映画のオープニングとしてこれ以上の演出ってあるだろうか…
劇映画はフィクションであり、ショーであるという大前提を見せつけてくれる。
ちょうと夏休みの頃に上映していて、小学生くらいの子どもが二人、兄弟で観に来ていた。
お母さんが劇場の人に「初めて子どもだけで映画観るって行って来てたんです」と言い、兄弟に手を振って劇場を後にした。>>続きを読む
子どもを生み育てることについて、様々な価値観や育った境遇の違いを持つ者たちが、たった一つの命をめぐって右往左往する。その美しさを見た。
現実に日本で起こっているであろう難民の受け入れや入管における問題を扱いながら、人が人を求めたり、心配したりされたり、助けたり助けられたり、という純粋な思いに溢れていて、この映画で描かれている本質を社会>>続きを読む
躍りたくなる音楽と舞い。
フェスやライブになかなか行きづらい今こそ劇場で体感できてよかった。
ストーリーも役者さんたちもとても良い。でも、原作タイトルからの引用なのだろうけれど、今この時代に「ホモ」という表現はどうなんだろう。
どうなんだろうというか使うべきじゃないと思う。
「侮蔑的な意味もあ>>続きを読む
音楽煽り過ぎでしょ、って思いながら観てると煽り以上の展開が待っててほんとやめてくれってなった。
観終えた後にポスターを見ると、またやばい…
ひれ伏してる…
オープニングでタイトルが出ただけで、胸が…!
アメリカ空軍にも戦闘機にもあまり関心はないけど、この胸の高鳴りはなんなのだろう。
隣に座っていた外国人と思しき二人組がタイトルの瞬間無言で拳を突き上げて>>続きを読む
相手国の機体を撃墜させていくシーンで「シン・ゴジラ」のお背中シーンを思い出した。
ライバルに対する闘争心とか順位争いとか、個人プレーなところも描かれているけれど、操縦しているのは国を守るための戦闘機>>続きを読む
オープニングの警察署シーンでのコミカルさから、雨の公衆電話のシーンへのストロークがあざやかすぎて震えた…
白い羽…🕊
爆破シーンの爆薬、量合ってる??
ってぐらいド派手な爆発、
二丁拳銃の応戦、
ロングコート、煙草、
全てがかっこいい!!
バディものかと思いきや、
最終的には兄弟・家族関係が主軸に置かれていたのが意>>続きを読む
子どもにインタビューをして国中を回るってなんて素敵な仕事だろう。
映像でなく音声のみのインタビュー。
答えている子どもたちの映像が劇中に出てくるけれど、エンドロールではまた違った形でインタビューシーン>>続きを読む
釣りの帰りの電車ビールに縁側ビール、
落ち着かないシチュエーションのワインなど、とにかく登場人物皆んなの飲みっぷりがよかった。
序盤の陽気なラブラブシーンから打って変わって、戦後のやつれた姿で夫を探し回るジョバンナ(ソフィア・ローレン)の鬼気迫る表情が本当に痛々しい。
新婚生活の中での彼女の明るさは、
本来の気質もあるのだろ>>続きを読む
雪の中で空を仰ぎみるみぽりんの美しさよ…
自転車の発電シーン…きゅん…🚲
笑子さんは本当においしそうにお酒を飲む。
その顔を見ているだけでこの人の幸せを願わずにはいられないし、同時に胸が締めつけられるように苦しくもなる。
出会いは最悪だったウェイトレスと、店に通うにつれ関>>続きを読む
偏見や、それに付随する差別は国や時代によって様々だと思うけれど、
この映画で描かれている国、コミュニティの中で今も生きづらいひとが一人でも減りますように。
「死にたい」とか「調子乗んな、殺すぞ」って言葉がこんなに愛おしく聞こえることがあるんだな。
最初の蜂は死んでゴミ箱に捨てられて、
最後の蜂は…😭
TBSドキュメンタリー映画祭にて。
テレビ版より少し長めの編集。
満席に近い客席で何度も笑い声が起きていた。
私の推しは1967年の小学生です。
広重がカンタを拾うシーンで、その直前まで吸っていた煙草を消してカンタに近づいていく、という演出が温かくてよかった。
岩井俊二監督の予告篇3パターンも素晴らしいです。
本篇映像の予告ではないので、
「のん監督のデビュー」についての予告といいましょうか、映画を作ることへの覚悟と矜持を感じる予告篇です。
タイトルの出るタイミング…秀逸。
映画祭のスタッフの二人…最高。
自分で自分の車を運転する人生、
人の運転する自分の車に乗る人生、
人の車をその人のために運転する人生。
目的地のないドライブ、
目的>>続きを読む
年明けに満席の劇場で。
役者さん全員素晴らしく、途中ゲラゲラ笑っちゃうシーンもあり、そして最後はホロリとして、とても幸せな映画体験でした。
人生がどん底に落ちたと思っても、そこからまた光の射す場所に戻>>続きを読む
報酬のためとはいえ自分の人生を危険に晒して身を粉にして、汗をダラダラかいてあらゆるピンチに遭いながらも最後まで諦めずに知性と頭脳でミッションを遂行しようとするリン先生の度胸がすごい。
人はいくつになっても、自分の信念や生き様をより良く変えることができる。
それが生き続ける上で必要な変革ならば。