ゆうさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

PLAN 75(2022年製作の映画)

3.9

攻めたオープニングだ…。プラン75=安楽死法制化。自殺大国ニッポンでそんなの導入したらやばいことになりそうな、いやむしろ諸手を挙げて賛同されそうな。

老いていく寂しさの描写がとてつもなくリアルだ。徹
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退屈な日々にさようならを(2016年製作の映画)

3.1

今泉力哉監督好きだけどちょっとこれは面白さがわかんないや。演技下手くそな人が多いのでお得意の会話群像劇が完全に逆ベクトルにハマっちゃってる。よく分からない会話を延々聞かされてる感じ。あとテーマがよくわ>>続きを読む

漁港の肉子ちゃん(2021年製作の映画)

4.5

あーもうダメだ開始5分でダメ。こんなに幸せになってほしいと思うキャラ造形そうそうないよ。こんなに愛に溢れた人はいないよ。不意打ちだわー。なんとなく見たのにこんなに良いとは。

大竹しのぶはやっぱ上手い
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ザ・トライブ(2014年製作の映画)

3.1

うん。全然わからん。こういう映画を知的好奇心持って鑑賞できる豊かな感受性の人間でありたかった…。モザイク要らねー。てかモザイクってことは本チャンのやつにはガチで局部が映ってるってこと?すげーな。

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(2022年製作の映画)

3.6

おじさん観察日記という非凡な始まりからの、いつも通りのセックス多めな邦画な感じ。松居大悟監督だから絵が良い。全体的にいい感じに色褪せてるような。
さわ子の途中途中のエモいモノローグと映画の主題がアンマ
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犬も食わねどチャーリーは笑う(2022年製作の映画)

3.6

地獄のフタを開けてはいけない。旦那デスノートにせっせと悪口を書き込む妻とそれに気付く夫。

旦那デスノート、概念が最悪すぎるだろ…
そりゃそんな本の編集者やろうとしたら結婚なんてしたくなくなるわ…。
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映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

4.2

創作者の苦悩と成長譚。最近多いけど本当に良いよね。好き。そして原作者の映画観がとても自分の価値観にフィットしているので、名言のオンパレード。myself in the filmはまさにその通りで、いつ>>続きを読む

ヘルドッグス(2022年製作の映画)

3.7

お、岡田准一かっけぇ…ヤクザ潜入捜査武闘派警察官映画。やっぱ面白いよね。

冒頭、全身に刺青入って正面睨む岡田准一カッコ良すぎるやろ…ツラが渋すぎる…。
大竹しのぶ、良い感じで胡散臭いし怪しい。最高。
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ある男(2022年製作の映画)

3.7

誰かをその誰かたらしめているものはなんなんでしょう、社会派サスペンス。

出演者めちゃくちゃ豪華。演技派大集合じゃないか。しかし窪田正孝は本当にいいねえ。仲野太賀の超贅沢使いじゃん…いつ出るのかいつ出
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そばかす(2022年製作の映画)

3.5

あーーすごく良くできた映画だと思うけど、not for me かも。まあそりゃそうか。

よかったところ。海辺の三浦透子、めちゃくちゃ絵になるわ。タバコも似合うなー。そして北村匠海…1プレイで違いを作
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窓辺にて(2022年製作の映画)

4.1

これは好きな今泉力哉監督。チーズケーキ、ちょうどいいよね。甘すぎなくて。

誰かにとっての大切なものが、他の誰かにとっては全然大切なものじゃなくて、簡単に棄てることができたりもする。
不倫の数珠繋ぎは
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西部戦線異状なし(2022年製作の映画)

4.0

生々しい戦争映画。人間の命は軽い。

戦争シーンが本当に…全く美化されてないというか、ダサい突撃、走ってる途中にバタバタ倒れる、顔あげて撃たれる、ナタでメッタ刺し、そこら中に血と泥と遺体の山、、、しん
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カモン カモン(2021年製作の映画)

3.4

モノクロの映像がとても美しい映画でした。個人的にはあまりハマらず…。
子どもを持つとわかるのかしら。愛も夢も未来も希望も、不滅のものなんてなに一つなく、平凡な積み重ねを言葉でぶつけ合って、それでも前を
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LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.2

ヤバ羊の誕生。ホラー?映画…?謎のコンセプトの映画だった。背景がきれい。
これだけほぼセリフ無しで映像だけで100分くらい見せるのはもはや逆にすごいのでは。

いくら子どもを亡くしてるからと言って、あ
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羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

4.2

サイコサスペンスの名作。確かに傑作中の傑作。優れた映画は様々な作品のマスターコピーとなるものだと思うけど、羊たちの沈黙はまさにそうですね。

レクター博士の眼力というか存在感というか、アンソニーホプキ
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屋敷女 ノーカット 完全版(2007年製作の映画)

4.1

正気の沙汰ではないスプラッタホラー…。夫を失いクリスマスを1人過ごす妊婦の家に訪れたサイコキラー。

終始グロい映像のオンパレード、画面は暗いか赤いかのどっちかしかないレベル。しかもえげつないのだよ、
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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

3.8

タイムループ・ザ・ビッチ。パリピ女子大生が自分の誕生日に殺されてループ&ループ。ガッツリホラーかと思ったら、どちらかといえばホラーコメディなのね。

主人公がそりゃーあんた殺されるわよ…というめちゃく
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

4.2

これは聾者ボクサーのストーリーだけど、孤独に闘うボクサーの讃歌だ、素晴らしい映画ですね。
岸井ゆきの、なんでもできるな…神がかり的な演技だ。相当なボクシングの練習もしたんだろうな…。
主人公のモノロー
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マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

