ぷりんさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

毛虫のボロ(2018年製作の映画)

3.6

@三鷹の森ジブリ美術館

声優がタモリさんだったことに劇場がざわついていた。親子連れがたくさんいて、子育てって大変なんななぁと改めて感じた。

すべての政府は嘘をつく(2016年製作の映画)

1.9

ちょっと理想論すぎた気がする。
メディアを大きくしようとしたら組織化せざるを得ないし、背負うものも増える。
独立メディアには独立メディアの、大手メディアには大手メディアの良さがある。お互いに補っていく
>>続きを読む

寝ても覚めても(2018年製作の映画)

3.4

花束みたいな恋をしたの上位互換と聞いたので鑑賞してみたんだけれど、終始イライラとホラーが入り混じる作品で、想像とかなり違った。

顔から入る恋愛って結局うまくいかないってことなんじゃないかなぁ。
東日
>>続きを読む

言の葉の庭(2013年製作の映画)

2.8

好きな作家さんがラジオでこの作品を勧めてくれたので鑑賞。

新海誠作品基本的に大好きなんだけど、今回は設定が失礼ながら若干気持ち悪かったかも。男女逆なら炎上しててもおかしくないし。
どこかでお会いしま
>>続きを読む

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

4.9

絵に描いたように余韻が残る映画だった。

鏡かよと思うくらい価値観や趣味が合うカップルが学生から社会人になることによって齟齬が生じていく物語に見せかけて実は最初から価値観なんて同じわけなくてそれをイヤ
>>続きを読む

コンフィデンスマンJP 英雄編(2022年製作の映画)

4.6

毎度のことながら今回も大どんでん返しがあるんだろうなと想像しながら見ていたけれど、その想像をさらに超えてきた。しかも2回。観賞後、こんな満足感に浸れる作品他にはないよね。

ちょこちょこドラマや前の映
>>続きを読む

香川1区(2021年製作の映画)

4.4

小川淳也という人間が主人公だった前作に対し、今作は「有権者」そのものが主人公であった。珍しく小川さんが感情をあらわにするシーンで、田崎さんが「メディアに当たっても、有権者には当たらないでくださいね」と>>続きを読む

決戦は日曜日(2022年製作の映画)

3.7

2022年映画館初め。

原作を凝縮しすぎてカットされすぎてる感じだった。尺的にしかたないけど選挙や政界について詳しくない人は情報量過多でついてこなかったんじゃないかなぁ。人物一人ひとりの背景を描くた
>>続きを読む

ヤクザと憲法(2015年製作の映画)

3.3

2022年最初はたまたまテレビでやってた7年前のドキュメンタリー映画。

ヤクザは「悪or必要悪」という問いかけ。なかなか深いのだけれど、100日も密着するならもっとヤクザの闇というかなんというか収入
>>続きを読む

街の上で(2019年製作の映画)

4.8

何人もの友達から勧められて鑑賞。映画好きの友達が「今年1番、人生で1番、今泉監督作品で1番」と言っていたので期待値が高かった。

前半は、本当にこれが今泉作品で1番なのかと思いつつ懐疑的に見ていたが、
>>続きを読む

図書館戦争 THE LAST MISSION(2015年製作の映画)

3.7

前作同様、世界線に若干ついていけなかったんだけど、よくよく考えるとそれはスマホで見てることにあるのかも。これは劇場で見るべき作品だったなぁ。

有川さんの原作を野木さんが脚本するのもなんか新鮮。恋愛要
>>続きを読む

図書館戦争(2013年製作の映画)

3.5

面白いけど世界観についていけなかったなぁ。小説の方が好きも。

国民の無関心でこうなったという石坂浩二の言葉は重いな。

(2020年製作の映画)

3.6

思ってたのと違った。キャストとロケ地が豪華すぎただけに他にお金のかけ方があったのではないかと思った。ストーリーも詰まっていただけに前後編に分けるなりもう少し厚みが欲しかった。色々もったいなすぎた。>>続きを読む

科捜研の女 -劇場版-(2021年製作の映画)

3.3

小学生の頃、家に帰ると科捜研の女の再放送がやっていてよく見ていた。
たまたま飛行機で映画を見たが、マリコの周りの人が結構変わっていてびっくり。最近の連ドラは全然追っていたなかったけれど十分楽しめました
>>続きを読む

三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

3.8

ドキュメンタリーとしても映画としても粗い作りだけれど、それでも三島由紀夫という人間に惹かれる作品だった。

今の時代はSNSの普及もあって、右も左もエコーチェンバー現象の中に入り込み、対話ができていな
>>続きを読む

つぐない(2007年製作の映画)

3.1

英語の授業でこの映画の劇をするために何度も繰り返し見せられたせいか中身の印象より演出の印象が強い。
セシーリア、ロビー、ブライオニー色々演じさせられた記憶。

マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.2

記念すべき人生300本目の映画。
若干話が広がりすぎて回収できてなかった感はあるけれど、全体的に一本の線があって嫌な登場人物もいなくてスッキリ見られる作品。

2015年でもアメリカはこんなにジェンダ
>>続きを読む

劇場版 きのう何食べた?(2021年製作の映画)

3.8

ドラマ時代から2人にはほっこりさせられっぱなし。見ててこんなにお腹空く作品もないよな。

一方で、2人も歳を重ねてくるにつれて親の介護とか社会問題は避けて通れないんだよね。同性カップルなら尚更。彼らが
>>続きを読む

青くて痛くて脆い(2020年製作の映画)

