善悪の深さ。
分岐点に立った時、私欲に任せて行動をしてしまうのが人間が生物として備えられた本能だが、その先に多くの悪が存在しうるかもしれないことも想像できるのが人間だ。
彼はわかっていながらも、行>>続きを読む
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映像美。
相変わらずすごい。
物語のモチーフ(扉、鍵、廃墟、物怪、守神など)はとても魅力的なものばかりだが、ところどころの抜け感的要素(キャラクター的な椅子、猫など)が、映画全体のレベルを下げてしま>>続きを読む
哀れみという言葉に強く意識が向いた。
それは他者がその物差しで測った単なる分類に過ぎず、様々な要因で移り変わりゆく。
当事者にとっては全くもってそうではないことも少なくはないかもしれない。
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映画というよりLiveと感じた
これをみてバンドの曲やアルバムに回帰したくなる映画。
自分を生きること。
境界という名の整理と受諾理由
名前という存在(初めて与えられる境界)
解放
死と生
曖昧と答>>続きを読む
天才、変人、革命家。境目が紙一重のこれらの人物は唯一変えることができる人間。
鼓舞させられる映画。
歴史的背景と映像の薄暗さがマッチしており、悲壮感の中きら沸々と光を見出す心情表現が美しい。
面白い。ホームズオマージュという事もありホームズファンの心をくすぐる設定も。
記憶とは時に不要なものかもしれない。
大切なことを思いださせてくれる映画。
それは果たして幸せなのか残酷なのか。
委ねられた運命を取り巻く人間愛。
わかりやすいストーリー。
ビジュアル(衣装スタイリング)が好み。
ホラー映画とは。と考えてしまう。
美しい映像美。衣装や風景から繰り出され文化という恐怖。
それは恐怖と捉えるか、文化としての美しさと受け入れるのか。
最高にスリリングで世界観が深く設定されているため引き込まれる。登場人物の感情と現実をリンクさせられる。
エンディングまで見逃せない。
後味悪い好きにはたまらない。エンディングまで展開があるため最後まで張り詰めた感情。
ダーク、ポップ、シリアス、メッセージとバランスが最高。ティムバートンの愉快で奇妙な世界観のなかでも年齢層問わずに見やすい。
現代アニメーションにおいて、映像美に加えて音楽の大切さを今一度考えさせてられた。