事を奪われるあるいは否定される女性の成長を描いているが、こちらの作品は、知識や経験を得る事を奪われている家庭を描いている>>続きを読む