ペパーミントさんの映画レビュー・感想・評価

ペパーミント

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時をかける少女(2006年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

お前タイムリープしてね?
で息が詰まってしまった。

自分のごまかしを見透かされて
恥ずかしいし焦るよね。

本当は気づいてるのに
気づいてない振りしちゃうのも
結構あるあるなのでは。

若い人には真
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

👍👍👍
前の家政婦の北朝鮮ギャグが面白かった。
例のアナウンサーですよね?笑

テーブルの下に隠れてよその夫婦の営みを聞かされるとか、避難所で誕生日パーティーの誘いを受ける、とか格差やしんどさがすごく
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紙の月(2014年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

怖…
証紙を手作りしだしたあたりから見てられなかった!
紙の月=偽物で、偽物の人生をお金を使って異なる偽物に塗り替えた話なんだろうけど、ならば何が本物なのか。全部本当なのにと思う。仕事でも当初は評価さ
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

学生から社会人になって環境が変わり、価値観も変わって(変えざるを得なくて)別れるカップルって結構いるイメージ。学生の時お似合いだったカップルほど就職後は維持が難しい感じ。とてもリアルな映画だったけど、>>続きを読む

万引き家族(2018年製作の映画)

3.5

お金がなくたって幸せ、とかではなくお金は非常に大事だと念を押される。進んで見たくはないし、invisibleでもある存在や現実を見させられ、なかなかキツイ。

そして父になる(2013年製作の映画)

3.5

血の繋がりを超えるのは生物として非常に難しい。
それとは別に、父になれてますか?ということのよう。

怒りの葡萄(1940年製作の映画)

4.5

有名な米文学作品だったはずと思い鑑賞しましたが、結構困惑しました。
アカ狩りが何かも知らないトムは先入観なくケーシーの話に耳を傾け、こんなにも格差のある世の中はおかしいと感づいていく。10万の農民が飢
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いまを生きる(1989年製作の映画)

3.0

10代の若者ではなくても、観た人に自分の生き方を見つめ直させる映画だと思う。
今自分にできることは何か、自分がすべきことは何か、きちんと考えて生きていかないと。会社員だと毎日をこなして、なんとか金曜に
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アラジン(1992年製作の映画)

5.0

素晴らしい。最高。
身分の差を超えた愛の成就。
それが許されるのは、アラジンが国の危機を救って英雄となったから。
実力で地位を勝ち取ったアラジンを讃えたい。
ジャスミンも、親の言うことに従うのではなく
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婚約者の友人(2016年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

「嘘」を描いた作品。
アドリアンがフランツの友人だと思わずついた嘘。
アンナがアドリアンの正体を親には言えなかった必死の嘘。神父も許した嘘。
フランツも留学時代については嘘があるっぽい。あのホテルは真
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ハーフネルソン(2006年製作の映画)

4.0

弁証法に則った話になっているようで。
黒板に書かれたopposites(対立)からの
turning points(転換点)、そして
change(変化)。
黒人と白人、教師と生徒という対立を乗り越え
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クレイマー、クレイマー(1979年製作の映画)

4.5

子役の名演技(;_;)
この映画は警告なんだろうな。
結婚する前に、相手がどんな人生を送りたいと思っているのかよく確認すること。
結婚した後で思ってたのと違ってた場合も夫婦で擦り合わせすること。
働く
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彼女が消えた浜辺(2009年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

テーマは「不名誉な死」と「人間のエゴ」?
婚約者がいる身なのに、男を紹介する目的の集まりに行くのはイランじゃなくても日本でも良くない。だけど、だからって、こどもを助けるために海に入って犠牲になったエリ
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守護神(2006年製作の映画)

4.0

正義には犠牲が伴う。
ジェイクのような過去がある人でなければ続けられない仕事に思える。

ジェイクがもう一度チームの一員という自覚を持てるようになったり、ベンがジェイクを教育する中で自分の問題点に気づ
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ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

レプリカントの運命を変える、革命の寵児である「子ども」は自分なのかと思っていたら違った…のシーンが素晴らしいと思った。うおぉぉ…とグッときた。
最後に、仕事をやり切って半分放心したKが階段で寝転ぶのも
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16歳の合衆国(2002年製作の映画)

3.0

リーランドがライアンを殺した理由は何なのか?一般的には父親や恋愛関係のこじれが原因の突発的行動に思える。リーランドは父親に十分な関心を持たれなかったし、そのせいで鬱々とネガティブな思考の若者になったと>>続きを読む

ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期(2016年製作の映画)

2.0

BBCっぽいテレビ局の裏側が酷いw

正反対の人に惹かれたり、似たもの同士で居心地良かったり、人間の感情はアルゴリズムでは測れない、とか女性の自立とかいろいろいい事言っているけど、
結局白馬の王子に助
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ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月(2004年製作の映画)

3.5

前作と同じ構図だけど、今回はちょっと悲しい人間の性という感じ。
ダーシーがいい奴だと知ってるのにちょっとしたことで疑ったり、他人の助言を信じ込んたり。本命がいるのに、信用できない男に惹かれたり。疑ぐり
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ブリジット・ジョーンズの日記(2001年製作の映画)

4.0

今見てようやく高慢と偏見のオマージュと知る。レネィがアメリカ人なのも知らなかった!
惹かれあっているのに素直になれず、誤解からこじれ、最後に誤解が解けて結ばれる…鉄板のラブストーリーはやはり面白い。

おくりびと(2008年製作の映画)

3.0

今更ながら。
納棺師が差別の対象と知らなかった…。
この映画のヒット以降はイメージも変わったのだろうか。

主人公の職業人としての成長、親子の絆を取り戻す様を描いた映画。

祝福~オラとニコデムの家~(2016年製作の映画)

3.5

オラは本当に苦しい状況に置かれていると思うけど、似たような目に遭っている人は意外といると思う。
オラは将来なりたい職業とかあるんだろうか。環境に負けないで自分の夢を叶えて自分の人生を生きてほしい。

アデル、ブルーは熱い色(2013年製作の映画)

4.0

胸の痛くなるような映画だった。カフェのシーンが壮絶で絶句。
レズビアンの映画ということで興味本位で観てしまったが、レズビアンはあまり関係なく、志向が正反対の2人がぶつかる恋物語。

芸術家と堅実派で、
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雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(2015年製作の映画)

3.0

破壊からの再生。
「おまえだったらよかったのに」とか「産めばよかったのに」とか、遂に膿を出し切った。
穏やかなメリーゴーランドがデイヴィスを癒していくね…

夜明け告げるルーのうた(2017年製作の映画)

3.0

人魚のルーは元気いっぱいでクルクルとした無邪気な動きが本当に可愛い。
それだけに夜中まで連れ回す…といった描写はちょっと嫌な連想をしてしまった。模倣したがる人がいないといいんだけど。

水の塊や水中生
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ゴースト・イン・ザ・シェル(2017年製作の映画)

2.5

人間とは何かを問うのがテーマのよう。
ミラは素子としての記憶、過去を必死で探すけど記憶を取り戻した後はまた公安の仕事に戻る。そこはテーマ通り、人を決めるのは過去ではなくこれから何をするかということなの
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Remember My Name(原題)(1978年製作の映画)

2.5

偏執的愛情を描いた作品かと思ったら、復讐譚だった。
最後の歌の歌詞は「男はただの操り人形」「自分がしたことの責任を取れ」。
男を監禁したのは永遠に自分のものにしようとしたわけではなくて、懲罰のために牢
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Goat(原題)(2016年製作の映画)

3.5

人をゴートにしてくる奴等はみな同じ顔をしている。
同じ顔、同じ暴力。

わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

3.5

映画はイギリスの話だったけど、社会保障費削減のため対象者を減らそうと厳しい窓口対応をするというのは日本でも同じだろうな。社会保障を支える世代として勿論不正受給とかは許せないけど、これまで真っ当に社会保>>続きを読む

春琴抄(1976年製作の映画)

4.0

佐助が望んだのは徹底した主従関係…とのことだけど、佐助役の三浦友和があまりに健康的外見なのでそういう人に見えない。

2人の若い頃の映像を見たことがなかったので、こんなに綺麗だったんだと驚いた。

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嵐が丘(1992年製作の映画)

4.0

貰われっ子の少年を好きになっちゃったとか、でも身分が違うので結婚まではできないとか、当時の女性の立場にあって悩むキャサリンの思いが伝わってきた。
でもヒースクリフが自分に相当入れあげてることを分かった
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ブルーバレンタイン(2010年製作の映画)

4.0

熱愛が冷めた後を見るのは非常に辛い。元彼の子どもを含め、彼女の全てを受け入れたディーン…。関係が冷めてくると、子どもを受け入れてやったという恩にすがるようになる。
ディーンは呑んだくれの低賃金労働者、
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