ぷりんさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

池袋母子死亡事故 「約束」から3年(2022年製作の映画)

4.4

記者がこんな仕事でごめんなさいって泣きながら謝るシーン、見てられなかった。苦しすぎた。
本当に記者って仕事は残酷で誰のためになっているのか分からない。遺族取材の意義を考えさせられる。こうやって伝えたい
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検察側の罪人(2018年製作の映画)

4.5

いい意味で俺についてこい的な空気感があるオラオラ作品。若干その感じが強いけど全体的にハマったしキムタクもニノもマッチした。救いがありそうでない感じも好き。

事件好きだったけど、やっぱり一つひとつの背
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レジェンド&バタフライ(2023年製作の映画)

2.4

期待値高かっただけにがっかり。
これだけのキャストとお金あるならもう少し別の描き方が合ったのではないか。
本能寺の変以外大規模な合戦シーンなかったし、金銭的な配分考えてくれればな。桶狭間とか見たかった
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犬王(2021年製作の映画)

3.5

残酷なミュージカルという感じ。
昨年はやったアニメ平家物語の続編というか、鎌倉殿の13人の続編というかなんというか、空気感的には去年映画館で見ればよかったな。

名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)(2023年製作の映画)

4.8

コ哀ファンにはたまらんな。
これまでの映画よりも、一気に盛り上がるシーンとかドキドキハラハラっていう感じが少なくて、10分の7くらいの緊張感が常に続く感じ。それが逆に新鮮で楽しかった。

哀ちゃん絶対
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漁港の肉子ちゃん(2021年製作の映画)

4.9

事前知識なしに鑑賞。コメディなのかと勝手に思っていたら全くそんなことなくて自然と涙がボロボロと出た。何が悲しくて何に感動したのか言語化は難しいが、情緒不安定になるくらいとにかく泣きっぱなしだった。>>続きを読む

とんび(2022年製作の映画)

3.5

連ドラ見てしまっていたから、ダイジェスト版にしか見えないな。原作大好き。
描かれなかった野球の大会の前日に高い肉買うシーン好きなんだけどな。

いい意味でのむさ苦しさが一番あるのは原作よりも、連ドラよ
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タイタニック(1997年製作の映画)

4.7

25年以上前にこのクオリティの撮影ができていることに感動。沈没をどうやって撮ったのか非常に気になる。

ただの浮気でその罰として船が沈んだと見ることもできるし、謎に捨てられた夫はもちろんかなり可哀想な
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前科者(2022年製作の映画)

4.2

受け止めるメンタリティがないと見られない映画。陰キャラな有村架純が新鮮。

犯罪を犯す人、特に人を殺す人は凶悪ってイメージ持たれがちなんだけれど、それぞれ歩んできた人生があって社会がその人を苦しめるこ
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見えない目撃者(2019年製作の映画)

4.1

怖すぎる、夢にでてくるレベルでトラウマになりそう、、、。

ストーリーの展開はあるあるといえばあるあるだが、十分満足した。助けに来たはずの人が殺されたり、救いがないことに加えて、あのアクションはホラー
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SP 革命篇(2011年製作の映画)

3.6

後編の方が面白い。国会議事堂の制圧方法はかなり現実的だったと思う。実際にこういうこと起きたらどうやって対応するのかね。国会のセットやロケ地もかなりリアリティあって満足。だからこそ、アクションシーンのく>>続きを読む

SP 野望篇(2010年製作の映画)

2.4

子どもの頃に好きなドラマだった。今見返すとストーリーはかなり非現実的。単なるアクション映画だと思えば楽しめなくはないって感じ。

アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

3.6

長くてしんどかったの一言に尽きる。
映像は綺麗だけれども3Dメガネをつけての3時間半は疲れる。これはかなりコンディションを整えてからじゃないと見てはいけない映画。
ストーリーは相変わらず陳腐すぎる。反
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老後の資金がありません!(2020年製作の映画)

4.3

金はなくても幸せだ論は嫌いだ、そりゃあった方が人生楽しいに決まってる。でも問題は誰と過ごすかって話よね。笑ってみていられる人生でありたいな。56歳で貯金300万円なんてことにはなりませんように。

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100日間生きたワニ(2021年製作の映画)

3.5

コロナ禍で話題になったTwitterの4コマ漫画。完結後の映画化やグッズ化など用意周到で笑ってたけど、なんだかんだ暇つぶしには良い映画だった。死がゴールなのかと思ったら死を乗り越えるところまで描かれて>>続きを読む

大怪獣のあとしまつ(2022年製作の映画)

3.4

シンゴジラの下位互換もいいところ。キャストが豪華なだけに勿体無い。最後までよくわかんなかった。

マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

2.9

ひどいなぁ。永野芽郁だとやっぱりどうしても可愛さが先に来てしまうからこのヒステリックな感じ向いてないと思う。いかに過去が記憶の中で美化されてゆくかというお話。

ザ・マジックアワー(2008年製作の映画)

