ぷりんさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

三里塚のイカロス(2017年製作の映画)

3.2

前作よりももっと多様な層の人々が出演していたけれど、イカロスって感じがしなかったのでなぜこの題名なのかよく分からず。
イカロスというのは、驕りが破壊を招くという寓意なんだけれど、三里塚闘争はイカロスっ
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三里塚に生きる(2014年製作の映画)

2.9

“市民”の”市民”による”市民”のための”市民運動”は規模が大きくなればなるほど難しいということ。話し合いで解決できればそれが良いよという人もいれば、断固譲らない、暴力も辞さないという人もいるわけで、>>続きを読む

“死刑囚”に会い続ける男(2021年製作の映画)

4.7

犯罪者の心を紐解くことは社会をも紐解くことになるって口で言うのは簡単だけれど、本気でそれをしようとするとメンタルにかなりくるんだよなきっと。それなのにこんなに多くの死刑囚と真剣にこんなに長いスパンで付>>続きを読む

空飛ぶタイヤ(2018年製作の映画)

3.5

刑事さんと銀行マンがかっこよかった。連ドラでじんわり見たい話だった。

鍵泥棒のメソッド(2012年製作の映画)

4.8

真面目なのに結果的にコメディ。今思うとかなり豪華なキャスト。3人ともぴったりだ。
堺雅人の演技の幅の広さには感服しかない。

<片隅>たちと生きる 監督・片渕須直の仕事(2019年製作の映画)

3.7

クリエイティブとは、「極める」ということなのだと思った。ジャーナリズムと同じ。

なん・なんだ(2021年製作の映画)

2.9

高齢者になると体は老いるけれど、心は全く成長しない。ジジイ同士の殴り合いなんかいたたまれなかったけど、彼らは本気だし自分もあの歳になったら同じことしてるんだろうな。ずっと若いまんまでいたいな。

「嫌
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猫は逃げた(2021年製作の映画)

3.8

ラブコメなのか、ラブよりもコメの要素が強すぎて全くラブくない。一回不倫したらもう元の関係には戻れないと思うんだよなぁ、、、。

ここは退屈迎えに来て(2018年製作の映画)

4.4

田舎は狭い。田舎は無駄に都会に憧れる。そういうこと。山内まりこさん、好きだ。

愛がなんだの2人が夫婦になってるそれだけで感動しちゃった。桐島部活やめるってよの10年後を描いたみたいな雰囲気だった。2
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葬式の名人(2019年製作の映画)

3.4

コメディらしいけど、妙にリアリティがあって葬式がテーマというのもあるから笑うに笑えなかった。身内が死にまくってるから葬式の名人って呼ばれるのは笑えん。
前田敦子の関西弁はナチュラルな気がしたし、空気感
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水俣曼荼羅(2020年製作の映画)

1.9

正直映画としては全くと言っていいほど面白くなかった。面白くないというよりよく分からなかった。だから372分も見るのにかなりの体力を使って疲れた。鑑賞後に解説サイトを見てなんとなく内容を理解できたかなと>>続きを読む

スパイの妻(2020年製作の映画)

4.1

NHKドラマなカメラワークに黒沢監督の空気感が足されたイメージ。高橋一生と蒼井優はどちらも名演技。どこまでが実話の話なんだろ。結局夫はスパイだったのか、はたまた別にスパイがいたのか。真相が知りたい。

アズミ・ハルコは行方不明(2016年製作の映画)

4.7

自分がメンヘラだからかメッセージ性がめっちゃ刺さった。ミサンドリー映画でもなく、「深いことは気にしすぎずか爽やかに生きようよ」っていうことなんだと思う。

時系列がぐちゃぐちゃだけど、女子高生と高畑充
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世界の中心で、愛をさけぶ(2004年製作の映画)

3.1

1990年代の恋愛?って感じ。2000年代はこういう作品が世の中に刺さったんだろうなと時代劇のような感じで見てしまった。大沢たかおはこの時からずっとかっこいい。
ちなみにこの作品は小説が一番いいと思う
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short cut(2011年製作の映画)

3.4

舞台の生中継みたい。脚本役者はもちろんカメラさんがすごい。

県民投票(2021年製作の映画)