3.7

親友弔いロードムービー。限界ブラック労働OLの永野芽郁が自殺した友人の遺骨を抱えて弔い旅。

ちょくちょく挟み込まれてくるマリコの半生がヘビー過ぎてうっとなる。こんなカジュアルなジャケの映画に挟み込ん
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殺さない彼と死なない彼女(2019年製作の映画)

3.5

原作漫画が好きなので視聴。
やっぱ世紀末さんの絵と漫画媒体だからこそのストーリーかなあとは思いつつ、この漫画の映像化としてはベストなつくり。

無償の、無限の愛。拒絶や喪失を包み込むような真の愛。すき
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劇場版 ルパンの娘(2021年製作の映画)

3.3

きろくー

ドラマノリそのままのB級って感じだけど面白い。
観月ありさの化粧を見て、ピエロメイクは心の涙を流しているという言葉がなぜか頭に浮かびました。

女神の継承(2021年製作の映画)

4.0

最近のアジアンホラー、めちゃくちゃ高品質で怖いな。タイの農村ってのがモキュメンタリー感を醸し出しててよい。

これはインド〜東南アジアの宗教の特徴なのか知らないけど、信仰の対象の姿が、色鮮やかかつなん
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.1

いやー素晴らしいっす。もう井上雄彦先生の絵とスラムダンクというコンテンツが強すぎる。オープニングの曲と線画のキャラが歩くだけでなぜこんなにかっこいいのか。

TVアニメで描かれなかった山王戦を、りょー
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猿楽町で会いましょう(2019年製作の映画)

3.5

何者かになろうともがく男女の恋愛の、ものすごく厭で生々しい部分を描き出してる映画。
空っぽで、承認欲求だけ肥大して、権威には尻尾を振って擦り寄るけど、自分の中には何もない。好きも色も何もない。

好感
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ファイナル・デスティネーション(2000年製作の映画)

3.3

約束された死の運命!最悪のピタゴラスイッチ!

なんかいまいち死の回避方法が不明だったな…どうしたら回避完了なのか、1度回避するだけじゃピタゴラって死ぬからなーその辺含めて若干ご都合な感じがあるなあ。
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フィフス・エレメント(1997年製作の映画)

3.5

リュックベッソン謹製B級SF映画!
ポップでサイバーな近未来、流石に技術的にはチープな感じもありつつ、カラフルで独創的な世界観ですね。

ミラジョヴォビッチのお顔が綺麗。
ハリウッドいち銃の乱射が似合
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レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

3.6

過去の名作を観るシリーズ、タランティーノ監督デビュー作。

会話劇からのオープニングLittle Green Bagまでの流れが最高、会話してるだけでばっちりサマになってるのはさすがですわ。タランティ
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真・事故物件 本当に怖い住民たち(2021年製作の映画)

3.2

きろく

アホっぽくてグログロな部分はよかった
もはやホラー要素要らないのでは?と思ったら続編はそん感じなのね

愛なのに(2021年製作の映画)

3.3

ううーん 期待して観たけど好きではないかな…
邦画にありがち濡れ場で雰囲気とストーリーと論理をごまかしちゃうやつ。開始5分は完全に今泉監督でめちゃくちゃ期待したけど。まっすぐな甘酸っぱい愛は良い、でも
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存在のない子供たち(2018年製作の映画)

4.0

なんという重さ…世界には想像を絶する貧困と地獄がある…。

獣のように交わって、食い扶持を稼ぐために産んで、家畜のように育てて、熟して時が来れば出荷する。
タグが無いから病院にも行けず、野垂れ死ぬか、
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

4.2

素晴らしいーー大傑作ですね。
テーマ自体は震災以後の日本で繰り返し語られてきたことであるし、直近の有名な作品だと煉獄さんも同じことを言っているかな。それを新海監督くらい才能がある人がやるとこんな素晴ら
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劇場版 きのう何食べた?(2021年製作の映画)

4.0

最初の15分+イントロまでの流れが100億点、2人のキャラクターと複雑な関係性とその背景まですとんと落ちる。そして縦型動画の2人で京都を満喫するオープニング。完璧じゃん…。
映画も良い意味でドラマと同
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岬の兄妹(2018年製作の映画)

3.8

地獄巡りのような映画だ。
セーフティネットからあぶれた弱者。汚らしい家に住み見すぼらしい身なり。他責的で見栄っ張りですぐ嘘をつく性格の弱者。救いたくもならない、救われない、救いのない弱者の話。

演技
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スクリーム2(1997年製作の映画)

3.5

1より面白いぞ!この時点でホラーは1が1番面白いあるあるを打ち破ってる。のっけからこんな人が死にまくった事件が映画化してカルト的な人気を得てみんなコスプレして観てるって全員頭お花畑か。ナイフ型のペンラ>>続きを読む

スクリーム(1996年製作の映画)

3.4

おもしろい!名作B級映画!ホラー映画をメタ的にいじる登場人物たちのセリフが面白いね〜
なぜ2階に逃げるんだ/なぜ狭いところに逃げるんだ/なぜ鍵を締めていないんだ/なぜ電話に出てしまうんだ/なぜ振り返っ
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