きぬさやさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

きぬさや

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共喰い(2013年製作の映画)

3.0

蒸し暑く猥褻で鬱屈した雰囲気。父親の異常な性癖に惑い葛藤する17歳の菅田くんを観れてよかった。田中裕子さんの能面のような表情と演技には背中がヒヤッときました。欲を言うならもう少し父親に対して感情を爆発>>続きを読む

キャロル(2015年製作の映画)

3.8

ささやかな憧れから許されざる恋に至るまでを上品に大人っぽく、そして時に少女のような可愛らしさと初々しさを交えて描いていた。ほろ苦くてほんのり甘いそんな映画でした。

好きだ、(2005年製作の映画)

3.5

すうーっと空気に溶け込んでたゆたうような映画。雰囲気映画といっても間違いはないけれど、演技の自然さに驚いた。役者さんに肩の力が入ってない分観ている人に想像させる余地があってやりとりがとてもリアルに感じ>>続きを読む

スワロウテイル(1996年製作の映画)

4.8

多国籍な世界観が隅々まで出来上がっていて素晴らしい。キャストも豪華。若い頃だからこそ表せる雰囲気に皆溢れているしCHARAの良さを所々で感じた。

ラスト、コーション(2007年製作の映画)

4.0

息を殺して見てしまうような映画。初め観た時あまりのラブシーンの濃密さに一瞬驚きと躊躇いを感じたけれど、この2人の関係性を描くには絶対に必要なものだと終盤にかけて強く伝わってきた。中国人女性の美しさの中>>続きを読む

恋する惑星(1994年製作の映画)

4.5

部屋の模様替えをされた後、トニーレオンが石鹸とかぬいぐるみに話しかける所が可愛らしい。この作品のトニーレオンはちょっとダサいのにカッコよくて親しみを感じる。音楽がいいです。

インファナル・アフェア(2002年製作の映画)

5.0

これを観て香港映画の面白さに目覚めた。キャストとにかく良いです。ハラハラドキドキ。

ラヴソング(1996年製作の映画)

4.3

気になってDVDを購入して鑑賞。ちょっと時代は古いけれど、こんなラブストーリもたまにはいいなと思った。展開にドキドキ。テレサ・テンの曲も良かった。主演のお二人若くて微笑ましかったです。

つぐない(2007年製作の映画)

4.5

綺麗だけど哀しい。映像がどこをとっても絵になっている。

スター・トレック イントゥ・ダークネス(2013年製作の映画)

3.8

ベネディクトカンバーバッチの悪役最高!という映画でした。面白かった。

ベネディクト・カンバーバッチ ホーキング(2004年製作の映画)

4.0

同じテーマの博士と彼女のセオリーはヒューマンラブストーリーだけれど、こちらはホーキング博士の研究に焦点を当てている作品。研究に一生懸命なベネディクトカンバーバッチの演技がとても良かったです。

博士と彼女のセオリー(2014年製作の映画)

4.5

見せ方.キャスト.音楽.セリフ全てが素晴らしかった。実話だからこその重厚感があった。

渇き(2009年製作の映画)

3.3

カオス過ぎてヤバイ。衝撃混乱迷走グロデスクラブコメディ。レビューの文章が上手く書けなくなるほどのある意味面白い映画。言葉にならない!

花様年華(2000年製作の映画)

4.0

2.3回見たけれど、何だかいつも忘れられなくて何回も観たくなってしまう映画。ウォンカーワイマジックですね。色彩のコントラストが素敵。

母なる証明(2009年製作の映画)

3.3

狂気。観ている最中は平気かと思っていたけれど、終わる頃にはじわりじわりと恐怖感に襲われた。鍼の箱を渡すシーンのトジュンの瞳の綺麗さには心が刺さった...本当に人間の暗い部分をこれでもかという位に突きつ>>続きを読む

アジョシ(2010年製作の映画)

4.5

ウォンビンがとにかくカッコイイ。韓国映画はこの作品が初めてだったけれど、初めて観た時こんなにバイオレンスだったとは..驚いた。最後でホロリ。

ゆれる(2006年製作の映画)

5.0

日本映画で個人的に1番忘れられない映画ランキングに入っている。何回見ても映画のシーンが心の中に入ってきて胸が締め付けられる。

ヒミズ(2011年製作の映画)

4.0

最後のシーンに力強さを感じた。最悪な現状に光がほんの少し射してくるような希望を感じる。染谷くんと二階堂ふみちゃんの全力な演技に圧倒。これからも注目したい2人だと観た時に感じました。

茶の味(2003年製作の映画)

3.8

とにかくシュールだけどのんびりとした田園風景に溶け込んでしまっていて不思議と最後はほっこりする映画。のんびりしたい時に観たくなる。登場する人みんなキャラクターが濃くてくすっと笑える。

青天の霹靂(2013年製作の映画)

3.0

皆さんの演技がとても良かったけれど。ラストで盛り上がりがくるかと思いきや軽く終わってしまって少し拍子抜けしてしまった。

リンダ リンダ リンダ(2005年製作の映画)

3.8

青春だなあという感じ。制服姿が皆可愛い。ガールズバンドでブルーハーツを一生懸命に歌う姿にグッときます!ベボベのベース関根詩織さんがいたのも印象的。

トニー滝谷(2004年製作の映画)

5.0

孤独を抱えている男の人生を淡々と描いた作品。宮沢りえの1人2役の演技が印象的。音楽も静かに寂しさが降り積もっていくようで素晴らしい。右に流れてゆくカメラワークと西島秀俊のナレーションはまさしく小説版の>>続きを読む

8月のクリスマス(2005年製作の映画)

5.0

点数付けなくてもいいかな..と思わず思ってしまうぐらいのほのぼの感と優しさに溢れてる映画。山崎まさよしの親しみやすさと普通っぽさが好きだ。

セッション(2014年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

リアリティがあって終始画面に流れる緊張感がすごかった。これはもっと早く観るべきだった。そして観れて本当に良かった。幕切れもスカッと爽快で素晴らしい。何かを一生懸命に極めることの厳しさと面白さを共に体感>>続きを読む

イン・アメリカ/三つの小さな願いごと(2002年製作の映画)

3.5

アイルランドからNYへ。家族の希望と再生の物語。イーグルスの曲のシーンに自然と涙がこぼれました。大人よりも子供はずっと冷静で大人なんだと気付かされました。マテオとETのエピソードが微笑ましくて好きです>>続きを読む

花の生涯〜梅蘭芳(メイ ラン ファン)〜(2008年製作の映画)

4.0

この作品を通じて京劇というものがどういうものなのかということを少しでしたが知ることが出来ました。レオン・ライさん演じる梅蘭芳は凄まじく妖艶で品があって美しく、観たあとしばらく忘れられませんでした。