zzzさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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東京物語(1953年製作の映画)

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いいんです。あたし年取らない事に決めてますから。

麦秋の和気あいあいとした雰囲気とは対照的に、東京物語は哀愁深く、日本女性の等身大。素敵です。

麦秋(1951年製作の映画)

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半世紀も前の作品なのに、今みても全く衰えない。コミュニケーションのお手本。意思ははっきり伝えるけれど、上機嫌に愛情を持って。

「お前はそんな事思ってるからいつまで経ってもお嫁に行けないんだ。」

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ヘザース ベロニカの熱い日(1989年製作の映画)

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学園ドラマを期待していただけに、裏切られた。

リンチの駄作って感じで、全く感情に寄り添えない。アメリカ80sティーンの退廃した態度と狂気が、無意味で怖くて大嫌い。

I am Sam アイ・アム・サム(2001年製作の映画)

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『All need is love』か〜。

両親に障害があり、子供ができたドキュメンタリーを観た後なだけに、きつかった。こんなにきつかったのは久しぶり。

ブリジット・ジョーンズの日記(2001年製作の映画)

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ちょっと安もの、セール品感があるんだけど、2000年はこれがうけていたの...?

平和飽和状態で、恋愛のこと意外に考えることなかった時代。

ジェンダー論をひっくり返す役目だったよう。

パプリカ(2006年製作の映画)

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突然の空き時間。せっかくだから普段見ないようなジャンルを。

場面が夢の中というだけあって、どんどんこんがらがっていく。

アニメでしか表現できないスピード感とSF表現。いいものみた。

カモン カモン(2021年製作の映画)

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モノクロームに映し出されるアメリカの都市。限定された情報に感覚を研ぎ澄ます。心の声にフォーカスする。

本の引用や詩で、補う。マイクミルズlove。

ミツバチのささやき(1973年製作の映画)

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絵画を繋ぎ合わせたような、うっとりする淡い画面。

子供だけの秘密の話。
大人と子供の世界は平行線で交わらない。

好きな類の映画です。

さよなら子供たち(1987年製作の映画)

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カトリック男子寄宿学校。
ふざけたりいたずらばかり。チャップリンの映画をみんなで観て笑い合ったり、ピアノを連弾したり。

空襲警報やドイツ軍の監視、宗教分断が日常のすぐ側にあるなか、多くの子供たちはた
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秘密の森の、その向こう(2021年製作の映画)

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厳かで親密な空気に惹かれた「燃ゆる女の肖像」セリーヌ・シアマの最新作。

幼き母との対峙。
日常の延長でいてユニークな設定と、最小限の言葉でみせる、ふたりの親和性が印象的だった。

全身に吸い込みたく
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ひなぎく(1966年製作の映画)

5.0

名シーンがあまりにも連続すると、不思議とぼんやりしてしまう。

MINAMATAーミナマター(2020年製作の映画)

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深い悲しみに落ちる名エンドロール。
産業が進む裏で苦しむ人々がいたということ。

エスター ファースト・キル(2022年製作の映画)

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いやー良い試合だった。(笑)

今回は2作目なので、エスターのやばさは承知の上で、今回はもしかしたら勝てるかもしれない?と期待してしまう良い試合仕立て。
虚しくも、ファーストキルということは前作よりも
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ジョン・F・ドノヴァンの死と生(2018年製作の映画)

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やっぱりドラン作品はドラマチック。
表情のクローズアップで揺れる感情を読む。見せられていない余白を想像する。

肌寒くなってきた雨の休日と、写実的な寒色のトーンがマッチして良い気分だった。

いつも絶
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シザーハンズ(1990年製作の映画)

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初ティムバートン体験。
もっとダークファンタジーを想像していたけど、凝り固まった固定概念と集団心理が何より恐ろしいという結末は、案外地に足が着いたものだった。
城のシーンがもっと多いと嬉しかった。

(2023年製作の映画)

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Netflix配信 ロアルド・ダール短編 第4回目。

ベネディクトカンバーバッチ再登場。医者と超人も再登場で、短編でさえいつめんを揃えて使い回しているところが楽しくて好き。

今回は会話で物語を把握
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ネズミ捕りの男(2023年製作の映画)

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Netflix配信 ロアルド・ダール短編 第3回目。

登場人物とロケーションが最小限で、1人何役もさせられていて笑
夢みているみたいな境界線がぼやぼやする空想のような物語。

ネズミのストップモーシ
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白鳥(2023年製作の映画)

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Netflix配信 ロアルド・ダール短編 第2回目。

語り手が歩きながら、音と、証拠品で説明し、流れるように展開する演出が舞台みたいで面白い。
またもや小道具がすごい。

汽車が迫ってくるのを、絵で
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ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語(2023年製作の映画)

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Netflix配信 ロアルド・ダール短編 第1回目。

作家→ヘンリー・シュガー→医師の記録→超人の物語と遡っていく、グランドブダペストホテルを彷彿とさせる構造。

最近のウェス作品は派手すぎるので、
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アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

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ビ〜リビリバンバン👏

いつも予想の斜め上をいく彼の脳内が大好きだけど、今回はさすがに置いてけぼりだった。最初なんて情報多すぎて呼吸困難。

裏と表の3部構成?であっていますか?緻密に計算されすぎてい
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T2 トレインスポッティング(2017年製作の映画)

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続編を観て、加速する前編への想い。
エンディング、鼻血出るくらいやばかった、脳天食らう。

若い頃はドラッグだめ絶対、退廃的だけどクールで刹那なストリートカルチャーを娯楽としてみていたけど、今になって
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冷静と情熱のあいだ(2001年製作の映画)

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何もかもがイタリアすぎる。笑
なんといっても竹野内豊のかっこよさでしょう。

パンチドランク・ラブ(2002年製作の映画)

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焦燥感といい、めまぐるしいトラブルといい、ドラッグとか非行的な展開を想像してしまったけど、愛くるしい個性の話だとは。ときめきが止まらなかった。

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

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移りゆく時代が好きだ。海外の文化が取り込まれた10年代、戦争の最中の40年代、母が生まれた60年代、私が生まれた90年代。どの時代にも私と同じ年頃の女の子がいて、同じように将来に期待したり不安に思った>>続きを読む

アシスタント(2019年製作の映画)

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仕事終わりに観たはずなのに、もう1日余分に働いたかんじ(笑)

丸1日の仕事量をじっくり見せることで、同じ目線に立って考えさせられる。
果てしない作業、無意味の連続、それでも誰かがやらなければいけない
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緑の光線(1986年製作の映画)

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なんだか上手に生きれない女の子と、タイトルにちなんだ緑の出会いが面白い。
緑のモチーフをみつけるとテーマソングが流れ、強調させる?

緑の光線に出会ったラストは、秀逸でロマンチック。

言葉の切れ端か
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ブラック・スワン(2010年製作の映画)

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プロフェッショナルな姿勢って、本当に見応えがありますよね。

たかが世界の終わり(2016年製作の映画)

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この瞬間に集合した全員に、前後の物語があって、関係性があって、この場の今。

分かり合えない部分と分かっちゃう部分。家族ってずっとこうなんだよね。取り繕えないし、綺麗事だけではいかないし。やっぱりさ
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マイ・フェア・レディ(1964年製作の映画)

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競馬シーンは、私のユートピアに限りなく近い。美しい。幸せ。