ゆうさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ひとよ(2019年製作の映画)

3.4

家族とは血の繋がりとは絆でもあるけどそれは呪縛でもあって、結局間違った親からは間違った子しか生まれないのか、それとも…。
結局その繋がりが絆になるのか呪縛になるのはそれぞれの家族次第なんだね、そのメッ
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くも漫。(2017年製作の映画)

3.0

うん、まあ1.5時間分の物語強度はないかな…
のうみそ夫さんがめちゃくちゃハマり役だったね

窮鼠はチーズの夢を見る(2020年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

成田凌演技うめ〜〜さすがのハマり役。

本当の愛だったのは結局今ヶ瀬の方だけだったのかな。
大伴の最後の発言、恋愛であれこれしてるような年齢じゃないだろう、が象徴的。
自分を愛してくれる人の気持ちを嗅
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明け方の若者たち(2021年製作の映画)

3.1

「私と飲んだ方が、楽しいかもよ?笑」
人生で言われたいセリフダントツNo.1だろ、エモ&エモ。
黒島結菜の顔面が最高すぎるな…。

もうこういうパターンの映画ありがちになっちゃったね…花束〜が強すぎた
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ブルーバレンタイン(2010年製作の映画)

3.8

不仲な夫婦の出会いから別れまでを描いたストーリー。

苦い苦いリアルタイムのエピソードと、甘い甘い出会いたてのストーリーがぐちゃぐちゃのシェイクでジェットコースター、自分の過去の甘い苦い経験とかも思い
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リバーズ・エッジ(2018年製作の映画)

3.3

90年代の閉塞的な時代を舞台に、重苦しい工場だけの街に鬱屈している若者たちの群像劇ですね
山田くんの暗い語りと"死んじゃう〜♡"の対比のシーンがこれ以上なくグロテスクで、生と死とか生きてる感覚とか、心
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祈りの幕が下りる時(2017年製作の映画)

3.6

刑事加賀恭一郎シリーズ、ちょっと世間狭すぎでは?と思うけどよかった。
東野圭吾はガリレオシリーズがあまりに有名だから理系トリックの書き手みたいになってるけど、人の情念というか極限の感情、べたべたとまと
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JUNK HEAD(2017年製作の映画)

3.8

いやーすごい 良い意味で80年代90年代のレガシーなSF世界がストップモーションの手法によって実現されている。2頭身のコミカルだけど不気味の谷なキャラクターたちの、終末世界での希望を求めての冒険。無機>>続きを読む

ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

3.7

とある1日を起点にしてカップルの別れから始まりまでを遡っていくストーリー。

「ちょっと思い出しただけ」って良いよな。別に今でもどうしても好きとか忘れられないとかそんな凝り固まった重い感情じゃないけど
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空白(2021年製作の映画)

4.1

ジャパン映画のお得意、喪失・欠落から始まるストーリー

最悪のピタゴラスイッチ、全てが悪い方に噛み合っていき終わっていくストーリー展開はえぐいなー鬱になるわ
古田新太、まじで日常もガチギレおじさんなの
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ボクたちはみんな大人になれなかった(2021年製作の映画)

3.4

時間が経てば勝手に大人になるものだと思っていたけどそうでもなくて、でもいざ大人になってみるとそういうぬるい退屈な安定は捨てたくなったり。
みんなみんな思い通りの大人になれなくてもがいていたはずだったの
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劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)

4.2

むっちゃくちゃ面白いじゃん…
呪術の洒落た演出とMAPPAの組み合わせって映画にすると最高だな〜戦闘シーンの作画はマジで神がかっていて最高、MAPPAはほんとにカメラワークがうますぎる。
ストーリーも
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フリー・ガイ(2021年製作の映画)

3.9

MMOゲームのモブキャラが意思を持ったら…という話。
モブキャラの悲哀とかは刺さる人いるんだろうな〜と思いつつ、その辺は主題じゃなくさらっと触れてて、ド派手なアクション!そんでハッピー!ってな感じでめ
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.3

きろく

岡田将生は前世なにをしたらあんな美しい顔に生まれたのかな

あのこは貴族(2021年製作の映画)

3.5

貴族にも悩みはあるよねって話
水原希子の人生も決して庶民ではないと思うが…

富山の実家にいる水原希子があまりにも違和感ありまくって笑ってしまった

街の上で(2019年製作の映画)

3.2

今泉監督好きだから観たけどこれはなー…

このエモさがわからなくなってしまった…日常を切り取る話は刺さらないと本当にわからないわ…。
若葉竜也のドキュメンタリーとして見てた。

浅草キッド(2021年製作の映画)

