ペッタンコさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ペッタンコ

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映画と恋とウディ・アレン(2011年製作の映画)

5.0

名作と僕の間に立ち塞がるもの、それは『僕自身』だ。by ウディアレン

WOWOWで鑑賞。これウディアレンファンは完全保存版!なのにブレーレイに焼く機能がない(;_;)

ウディアレン作品の歴史も分か
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タイム・オブ・ザ・ウルフ(2003年製作の映画)

4.6

なんらかの大規模な災害によって終末を迎えてしまった、フランスのどこかの田舎町の群像劇。

初っ端のショック映像から始まり、ラス前まで耐えられない程の展開が続き『もう勘弁してくだい!限界です』って、登場
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コード・アンノウン(2000年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

ハネケの中では最も難解。原題の意味は『暗証番号無効』って意味だと勝手に解釈しています。

何組かの家族(都会の夫婦、移民の家族、田舎の親子)の噛み合わない生活が眈々と、断片的に描かれるんですが、最初と
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白いリボン(2009年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

『見終わって舌打ちしたよ』という友人の感想を聞き怖くなり、レンタルしては見ずに返却を繰り返した作品。

後期のハネケ映画って冒頭黒バックで永遠クレジットが映し出されるじゃないですか(それも無音)。あの
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隠された記憶(2005年製作の映画)

4.0

ハネケ作品で最初に見たのはアムール。次が本作でした。TSUTAYAから友達に『なんかオススメあったら教えて』とメールしたら返ってきたのがこの作品。友達は『決して面白いとは言えないけど感想が知りたい』と>>続きを読む

ロミオ&ジュリエット(1996年製作の映画)

3.7

バズラーマン監督は最初がムーランルージュ、次がギャッツビー、最後に本作、の順番で見たんですが、見事に『悲恋→死ぬ』って映画ばっかりで軽くガッカリしました。まあ、本作の結末は誰でも知ってるわけですが、ロ>>続きを読む

メイジーの瞳(2012年製作の映画)

3.8

メイジーより、自分のことでイッパイイッパイな大人たちが痛々しかった。一生答えは出ない問題に無理やりオチをつけないラストがいい。なによりメイジーの服がかわいい!

身勝手でヒステリックで支配的な母親(ジ
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ワン チャンス(2013年製作の映画)

4.0

ベタで分かりやすい展開だと聞いてましたが、満足です。この夫婦の出会いこそが『ワンチャンス』なんだなーと、見終わってジンワリきました。

セブンス・コンチネント(1989年製作の映画)

5.0

ラスト20分くらい(゚Д゚)....ってなりながら見ました。凄まじいく秩序ある破壊行為(綺麗に畳まれたシャツを一枚一枚切り刻む、レコードを一枚一枚割りまくる)から始まり、家じゅうを破壊して家族そろって>>続きを読む

71フラグメンツ(1994年製作の映画)

4.0

フラグメンツ=断片。相変わらず長回しが多く、お祖父ちゃんが娘に電話で嫌味を言い続ける1カットはなんと10分。71の断片のシャワーを浴び続け、ラストはマイケルジャクソンの虐待疑惑ニュース映像。。あれはも>>続きを読む

おとなのけんか(2011年製作の映画)

4.7

オスカー俳優たちの対決が楽しくてたまらない映画。

特にケイトウィンスレットのゲロぶちまけシーン、携帯に執着してるクリストフヴァルツの鼻持ちならない演技がサイコー!

もうちょっとあの夫婦同士のバトル
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ウォーム・ボディーズ(2013年製作の映画)

4.0

これ、全米一位映画なんですよね。ゾンビ映画と恋愛映画とコメディ映画が見事に合体した傑作だと思います。バカバカしいシーンたくさんあるのに、俯瞰で見るとちゃんとした映画に仕上がってるのが凄い。人間に恋をし>>続きを読む

地獄でなぜ悪い(2013年製作の映画)

4.3

ギリギリ歯ぎしりレッツゴー♫

星野源の、限界をとっくに超えた男の演技が大好きです。血みどろの友近、機関銃でバンバン殺しながら、いい画を撮るために命を燃やすデブのカメラマン女もサイコー‼最後は蒲田行進
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(500)日のサマー(2009年製作の映画)

3.3

構成とかおもしろいんだけど、サマーが、一昔前に流行ったような不思議ちゃんで、あんまり好きになれなかったです。一緒にいて楽しい女の子なんてもっとたくさんいるよ!もうやめなよ!って主人公に言いたくなっちゃ>>続きを読む

人生はビギナーズ(2010年製作の映画)

3.0

クリストファー・プラマーは良かったけど犬の使い方がもったいなかったなぁ。

ふがいない僕は空を見た(2012年製作の映画)

4.0

テアトル新宿、最終日に鑑賞。ツイッターで評価が流れてこなかったら絶対に見逃していた作品。見終わった後は呆然と新宿駅まであるきました。田畑智子さん、実力はあると思っていましたがまさかここまでとは。アカデ>>続きを読む

希望の国(2012年製作の映画)

3.0

今撮る事に意味がある、という事はとっても理解できるんですが、なんというか、脚本をあまり熟考しないうちにクランクインしてしまったような雑さを感じてしまいました。お父さんには抱きつくのにお母さんには触れよ>>続きを読む

ステキな金縛り(2010年製作の映画)

1.7

この監督の映画は、どんどん新春隠し芸大会みたいになってきてる。生瀬さんが一番よかった。

告白(2010年製作の映画)