3.2

運動していた人たちは生活投げ打っていて自分にはできないけれど、結果がこうなるのは仕方ないと思った。

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

2.3

コロナに罹患した時、こんな感じの悪夢とも違う意味不明な夢を見た。色々やりすぎて良くも悪くも気持ち悪い。どちらかといえばいい意味で気持ち悪いけど、理解するには教養が足りなかった。

愛なのに(2021年製作の映画)

4.9

今泉さんと城定さんのタッグで相乗効果が産まれているというか、愛の形は人それぞれみたいなあるあるなテーマを描いてるんだけど、アルプススタンドのはしの方みたいな「真面目なゆるさ」が今泉さんの世界観に入り込>>続きを読む

I am ICHIHASHI 逮捕されるまで(2013年製作の映画)

2.0

背景の描き込みがないから中途半端。フィクションなのかノンフィクションなのかもよく分からず。殺害の経緯の解明はマストだったと思う。仰天ニュースの市橋達也特集の方がわかりやすく面白かった。

ツレがうつになりまして。(2011年製作の映画)

3.8

今から10数年前だと世間からの鬱病に対する理解はもっとなかっただろう。その中で病に向き合ったこの夫妻は素敵。今はどうしてるんだろう。
ガラケーなのが映画としても味がある。

ただ、色々引っかかるシーン
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怪物(2023年製作の映画)

3.7

高いお金を払って何でこんなに苦痛な126分を過ごさないといけないのかと思った。よく分かんなかったし、怪物たーれだって予告はある種詐欺だろとも。劇場だから最後まで見たけど、家で配信で見てたらお母さんの視>>続きを読む

映画 謎解きはディナーのあとで(2013年製作の映画)

3.8

10年前の作品なのに北川景子も櫻井翔も変わらないな。小学校の頃、小説読み漁ってドラマ化したらどんな感じだったんだろうって想像してたけど、なんかちょっと違った。迷宮ラブソングは名曲。

鳩の撃退法(2021年製作の映画)

3.5

よくわからなかった。もう一回見ればわかるのかもしれないけどもう一回見る気力はない。

新解釈・三國志(2020年製作の映画)

2.6

一定の層にしか刺さらない映画。すべってるのかすらよくわからず。キャストは豪華だしみんな楽しそう。きっとアドリブもたくさんあるんだろうな。

場所はいつも旅先だった(2021年製作の映画)

3.2

世界の車窓からの上位互換。旅行ポエムを映像にしてみた、という感じ。

ハッピーフライト(2008年製作の映画)

4.6

二階建ての飛行機には夢がある。いつか乗ってみたい。機内食って機内で食べるから美味しいんだよね。
旅行したくなったな、。

劇場版 おいしい給食 卒業(2022年製作の映画)

3.6

くっだらないけど、世界観にハマってなんだかんだで見てる。ここまで給食に本気になれるのはすごいよ。久々に給食食べたいな。
函館が島流しの場所にされてるのは函館に失礼w

決算!忠臣蔵(2019年製作の映画)

3.4

擦られまくった忠臣蔵を新たな視点から描こうとして予算に着目した。強行事件に比べて知能事件はテレビ映えしないというのは映画でも同じでしたという結末。小説だと面白かったんじゃないかな。

火消しの伏線回収
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【推しの子】Mother and Children(2023年製作の映画)

4.8

1話が原点にして頂点だよ。
早く続きが知りたい、父親は誰なんだ。

夏空ダンス(2023年製作の映画)

4.6

ウッチャンの郷土愛がひたすらにつまった青春映画。ちょっと高校生に戻りたくなった。

人吉というか熊本の人って転勤族の自分には理解できないくらい暑苦しいほど郷土愛が強くて羨ましい。地震にコロナに豪雨って
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君たちはまだ長いトンネルの中(2022年製作の映画)

2.9

左派の反知性主義のプロパガンダ映画。

中身の良し悪しの前に、女子高生を主人公にしたこのスタイル自体、オールド左翼臭強くてなんだかなという感じ。この映画で若者の政治関心は高まらないよ。
ただこれがシネ
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グッドモーニングショー(2016年製作の映画)

4.0

前評判が低い割に面白かった。
実際のテレビ局もワイドショーとニュース番組のナワバリ争いあるのかな。伝えるって難しい。