4.8

腹抱えて笑える作品。三谷作品は真面目に馬鹿やってるから大好き。佐藤浩市が西田敏行の前で同じシーンを何回もやるの本当にツボ。そしてラストシーンもいいよね。

無伴奏(2016年製作の映画)

5.0

めちゃくちゃ刺さった。良作。

この当時の左翼は特にインテリみが強くて、今のリベラルとは違う偏差値の高さとブルジョワさがあった気がする。世の中的にも学問に対する大きな憧れがあったからとりあえず学生運動
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名探偵コナン 灰原哀物語 黒鉄のミステリートレイン(2023年製作の映画)

3.9

黒鉄のサブマリンへの期待が膨らんだ。やっぱりコナンくんには哀ちゃんだね。

戦場のピアニスト(2002年製作の映画)

4.2

久々にドイツ語聴いた。
良かったとかそういう一言では表せないけど、もう今の世の中では2度と作ることのできない映画だと思う。ニーメラーの言葉を改めて思い出す作品だったな。

チョコレートな人々(2022年製作の映画)

3.9

東海テレビらしい作品。
ノーマライゼーション、SDGs、、、。ファッションのようにある種の流行になりつつあるけれど、障害に本気で向き合うのは簡単ではない。良いところばかりではなく夏目さんの過去や、向き
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赤毛のアン 卒業(2017年製作の映画)

3.6

1〜3まで全部駆け足なんだけど、やっぱりこのお話は切ない。アンが大学進学を諦めたことは良いことだったのか最後までわからない。それから何度見てもマシュウがなくなるのは辛い。

鴨川ホルモー(2009年製作の映画)

3.7

くだらないことを真面目に真剣にできるのって大学生までだよね。これも映像化した方が面白いと思われる作品。2009年って感じがして好き。京都で大学生活送りたかったなぁ。

偉大なる、しゅららぼん(2014年製作の映画)

4.2

小説は実写化すると面白くなくなりがちと言うのが持論。この原作は読んだことないけれど、珍しく実写化の方が面白いタイプの映画だと思った。

琵琶湖で泳ぎたくなった。

赤毛のアン 初恋(2016年製作の映画)

3.6

どんな人たちであれそこに集う人が家族なんだよねぇ

ボクたちはみんな大人になれなかった(2021年製作の映画)

4.9

苦役列車でも思ったけど森山未來のクズ役ハマりすぎてる。そこにこれまたクズ役が似合う東出昌大、ヒステリックな大島優子に、不思議あざとキャラの伊藤沙莉。キャスト豪華すぎかよ。

設定にも刺さった。ケータイ
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生きろ 島田叡 戦中最後の沖縄県知事(2021年製作の映画)

4.4

戦時中に「生きろ」と言い残せる知事がいても沖縄戦の悲劇は止まらなかった。
日本軍は沖縄の住民を守らなかった、罪なき住民を殺めた。
住民は米兵よりも日本軍を恐れていた。
この事実が重たすぎる。

国の安
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サイダーのように言葉が湧き上がる(2020年製作の映画)

2.8

山内まりこさんのラジオで押されてい作品を一年越しに鑑賞。
サイダーの ように言葉が 湧き上がる っていう俳句は好きなんだけれど、イラストのタッチがなかなか好きになれず。
青春映画はそろそろ卒業の年なの
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ポチの告白(2006年製作の映画)

2.8

反権力を誤って捉えて拗らせた映画。特に後半1時間は陰謀っぽくて辟易してしまった。

確かに警察は国家権力だし、悪いところもたくさんある。マスコミもマスコミで甘い報道もあるし、記者クラブ制度に問題がない
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みんなのいえ(2001年製作の映画)

3.4

この時代の三谷作品、これはこれで好きだ。たまにちょっとめんどくさいやつがめんどくさすぎてイライラもするが、、、。

結局職人気質の人間って対立しつつも意気投合するんよなぁ。ココリコ田中の演技もいい感じ
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.5

良い映画なんだろうけど、自分には理解する精神年齢というか、理解する俎上を持ち合わせていない気がした。村上春樹だからかなー。

とりあえず高槻くんの闇が家福の想像を超えてきたということはよくわかった。ク
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秒速5センチメートル(2007年製作の映画)

5.0

うわー、めっちゃいい。
「男女の恋愛観の違い」を描いた作品。女性は切り替えが早くて、男性は引きずるというのを典型的に表しているだけなのにそれを見せられるだけで胸が苦しくなる。
そこでもうひとアクション
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この世界の(さらにいくつもの)片隅に(2019年製作の映画)

3.9

日常がふとしたことで戦争に代わるのが恐ろしい。さらにいくつもの方がそれを際立たせている。

窓辺にて(2022年製作の映画)

4.9

ひたすらにパフェが食べたい。食べたいということは今の人生当たり前だけどパーフェクトじゃないんだろうな。
今泉力哉さんの作品の中では、主人公の年齢層がかなり高い方。大学生の青春!って感じじゃないドロドロ
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