4.1

表現者としての"芸人"の美しいストーリー。

監督劇団ひとりの舞台装置の設定の仕方がとても上手いなあ。TVの勃興で斜陽の中、ストリップとの合いの子で辛うじて芸人であり続ける師匠と、本当は脱ぎたくなんて
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子宮に沈める(2013年製作の映画)

3.0

前半の5分の天国からあとはただただずっと地獄が続くな…

どうしようもないとは思うんだが置き去りで餓死した事件がモチーフなのに子どもの顔がツヤツヤしてんのがな…まあ子どもにガリガリにさせる役作りなんか
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無垢の祈り(2015年製作の映画)

3.4

工業地帯の重苦しいグレーの空と閉塞感溢れる街並みが作品の世界観をすごくよく表していた

内容はひたすら重い重い&重いだな…
平山夢明の"無垢の祈り"が最高に最悪なので、それを再現してるだけではある、再
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

4.0

人間も所詮獣というか、未開で野蛮な文明もなにもない宗教的文化の悍ましさ。
最後の方狂いすぎててちょっとシュールになってきてたわ。お花に囲まれた主人公ちょっとかわいい。出して出して!!!ハイハイ!!!と
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ヴィジット(2015年製作の映画)

3.8

不穏不穏不穏不穏不穏、からの、最後のどんでん返し、最高ですね。シャマラン節。
軒下のおばあちゃんはまじで怖すぎる。トラウマなるよ。

オールド(2021年製作の映画)

3.9

帰ってきたシャマラン!!!!!!
最高だよ!!!ありがとう!!!この浜辺には絶対行きたくない!!

整形水(2020年製作の映画)

3.9

まあアニメの絵のクオリティは置いといて、やはり終盤の怒涛の展開は韓国ホラーの演出で素晴らしい。
ツッコミどころは多々あるんだが、ラストのぶっ飛び具合で全部オッケー。
愛されたいよ、そりゃみんなね。美し
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

4.1

エモの核爆弾が毎秒落ちてくる…
自分の心の中の柔らかいところを毎秒毎秒掻きむしられてる感じ
リアリティなんて欠片もないし必要ない、こんな恋愛してみたかったなあっていう憧憬を具現化してる…文庫本の交換と
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キャラクター(2021年製作の映画)

3.6

ストーリーに全く無駄がなくてちゃんと作られた感があって良かったーー
Fukase、それ本当に演技か…?素では…?

楽園追放 - Expelled from Paradise -(2014年製作の映画)

3.4

人類が肉体を捨てて電脳空間で生きる未来世界で、1人宇宙の外側を目指すAIという構図が良いよね。肉体を捨て去った人類よりよっぽど人間的に描かれてるのが素敵。
映像綺麗だし普通に面白いけど、虚淵作品として
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.0

主人公三上のような元ヤクザの元犯罪者が、どこにも居場所がない、居場所を作ることすらできない、それによって保たれているそんなすばらしき世界

どうしたらいいんだろうね 誰が悪いわけでもないけど三上さんが
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望み(2020年製作の映画)

3.5

愛する息子は殺人の加害者か被害者か、どっちに転んでも最悪の結末に向かう中でゆっくり崩壊していく家族…

平和で幸せな日常はあっさり終わるんだなあ。健気に真面目に努力して愛し合っていてもいつか理不尽に終
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永遠に僕のもの(2018年製作の映画)

2.9

クライム映画としては…。人死にがのっぺりし過ぎててなんの前触れもないし尺も取らないから、伝説の連続殺人鬼の狂気とか犯罪の周到さとかをなにも感じないな…。そういうのが一切ない冷徹さを描きたいのか…伝わら>>続きを読む

ウィーアーリトルゾンビーズ(2019年製作の映画)

3.4

気怠くて刹那的で虚無的な若者の頭ん中をポップに具現化した映画って感じ
デフォルトで孤独、エモいとか古い

別に両親がある日突然死ななくたって、僕らの日常は閉鎖的でクソで未来なんて見えなくてzombie
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ハウス・ジャック・ビルト(2018年製作の映画)

3.1

監督ふざけすぎじゃない?
狩猟するとこ以外は特にグロも面白くなかったかな〜

同級生(2015年製作の映画)

3.5

美しい。最高に甘酸っぱい。
中村明日美子先生の絵を殺さずにほんとに綺麗にアニメにしてるなー。傑作。