このレビューはネタバレを含みます
コナンの映画が「国民的」になっているのは、30年続いているがゆえに「これからも変わらない日本」を夢見られるからだと思った。
しかし、「武器商人」など剣呑な存在が自然に描かれ嫌な感じである。
その他>>続きを読む
「責任能力」を問う稀有な裁判映画。見事。
冒頭から、車が出てくるシーンにこだわりを感じる。絵作りには少し黒沢清っぽさもあった。
【メモ】
『略称・連続射殺魔』(1975)
本邦今年公開の映画で本作を越えるのは無いかも。
フィクションみたいなショットが続くが、適切に距離を取った結果だというのも頷ける。
エスノグラフィーを体験するような映画。
知らなすぎて何もわからない。薬物と死の話ばかりで大変そう。
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(DCP)
川沿いで崩れた髪をかけ直す一連が素晴らしかった。
数少ない文学アニメーションという感じ。ロシア映画ぽい間と空気も良い。
最初から最後まで「オタクの妄想」であることには留意したい。
フ>>続きを読む
(35mm)
アニメ映画をフィルムで観る価値を教えてくれる。
横田基地がオフィシャルで協力してるのが凄い。内容的に。
音響がしっかりしてて驚いた。
20年前の映画なら仕方ないと思いつつ、こんなもの上映しないでほしい。
当時どういう評価だったか判らないが、B級モンスター映画然としてればまだ許せた。
金払って映画館に来た観客にスローモーションや一>>続きを読む
(4K)
これは映画館で観ないと意味がない。
アクションだけでなく、ちゃんと政治劇になってるのも良い。
この頃から虚言癖のホアキン・フェニックス。
本作を観るために『ラガーン』を観る価値があるといっても過言ではない。インド映画史を垣間見られる。
当初、主演俳優がストーリーに否定的だったの面白い。
みんな英語でインタビューに応えてる。この時点で>>続きを読む
(BD)
さすがに観てた。微妙にタイトルと噛み合ってないから忘れる気がする。
(16mm)
ショッピングモールを舞台にするゾンビ映画に通じるものがある。
(16mm)
パロディの前提とするものが多く、なかなかハイコンテクストな気がする。
大枠にある事実をわかりやすいシナリオとして提出された感じ。映ってることは本当かもしれないが背景については(映画の意図とは関係なく)信用できない。
西側が考える(プロモーションしている)「東側の世界」>>続きを読む
たしかに長いのだが、スポーツ観戦の要素があるので気にされてなかったのではないか。
スポーツ映画で障害者を活躍させているのが注目ポイント。差別問題も盛り込む先駆性。
(16mm)
チャップリンを勝る存在感のマリー・ドレスラー。(それにしても凄い邦題。)
(35mm)
カウリスマキ作品ではいちばんエンターテインメント的かもしれない。撮影と照明が既に良い。
マブリー目当てで鑑賞。
登場人物の背景がほとんど描かれないのとストーリーの軸が見えづらいのが低評価の理由かもしれないが、ゆえに展開のスピード感とそれに伴う感情の機微を楽しめる。
絶賛するほどではな>>続きを読む
[庵野秀明SPECIAL NIGHT]
VHSで繰り返し観ていた映画をロケ地でもある映画館で観た人生初のオールナイト上映の思い出。トークショーの内容はまったく覚えてない。
※覚えてる方がいたらコメン>>続きを読む
[庵野秀明SPECIAL NIGHT]
初見は露悪的に見えたが、宇部の商店街と水溜りの地下室は良かった。
ソヴィエト映画のようなイマジナリーとポエトリー。何が言いたいのかはほとんど解らない。
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あまり上手くいってないと思うのだが、終盤の芝居小屋から面白すぎるので文句がない。
クリストファー・ノーランぽさがあり、今敏を経由して繋がってそう。アンゲロプロスの味わいもある。