persimmon1aさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

persimmon1a

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おこげ(1992年製作の映画)

4.5

1992年のリリースで、撮影や構想はそれ以前だから、自分が何も知らない時代にも当たり前だけどゲイは存在したんだなぁと改めて思った。

主人公のおこげ女が自分の好きなゲイが好きになったノンケの男に、あの
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千年の愉楽(2011年製作の映画)

3.0

背徳の子であろうが、どんな経緯であれ、文字通り女の身を切り裂いて生まれてきて、そうなったらなんとしてでも生きていく業というか、運命を持つ人間はたくましくて尊い生命体なんだよ、みたいな話なんだと思う。>>続きを読む

フレンチアルプスで起きたこと(2014年製作の映画)

2.5

なんか評価が難しいのだが、映画として面白かったかと聞かれれば、そうではないので…

確かに一家の長として自分より何より妻子を守る行動を取るべきだったのかもしれず、もしこの雪崩で不幸にも亡くなったとした
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横道世之介(2013年製作の映画)

2.9

映画館で見てたら、100%ご就寝してる類の映画。家で雑用しながら随時止めながら見たけど、それがちょうどよい感じの空気感、温度感だった。

高良くんは、タイプかどうかは別として、顔が整いすぎていて画面に
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百円の恋(2014年製作の映画)

4.0

流れ的にないだろうとは思ってたが、最後左のワンパンでTKOみたいな終わりだったらサイアクだわ〜と思いながら見てた。
そうならなくて、具体的には示さないけど、希望を感じさせるみたいな好きな感じに終わって
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オータム・イン・ニューヨーク(2000年製作の映画)

2.8

1993年(←適当)くらいの映画かなぁと思って見てたら、2000年と意外に最近でびっくり。

というのもストーリー要素が古くさすぎて 笑 。普通はあまり接点のなさそうな2人、年齢差、過去の恋愛、不治の
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私たちの幸せな時間(2006年製作の映画)

4.0

わりと前半にショパンの別れの曲が流れて、なぜここで??と思ったが、最後まで見て合点。

2人の気持ちが溶け出すのが結構突然で、展開急だなぁと見てるときは思ったが、改めて考えてみると自分も他人と距離が縮
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無伴奏(2016年製作の映画)

3.8

アップリンクの「見逃した」特集に行くかなぁと思ってた矢先、たまたまフル動画見つけたんで。。。

見ながらずっと年初に読んだ高野悦子の「二十歳の原点」を思い出していた。わりと裕福で、顔も美人で、ものすご
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シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

5.0

とにかく使われてる音楽が全部自分の好きな感じで、それをシネコンの音響で聴けたのが最高にアガったし、南部をロードトリップするのも南部好きとしては楽しかった。 Sexual Healingの演奏をしてるニ>>続きを読む

トガニ 幼き瞳の告発(2011年製作の映画)

4.5

「コーヒープリンス」を久しぶりにまた見たら、ジェウクじゃなくて、コンユのかっこよさに初めて気づき、コンユ見たさで。

事実に基づいた話とのことだが、被害者の子供があそこまですぐに先生に話したり、裁判所
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博士の愛した数式(2005年製作の映画)

4.0

原作を読んで良かったし、この内容でこのキャストなら大ハズレはないことに確信が持てたので、視聴。

役設定上、しまむらとかイオン系の服を着ながらもまるでダサさを感じさせないさすがの深津絵里の透明感のある
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ブロークバック・マウンテン(2005年製作の映画)

5.0

観るのは、3回目か4回目くらい。

初めて見たときは、ウォッシュアウトジーンズ姿の無口なヒースのかっこよさに卒倒しそうにながらも、なぜヘテロの人がいきなり同性とああなっちゃったんだろう…まぁそういうこ
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八日目(1996年製作の映画)

4.0

「チョコレートドーナツ」を彷彿させる内容だった。

ダウン症のことを蒙古症と訳していて、今時差別にあたるだろーと思っていたが、モンゴルを妄想するシーンが何回かあり、それとの紐付けを理解させるにはベター
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となりのトトロ(1988年製作の映画)

5.0

わたしはさつきやメイの環境に近い子供時代を過ごしたが、トトロには会えなかった。

トトロと友だちになりたいし、ネコバスにも乗りたいのだが、どうしたらいいんだろうか。。。

永い言い訳(2016年製作の映画)

5.0

おもむくままに感想を書くと、原稿用紙2枚くらいになりそうなので。。。

思ってた以上に良かった!
ピストル家の女の子はさすがにちょっと分からないが、それ以外登場人物全員に共感できるところがある。
ある
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オーバー・フェンス(2016年製作の映画)

3.2

最後はHRじゃなくて三振で、でも笑顔…みたいな終わり方が良かったけど、タイトルとの整合性を考慮したら仕方ないかなと思った。

とにかく松田翔太の役になりきった演技に圧倒されていて、私的に主役のオダジョ
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函館珈琲(2016年製作の映画)

1.5

「そこのみ」以来、函館に興味が出てきたので、どうかなと思って見たけど、失敗だった…

中身のない雰囲気だけの映画だった。どれも描ききれていないと感じた。脚本が悪い。

ただピンホールカメラって面白そう
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夏の終り(2012年製作の映画)

2.0

満島ひかりちゃんが好きだから再チャレンジ(前回、脱落。。。)して見たけど、2人の男を翻弄したことなんてないから全くよくわかりませーん。

ひかりちゃんは嫌味のない華奢さで、しなやかで、繊細で、透明感が
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ロッタちゃんと赤いじてんしゃ(1992年製作の映画)