4.8

ズシンと心に重く響いた作品。あらすじや予告からは全く想像できない展開だったなぁ。
高校大学時代に立ち上げに関わった組織を抜けたり、途中から入った組織を引き継いだら創設者と意見が合わなくなったりした経験
>>続きを読む

2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)

3.0

うーん、最近いわゆる名作系の作品たくさん見てるんだけどイマイチ分かんないというか理解できないことが多いんだよなぁ。自分自身の感性の問題なのかもしれない。

1968年に創造していた2001年って言うの
>>続きを読む

あの頃。(2021年製作の映画)

2.8

オタクと呼べるレベルかは置いておいても、じぶんはそれなりにアイドル好きだけど、あんまりハマんなかったなぁ。

ハロプロ好きだったらまた変わったのかな。

でもいつかあの頃が楽しかったと思い出す時がきっ
>>続きを読む

MINAMATAーミナマター(2020年製作の映画)

4.6

「絶大な権力を持つ会社とその会社による公害被害に苦しんでいる市民がいたら、ジャーナリストは市民に100%の見方をすることで初めて中立な報道になる。なぜなら権力側は自分で広報ができるが市民にその力はない>>続きを読む

めぐみ(2008年製作の映画)

4.7

小学生の頃、親に連れられ何かの祝日の時に近所の市立図書館でやっていた上映会に行った。あれから10年以上経っているけれど、内容を鮮明に覚えている。1日も早く拉致問題が解決されることを願うばかりだ。

否定と肯定(2016年製作の映画)

3.6

憲法学者木村草太氏の勧めで鑑賞。
反知性主義者と戦うことがいかに難しいかということを思い知らされる映画。ここで扱われているホロコースト否定論に限らず、南京大虐殺やワクチンとかにも通ずると感じだ。

>>続きを読む

七人の侍(1954年製作の映画)

3.1

うーん、絶対自分の価値観と感性と知識の問題だけどよくわかんなかったなぁ。
67年前にこんな躍動感のあるシーンがたくさん作り出されていたことはすごいと思うし、カメラワークや画角も抜群だったけどストーリが
>>続きを読む

まともじゃないのは君も一緒(2020年製作の映画)

4.2

恋愛の話なのにコメディ要素もあって引き込まれたから一瞬だった。

大野さんみたいな人は世の中に一定数いるし出会ってきた。僕はそう言う人好きなんだけどなぁ。ただ偏見かもしれないというか絶対偏見なのだけれ
>>続きを読む

第三の男(1949年製作の映画)

3.3

よく分かんないけど、正義をとるか親友をとるかというか話であることはわかった。
戦後のウィーンにこんな背景があったとは。

白黒映画もいいよなぁ。

劇場版 おいしい給食 Final Battle(2020年製作の映画)

2.0

ひっさびさにこんなにわけわかんない映画に出会った。正直理解不能。

パンケーキを毒見する(2021年製作の映画)

3.3

うーん、期待が大きすぎただけにガッカリ。「こんな日本に誰がした?」という謳い文句だったけれど、この映画的には「無関心な国民」って言いたいのかな。ほんとにそれで片付けて良いの?

左派をバカにするつもり
>>続きを読む

コンフィデンスマンJP ロマンス編(2019年製作の映画)

4.3

大どんでん返しがスカッとする
2本目の映画見てから1本目見て、順番がおかしすぎるんだけど、次は連ドラみようかな。
 
弄ばれてるって分かってて遊ばれる恋も楽しいと思うんだよなぁ。

涙そうそう(2006年製作の映画)

4.2

中2の時に涙そうそうをクラスで合唱した記憶があるのだけれどそう言えばその映画自体は見たことがないなと思って鑑賞。

ラストはそう来るかと非常にびっくりした。土井監督作品と知って納得。

兄弟の物語もそ
>>続きを読む

あん(2015年製作の映画)

4.6

なんといっても樹木希林さんが圧巻の演技。樹木さんがこの世にもういないってことを知っているからこそ、最後のシーンは更にくるものがあったなぁ。

ハンセン病に関する映画だってことを分かっていたからこそ、「
>>続きを読む

コンフィデンスマンJP プリンセス編(2020年製作の映画)

4.4

連ドラも前作の映画も見たことなかったけど、友達の家で誘われて鑑賞。

まずなんと言ってもキャストが豪華。GACKTとかデヴ夫人とかね。

ヒヤヒヤしそうで笑っちゃうシーンが多くて全く飽きなかった。
>>続きを読む

記憶の戦争(2018年製作の映画)

3.7

鑑賞する時の視点の置き場に悩んだ作品だった。日本人である自分はどの立場に立てば良いのかと。

日本はアメリカに原爆を落とされ、日本は韓国を植民地支配し、韓国はベトナムで住民を虐殺した。日本と韓国という
>>続きを読む

竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

3.9

後輩にチケットを貰ったので久々に劇場へ。宣言期間中ということもありひと席空けだったので満員。公開から少し経ってもまだまだたくさんの人が見たいくらい人気なんだ。さすが細田守。


よくよく考えるとこの映
>>続きを読む

新感染半島 ファイナル・ステージ(2020年製作の映画)

4.6

個人的には前作よりも好き。ただ続編感は薄かったから別物としてみても良いのかな。

この作品バッドエンドなのかと見せかけて伏線回収からのハッピーエンドっていうの嫌いじゃない。

極限状態になった時に人に
>>続きを読む