ちさえさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

リリーのすべて(2015年製作の映画)

3.6

リリーがリリーにひきこまれていく様は丁寧に、美しく、かつ乱暴なまでに激しく表れている。
1つのモチーフを追うことで成功した画家アイナー。彼が同じく画家である妻の苦悩に少しでも手を差し伸べようとモデルを
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

4.9

公開当時、観たいと思いつつなんやかや忙しく見逃していた作品。そうゼミの先輩に言ったら「非国民」と言われて笑っていたけど、こりゃあ非国民だな。

ものすごいものをみてしまった。

これを撮らなくてはなら
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茄子 スーツケースの渡り鳥(2009年製作の映画)

2.9

良かったんだけど、、、
前作でレースを中心においていたのよりは、その前後をきちんと描いている。んだけど、それならもう少し踏み込んでも良かったのでは!キャラクターが魅力的だからこそ、少し物足りなくも感じ
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茄子 アンダルシアの夏(2003年製作の映画)

3.6

1つのレースがメインの短い映画。
レース中、というのにスポットを当てているのが潔くて好き。
その中でも、ちゃんと心の動きだとか人との関係性だとかが丁寧に描かれていて、愛のある映画だなと思った。

茄子
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キツツキと雨(2011年製作の映画)

4.5

こんなにおもしろいとは………!
最初に息子と喧嘩する長回しいいよねえ。家の構造がすごくうまく使われてて、動きも面白いしよく伝わる。
役所広司の最初のセリフ「はい」でスンバラシイ役者さんだということが分
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バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2(1989年製作の映画)

4.0

スピルバーグでゼメキスなんだ……そりゃ面白いわ!
チキン、という仕掛けをいっこ作ることで物語全体が無理なく(?)仕上がる。

成功を掴みかけては失敗する、シンプルなコメディが難しい事抜きで楽しめるし、
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最高の人生の見つけ方(2007年製作の映画)

3.1

まあ、よくある感じなのかな……と思ってしまった。
赤と青で二人の対比を出す感じも、なんとなくありきたりかも。ていうかそこの対比を視覚的に出す必要は本当にあったのかな?
ざっくり言えば、人生を見つめ直し
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巴里の屋根の下(1930年製作の映画)

3.9

世界初のトーキー、楽しく観れました!
が、やはりサイレントの部分がいいね。

印象に残ったのは、ポーラの部屋にあのろくでなしのフレッドが最初に会いに行く場面。
屋根の上から窓をとおして二人を撮っていて
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イノセント15(2015年製作の映画)

3.4

なるみちゃんの顔、というか、目がいいよね。
重いんだけど、純粋な話。

サリヴァンの旅(1941年製作の映画)

3.5

なるほど、これがスクリューボール・コメディね!
目まぐるしく変化していく展開。

あの笑顔の重なるシーンがやっぱり良いね。
いま、俺笑ってたか?という言葉に、笑いの力強さが表れてると思う。

チャーリーズ・エンジェル(2000年製作の映画)

3.8

楽しく見れる。
どう考えてもスパイ・キッズとチャーリーズ・エンジェルは面白いよね、わくわく。

今日子と修一の場合(2013年製作の映画)

3.6

すんません、流し見した分際でこんなスコアをつけてしまい…………
ただ、安藤サクラの泣きの演技がまじですごすぎる。万引き家族のときも思ったけどほんとに引き込まれる、強い涙。

スノーピアサー(2013年製作の映画)

4.1

評価低いな……けど私は好きです。

まずは設定(舞台)の面白さ。
身分階級を描くのに、垂直でなく水平の構図を選ぶのがまず勇気あるしすごいなって思う。
閉鎖的空間なのにどんどん環境が変わっていくし、見て
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燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

4.0

ひとつひとつの動作がちゃんと演出されていて、作り手の愛を感じる。というか、その演出が好み。

例えば、描きあげられなかった肖像画を見つけるシーン。
ただなんとなく部屋を撫でていくのではなくて、ピアノか
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ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

4.1

面白かった。男女の立場が徐々に変わっていく様子が興味深く……
朝食のシーンがいいね。アルマの特別さがよく出ていると思った。

シャッター アイランド(2009年製作の映画)

3.8

こういう映画いっぱいあるけどそれでも好きだよ。
あの灯台の螺旋階段が個人的にフェチに刺さる。

アイリッシュマン(2019年製作の映画)

3.1

ん長い。登場人物が多い。
ので、観るのに他の映画の10倍はエネルギーがいる映画。
だけど、ロバート・デ・ニーロがやっぱりすごい。こういう映画をずっとやってきた人にしか出せない雰囲気が、やっぱりある。

滝沢歌舞伎 ZERO 2020 The Movie(2020年製作の映画)

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推し映画なので評価つけられん!
けどかっこよかった!かわいかった!
最後のくれいじーふれっしゅが良すぎた!

SCOOP!(2016年製作の映画)

1.5

漫画みたい、と言ったら漫画に失礼だけど、登場人物どれも薄っぺら+役者の熱演は恥ずかしいよ。
ありがちなセリフありがちな演技ありがちなBGM。
テンポも悪くて途中で何度も観るのやめようと思いました。

キャスト・アウェイ(2000年製作の映画)

3.7

面白かった!
なかなか包みを開けようとしない主人公に好感がもてたし、なんとか生きてやるというギリギリの感じもすごく良かった。滑稽とも悲惨ともとれるような状況になっていくのに、目が離せなくなる。

エノーラ・ホームズの事件簿(2020年製作の映画)

3.5

魅力的な主人公!ついつい応援したくなる。
母との再開の場面が、ちゃんと思い出せないけど、良きものを観た、という印象が残ってる。
長男、おい、がんばれよ。

BLACKPINK ライトアップ・ザ・スカイ(2020年製作の映画)

2.9

BLACKPINK全然知らなかったけど面白かった。頑張ってほしいと思った。

雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(2015年製作の映画)

3.2

壊すことに必然性を感じられる。
観ている者にとってもカタルシス。
そうしてボロボロになって再生してゆく。

バーレスク(2010年製作の映画)

3.6

前向きなパワーのある映画。
地下へ続く階段を降りてゆくとそこは、、

母なる証明(2009年製作の映画)

4.2

めっちゃ良かった。
最初の、薬草か何かを切っているシーンだけでもうあの母の異常性と映画全体の不穏な雰囲気がよーく伝わる。