3.8

スウェーデンの家族はこんな生活してるのかしら。。。幸せすぎ。

ロッタちゃん、私も夜眠くもないのに寝なさいって言われて、朝眠いのに起きなさいって言われる理不尽さに同意だよ。

なぜ朝は起きなきゃならな
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すれ違いのダイアリーズ(2014年製作の映画)

3.5

タイの映画を初めて見た。

面白くなかったわけではないが、仕事は純真無垢な田舎の子どもたち相手の学校の先生、写真ですら見たことない相手にお互い惹かれ。。。といったあまりにピュアストーリーで、毒好きな自
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見知らぬ医師(2013年製作の映画)

3.3

ナチスで人体実験をしてた人の話。と、いうのすら全く知らず視聴。

もうちょっとエグいシーンとかあったらリアリティというか引きつけられたかもだけど、なんか怪しい人、しかもこちらは視聴者だから分かるといっ
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ふたりの桃源郷(2016年製作の映画)

5.0

広島の友だちに山口放送が作ったこんな映画あるんですよ、と紹介され、一二もなく見たいと思った。

ポレポレで再上映が決まったが、たまたま広島に行く予定もあり、東京ではなく岩国とすぐ隣の広島で見たい、見る
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時をかける少女(1983年製作の映画)

3.0

尾道三部作鑑賞中。

噂通りの原田知世の透明感!
あれから30年以上経ってるとは到底思えない容姿(ブレンディのCM調べ)。

ストーリーにさして興味はないが、今自分の近くにいる人を大切にしようと思わ
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レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ(1989年製作の映画)

5.0

ツンドラ地帯出身のリーゼントのカントリーバンドがアメリカを場末のバーで演奏しながら南下して、最終目的地メキシコを目指す、ってストーリーはそれだけ。

私はかなり好きでした。凍結メンバーが生き返るのは読
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ハロルドが笑う その日まで(2014年製作の映画)

3.8

あらすじを読むと、IKEAに限らず、何かしらのリテールジャイアントは個人事業主をつぶす= 悪、そうだよね、そうだよねみたいな話?と思う。自分も多かれ少なかれその恩恵を受けてたとしても。

ただこの映画
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そこのみにて光輝く(2013年製作の映画)

5.0

好きすぎてあと何回見るか分からない。感想も書きづらい。1ヶ所だけこのシーンにこの曲はうーん…というのがあるだけで、後は全て好き。

菅田将暉と池脇千鶴の演技が神レベル。

視聴カウント5回。。。

エレファント・ソング(2014年製作の映画)

3.5

よく分からないと言えば分からない、分かりやすすぎと言えばそうとも言える。観た人ならこの感じ理解してもらえるかなと。。。

ドランの演技ほんとすごい。舞台はほぼ院長室だけで動きがないのに、彼の表情演技の
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Mommy/マミー(2014年製作の映画)

3.0

一番最初に見たドランの「マイ・マザー」が好きなので、どうしてもその後見たいくつかの評価が下がり気味。。。

これも私にはイマイチで、まずドランが出てないからにはそれを補ってあまりある内容を!と期待値を
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星の旅人たち(2010年製作の映画)

3.0

主人公の爺さん以外の登場人物は全員中年で、サンティアゴ巡礼の目的はあるようでないような感じ。自分が歩いたらこの部類にカテゴライズされるなと思いながら、景色を楽しみつつゆる〜く観た。

いつかは歩くこと
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つぐみ(1990年製作の映画)

4.3

どこかの海辺の田舎の風景が雰囲気が素敵で、おかげで導入部でつまづくことはなかった。看板や路線バスなんかで、伊豆の松崎と分かり行ってみたくなったが、もうあの旅館は取り壊されてしまったとのこと。残念。>>続きを読む

エレナの惑い(2011年製作の映画)

3.0

とにかくエレナの息子家族にイラついてイラついて仕方なかったから、エレナとは異なる寝室を使う旦那で、資産家の爺さんが息子一家のためにお金を貸して(実質はめぐんで)ほしいというエレナに対して「赤の他人にな>>続きを読む

火の山のマリア(2015年製作の映画)

4.0

貧しいのもつらいし、だからといって好きでもない男と結婚するのもつらいけど、自分が映画を見ていて一番あ〜つらいと思ったのは、言葉が話せないことだった。

それはこの話ではスペイン語だったが、言葉が話せな
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サウルの息子(2015年製作の映画)

2.5

最初からずっとサウルというか手前にだけフォーカスがある撮り方で、初めは自分の眼鏡の度が合わなくなったかと、焦った(笑)

うとうとしてしまったのだが、いつ起きても同じ、薄暗い中ですすけたような顔の男た
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セイフ ヘイヴン(2013年製作の映画)

4.0

基本的にラブロマンスは見ない人間だけど、なんとなくその気になって見てみた。

前半1時間は2人のラブラブロマンスを展開していて、彼女の背景は一切分からない状態なので、この人何しちゃったんだろーってなる
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レッド・ファミリー(2013年製作の映画)

3.8

家族を装った北のスパイは少なくない数、南にいるのだろう。

隣の南家族の犬も食わないくだらない日々の口げんかにうんざりしていたが、やがてそんなこともできない自分の現実に、そんな会話ですらうらやましいと
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シークレット ウインドウ(2004年製作の映画)

3.8

以前見て悪くなかったので、2回目の視聴をした。

結局全て本人の自作自演というか、妄想なのは分かるのだが、ポイントポイントで話が掴みきれてない感じがしてしまうので、たぶんもう一度見ることになると思う。
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