4.3

あまりにも心を揺さぶられてしまい劇場で2回観ました。無表情だった松たか子が泣き崩れ、再び立ち上がるシーンに震えます。あと、ラストの「なーんてね」。あの言い方はとっても難しいと思うんですが、さすが中島監>>続きを読む

アザーズ(2001年製作の映画)

4.0

ラストに唖然。生と死、恐怖へのカタルシスを感じる作品。ニコールキッドマンの実力を見ました。LOSTにも出て来たお婆さん、フィオヌラ・フラナガンの存在感も凄い。怪作です。

クレイジー・ハート(2009年製作の映画)

4.5

実力派のジェフブリッジスが初めて主演男優賞を貰った、と知り期待を膨らませて劇場へ行きました。数々のカントリーミュージックを自ら歌っていると知った時は惚れ直しましたよ〜。今までの人生を悔やみ、立ち直ると>>続きを読む

ダークナイト ライジング(2012年製作の映画)

3.0

六本木シネマズにて鑑賞。前作が素晴らしかったので期待し過ぎました。マリオン・コティヤールの死に方とか突っ込みどころいっぱい。ブルースウェインがなぜあの「奈落(ザ・ピット)」と呼ばれる異国の地下牢獄へと>>続きを読む

裏切りのサーカス(2011年製作の映画)

3.5

目黒シネマで観賞後、理解できない部分が多過ぎたのでゲオでレンタルしようとしたら貸し出し中だったので、いろんな方の感想を読んでやっと8割くらい理解できました。多分最初に一度死んだ人がまた出てくるシーンが>>続きを読む

アウトロー(2012年製作の映画)

3.8

アウトローって邦題だったのね(原題はJack Reacher)。粋で古典的な作りがちょっとクリントイーストウッドの映画に似てる。ハリウッドらしいカーチェイスやラストの肉弾戦も「トムかんばれー!」って感>>続きを読む

ラストキング・オブ・スコットランド(2006年製作の映画)

4.0

アミン役のフォレストウィテカーがその年の賞を総なめしてしまったので陰に隠れてしまったようですが、主役のジェームスマカヴォイも素晴らしかったと思います。ラストに出てくる『エンデベ空港奇襲作戦』に乗っかっ>>続きを読む

ムーンライズ・キングダム(2012年製作の映画)

3.4

冒頭、女の子の住んでいる部屋をカメラが移動していく絵作りや、赤いダッフルコート来たオッちゃんが出てくるだけで、とってもウェスアンダーソン!な映画でした。エドワードノートンは間抜けな役が益々板についてき>>続きを読む

人生、ブラボー!(2011年製作の映画)

3.8

フランス映画かと思ったらカナダ映画だったんですね。ケベック州ってフランス語が支流なのかしら。部屋の散らかり方はアメリカン、サッカー大好きはフレンチ、カナダの文化をチラ見できた気分でした。「最強のふたり>>続きを読む

マネキン(1987年製作の映画)

3.5

若き日のSATCサマンサが観たくてwowowで再鑑賞。なんと警備員役が大好きな海外ドラマ「クローザー」のプロペンザ刑事!これは新たな発見です!でもサマンサは歳をとってからの方が美しいかも。

空飛ぶペンギン(2011年製作の映画)

3.2

癒されました〜。ペンギンと暮らすというだけで反則です!チャップリンの映画が大好きなペンギンたち(彼らはチャップリンのペンギン歩きに共感している)ジムキャリーと一緒にベッドで寝てるペンギンたち。セントラ>>続きを読む

her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

4.3

人間がOSに恋をする。。。。

リアルで人と付き合えない人間が増えた今、違う角度で描いたらとんでもない問題作になってしまいそうな題材なのに、ちゃんとしたヒューマンドラマになってました。同じミュージック
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シャレード(1963年製作の映画)

4.5

大好きで何度も見てるんですがWOWOWでやってたので再び鑑賞。まずソウルバス風のオープニングタイトルに鳥肌(本当は007の銃口のオープニングタイトル作ったモーリス・ビンダー作)サスペンス的な演出はちょ>>続きを読む

世界にひとつのプレイブック(2012年製作の映画)

3.0

アカデミー賞にたくさん絡んでたので期待しすぎてしまったようです。主役のブラッドリークーパーがイイ男過ぎて精神を病んだ男に見えなかったのが残念。アメフト他アメリカ文化が分かればもっと楽しめたのかも。あと>>続きを読む

ゼロ・ダーク・サーティ(2012年製作の映画)

3.0

友人を誘って5人で鑑賞。多分みんな期待していたからだと思うけど、結果は「.......」という感じでした。エンタメ感を極力排除したい、という考えは分かるんですが、じゃあ緊張感溢れるドキュメンタリー風に>>続きを読む

マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙(2011年製作の映画)

3.7

wowowにて鑑賞。サッチャー云々より、メリルストリープが女優という道を選択してくれた事に改めて感謝してしまう映画でした。映画版に出てくる台詞抜粋『最近は“考え”より“気持ち” 。今の時代の問題の一つ>>続きを読む

コンフェッション(2002年製作の映画)

3.2

主役の男が素っ裸でテレビを見ている冒頭のモノローグが痛い「若い頃の可能性は無限大だ。何にでもなれる。第二のアインシュタイン、ディマジオにも。でもやがてやり直しのきかない年になるんだ。自分がつまらない人>>続きを読む

レッド・ライト(2012年製作の映画)

3.0

キリアンマーフィー&シガニーウィーバー&ロバートデニーロという豪華キャストに期待して行ってしまいました。若き日のデニーロを演じてるのがまるでモノマネ芸人のようで思わず吹いてしまったんですが、ツイッター>>続きを読む