るなるなさんの映画レビュー・感想・評価

るなるな

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名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)(2024年製作の映画)

4.5

めちゃくちゃおもしろかった〜〜〜〜〜!!!!!!(毎年言ってる)

昨年の潜水艦のようなアベンジャーズ大決戦の豪華さはないかもしれないけど、高校生達がメインになってあまり大人の手を借りずに事件に挑む感
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.0

DUNEに関しては、ティモシへの愛情だけで観続けているところがあったけれど、part 1が序章の序もいいとこだったのに対し、今作では物語が動き始めて壮大な世界観もしっかり味わうことができて面白かった!>>続きを読む

夜明けのすべて(2024年製作の映画)

4.3

上白石萌音ちゃん演じる藤沢さんに同族嫌悪を抱きそうで、なかなか鑑賞に踏み切れなかったけど、普段聴いてるラジオでかなりおすすめされていたため観てみることに。
鑑賞前は、PMSにパニック障害など、自分の身
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

4.5

原作未読の状態で視聴、それで好きだ〜!となり鑑賞後に即カラオケ行こ!とファミレス行こ。を購入しました。原作を読んで、テコ入れがかなりあったことに驚き。でも、話の流れを壊すことなく、むしろ聡美くんの心情>>続きを読む

Renaissance: A Film by Beyoncé(2023年製作の映画)

4.5

誰もが抑圧から解放され自由になれる空間をつくりたかったというビヨンセ。その言葉通り、理性を手放して好き好きに盛り上がり踊る観客たち。ビヨンセの歌が、言葉が、普段抑え込まれてた本当の自分を曝け出してくれ>>続きを読む

ウィッシュ(2023年製作の映画)

3.5

ディズニー補正がかかってるのでおもしろい!!!と思えるけど、話に捻りがないと言われたら否定はできないかも……
でもあそこまでどストレートに夢をみることの大切さを説けるのはディズニーだからこそなのかもし
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

4.5

興味が限界を達して観てきた。
鬼太郎ってただ妖怪退治の物語じゃなくて、人の業を成敗する要素もあったなと。
それを煮詰めて固めて胸糞悪くしたのが今作って感じなのかな。

戦後が時代背景、水木は帰還兵で戦
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バービー(2023年製作の映画)

4.5

家父長制、フェミニズム、シスターフッド、ファシズム、マイクロアグレッション、さまざまな考え方や概念が言語化され語られ議論されるようになった社会だけど、一番大事なのって"個'"に向き合って尊重することじ>>続きを読む

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

観てる時は何が起きてるのか全くわからないのに、なぜか自然に涙が出てきたり、鑑賞後の満足感がすさまじかったり こんな映画体験初めてだった。

鑑賞から1日経った今でも面白かったなあ…という余韻に浸って
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.5

音楽の使い方が憎い!
スーパーマリオに限らず、マリオカートはじめいろんなゲームの要素が入ってるの、気づくたびに興奮があった

今の世相に合わせて、マリオがピーチを助けるんじゃなくて、むしろピーチがマリ
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ちひろさん(2023年製作の映画)

4.5

酸いも甘いも知り尽くした人だけが醸し出せる独特のオーラってある。
有村架純ちゃんのキュートさはそのままに、新境地ともいえるお芝居で素晴らしかった。

誰もが自分の居場所を探していて、たとえ家で夕飯を食
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

4.5

最初から後半戦に突入しても先が読めない展開でハラハラドキドキ。

SFは使い古された題材だけど、今まで全く観たことのないお話。衝撃を受ける真新しさを感じた。

考察を読まないと難しい部分もあるけれど、
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怪物(2023年製作の映画)

4.7

感想を言葉にするのが難しい作品。
差別を助長するような法案に賛成した国のお偉いさん全員に観てほしい。

自分の言葉も誰かにとっての怪物になっていやしないかと過去を省み、またこれからへの戒めを感じさせる
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戦場のメリークリスマス(1983年製作の映画)

3.0

2020年代を生きる私には到底受け入れ難い描写が幾つもありました。
無意味な処刑やむごい差別など、戦争という状況下ではいかに倫理観が働かないかが描かれていました。

人種によってはっきり線引きされた世
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名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)(2023年製作の映画)

4.7

早速2回目観てきた!
今までの劇場版の中で今作が一番のおもしろかったし、まさに名作と言える一作。

灰原哀ちゃんにスポットが当たり、黒の組織が登場し、その相手として赤井さんや安室さんまでも
予告の時か
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.0

想像以上にふざけてる!笑
劇場版クレヨンしんちゃん、ボーボボなどの前評判を聞いていましたがなるほど言い得て妙だなと。 このカオスな映画を表現するにはそういう引き合いしか出せないような気がします。

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ボーンズ アンド オール(2022年製作の映画)

4.0

カニバリズムはあくまで比喩にすぎず、誰からも理解されない孤独感、そんな中やっと理解し合える人出会い惹かれ合うというあくまで純愛映画だなあと。

テイラー、ティモシ共に傷を抱えながら生きている孤独感だっ
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別れる決心(2022年製作の映画)

3.6

直接的なシーンを入れるわけでもなく官能さを表現しているの好きだ……となりました。
そういう演出って結果的に一層耽美で品があって美しさみたいなのも感じれます

こういう映画って複雑すぎて結局何?てなりが
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

3.5

割と本格的にミステリーしてるので、登場人物の名前と関係性とか見失うと混乱します
犯人が各現場に残した"なぞなぞ"を解くことで事件の真相に近づいていく

この映画で特筆すべきは驚くべき暗さ、画面がず〜〜
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ガメラ 大怪獣空中決戦(1995年製作の映画)

4.0

シンゴジラが好きな人は絶対に好き
寓話とリアリティが混ざった脚本がすごく良かった
こういう怪獣ものは実際に現れたらどうなるのか…?ていう想像を掻きたれられるものが好きだな

RRR(2022年製作の映画)

3.8

超最上級のエンターテイメントでした
観た後のアドレナリンがすごい

一見奇想天外に思えるアクションシーンですが、監督が映したいもの、見せたいものを見せたいように映像にできてるのを感じます。
しかもきち
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ドント・ウォーリー・ダーリン(2022年製作の映画)

3.5

自分にとって本当の幸せは何かを考えさせられる作品だった
ある共通の思想を持った者からしたら自分が感じる幸せは狂ったように見えるのかもしれない
全ては選択、それが幸せな人もいるしそれが吐き気を催すように
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呪詛(2022年製作の映画)

3.3

ホラー苦手なのですが気になりすぎて観てしまいました。
結果、ホラー苦手でも意外とイケました!
びっくり系とかお化けがガッツリ映る感じじゃなかったからかもしれないです。

呪いとか祟りって、理不尽に襲わ
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ショーン・メンデス: ライブ・イン・コンサート(2020年製作の映画)

4.5

ビジュアルの華やかさもさることながら、何よりも歌唱力の高さに驚きました。
透き通る綺麗な歌声なのに力強く、高音も会場に響きわっていて画面越しですが鳥肌でした。
こんな歌声実際に会場で聴いたらメロメロで
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リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

3.5

洋のおねショタだった。

若くして成功して自信たっぷりの少年と、アラサーで冴えない職場でうだつの上がらない毎日を送っているレディのボーイミーツガール映画

何かうまくいかないことがあって、じゃあ環境や
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エルヴィス(2022年製作の映画)

5.0

今まで絶対に知り得ることはないと思ってた、大スターの抱える苦悩に共感できたような気持ちになりました。

3時間近くある上映時間も、編集と演出が神すぎて全く気にならなかった。
あっという間だしずっと惹き
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彼女が好きなものは(2021年製作の映画)

5.0

LGBTQを扱った作品は今までいくつも観たことあるけど、改めて今までのことは全てファンタジーで私は何も分かってなかったと思い知らされました。

すっっっっごい重要なことを描いている映画でした。
当事者
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

5.0

圧倒的におもしろかったです、、
映画館で観た方がいい!と自信を持ってお勧めできる映画久しぶりな気がしました。

いい意味で懐古的で、過去を周到して後を歩く人たちにどんな意味がもたらされるのか。
誰より
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HOMESTAY(2022年製作の映画)

3.5

すごく心があったかくなる作品でした。
全体的に優しい雰囲気のシーンで穏やかな話運びが心地よかったです。

同じタイミングで亡くなった高校生小林真の体にホームステイすることになった魂"シロ"。
小林真の
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アフター・エブリシング(2018年製作の映画)

4.5

病気を機に仲が深まるというパターン、気持ちが分かるというか、不謹慎な言い方かもしれませんが吊り橋効果というか。皮肉なことにそれが二人の目に見える絆になってしまっていて。

それがなくなってしまったあと
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ローマの休日(1953年製作の映画)

4.0

オードリーヘプバーンは世界一気品高い女性なのかも知れない…というくらい、王女様の役があれだけ板につく人他にいますかね?

公務の繰り返しに飽き飽きして脱走を試みる、そこで出会った民間人と恋に堕ちる、っ
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ティファニーで朝食を(1961年製作の映画)

4.0

おしゃれかわいい映画だと思ってたのですが、女性の生き方について深いメッセージのある作品とは知らず、いい意味でおどろきました。

結婚して家庭に入るだけが女性の幸せじゃない、という価値観が確立しはじめた
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ビューティフル・ボーイ(2018年製作の映画)

4.0

いつ死んでもおかしくないほど薬に溺れていたニック。運良く更生できているのは、周囲の人間、特に父親の献身的なサポートがあったから。

"献身的なサポート"と文字で書くのは簡単ですが、何度信じてもまた息子
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ノッティングヒルの恋人(1999年製作の映画)

3.5

いくらムービースターだからと言って、あまりの振り回しっぷりに観てるこちらも途中から、ん?となりました。笑
でもだからこそ、ヒュー・グラント演じるウィリアムの懐の広さがよく分かります。

最後の記者会見
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tick, tick...BOOM!:チック、チック…ブーン!(2021年製作の映画)

4.0

恐怖か愛か、答えは明白だけど、それを選ぶのはとても勇気のいることです。だからこそ、勇気を持ってその選択をした人にしか掴めない未来がある。

何が"恐怖"で何が"愛"か、その価値観は人によって異なります
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カモン カモン(2021年製作の映画)

5.0

鑑賞後真っ先に思ったのは、人が育つということがいかに大変なことであるかということ、でした。

人生誰しも浮き沈みがあり、その浮き幅も沈む深さも人それぞれ、時によってバラバラです。その浮き沈みに左右され
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