ふみふみさんの映画レビュー・感想・評価

ふみふみ

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エンド・オブ・ウォッチ(2012年製作の映画)

4.0

とにかく“リアルっぽさ”が売りの警察24時 in L.A.だが、男同士の熱い絆を描いたバディムービーとしても良作。
治安の悪すぎる町をPOVで撮ってる時点でストライクなのです。

スケルトン・キー(2005年製作の映画)

3.0

心霊的な怖さを期待してたのでガッカリ。呪術というものに馴染みがないので恐怖をイメージしにくい。だがしかし…よくよく考えると違った意味では怖い映画。アメリカ南部って薄気味悪いな。
後味の悪い映画が好きな
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デビル(2010年製作の映画)

3.3

エレベーター内で殺人発生という閉所恐怖症の自分にとっては二重で恐ろしい映画。終盤まではそこそこ面白い…のだが、オチが…。ミスリードを誘う内容かと思ったら本当にそのままとは。

真面目にサスペンスとして
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V/H/S ファイナル・インパクト(2014年製作の映画)

3.8

一作目のシンドロームから好きで全て観てきたが、最新作の本作はかなり酷評されていて(元々評価の低いシリーズだが)まったく期待しないで鑑賞した。
まずPOV形式無視のマジシャンの話でああこりゃクソだ…終わ
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(500)日のサマー(2009年製作の映画)

3.0

サマーの魅力がよく分からず「こんなに変な女をどうしてそんなに好きなんだ?」と疑問を感じながらの鑑賞。こういう女に恋したらその時点で負けだと思う。
出会いからイチャつきだすまでのシーンはイラつくだけだっ
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ヴィデオドローム(1982年製作の映画)

3.6

スキャナーズが面白かったのでクローネンバーグ作品2本目。カルト映画で有名らしい。

前半はまだ真面目に観ていたものの、幻覚に支配される後半はあまりの混沌具合に理解不能。この監督らしいやたらと凝った人体
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チェンジリング(1979年製作の映画)

3.9

TSUTAYAの発掘良品より、ネットで高評価を集めていたので鑑賞。

音響と小道具の使い方が効果的で、堅実で丁寧な怖がらせ方に好感が持てる。ホラーは概して下品になりがちなので。1979年と古い映画で
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96時間(2008年製作の映画)

3.0

肝心の娘が可愛くない上に馬鹿すぎて全く可哀想に思えないのが残念。素直にリーアム無双のノンストップアクションとして楽しめばそれなりに面白い。

フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ(2015年製作の映画)

2.9

田舎の処女大学生が大金持ちのSM好きイケメンと恋に落ちて最初は彼のために身体張ってたがやっぱり無理でした理解できないさようならと去っていくお話。
それだけなのにやたら長い。途中からもうどうでもいいから
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ツーリスト(2010年製作の映画)

1.5

評判が悪いので期待しないで観たが予想以上のひどさ。レンタルでもお金を払ったのを悔やむ。

全体的につまらないが特にアクションのグダグダ感は致命的。まったく盛り上がらない。オチも序盤から、まさかこんなオ
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プリデスティネーション(2014年製作の映画)

4.0

面白い。

ネタバレ無しで感想を書けないタイプの映画だが、一言で表すなら究極の一人相撲。
前半の独白が長すぎるという感想があるようだが、サラ・スヌークの演技と存在感がすごくて退屈に感じなかった。イーサ
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スキャナーズ(1981年製作の映画)

3.4

伝説的なハゲ大爆発の時点でもうレンタル料金の元が取れる。それ以外は意外と地味だが、顔芸による最終決戦はジワジワと笑いを誘ってくる。オチも捻りがあって好き。
そしてカナダのジャック・ニコルソン、予想以上
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世界にひとつのプレイブック(2012年製作の映画)

4.2

面白かった!

キャストがみな演技が上手いから掛け合いを見てるだけで楽しめる。不器用で憎めないオヤジ役やらせたらデニイロの右に出る者はいない。

いかれてる人しか出てこない映画だけど自分もいかれてるか
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真実の行方(1996年製作の映画)

4.5

面白い!

公開当時に観ていたら相当な衝撃を受けていただろう。そして間違いなくエドワード・ノートンという名前を覚える。

フローレス(1999年製作の映画)

4.0

実力派の2人が主演である時点である程度の面白さを確信できるが予想以上に良かった。映画はキャストの力が重要と再確認。
特にフィリップ・シーモア・ホフマンのオカマはどれだけ観ていても飽きないであろう強烈な
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2012(2009年製作の映画)

2.0

あまりの内容の薄さに絶句。取って付けたように扱われる愛の安っぽさ。すごいと言われる映像もCG丸出し、悪い意味でゲームみたい。

ジェサベル(2014年製作の映画)

2.6

怖がらせ方はJホラー調で悪くなかったが、肝心の真相が昼ドラ並でガッカリ。後味悪い。

パッセンジャーズ(2008年製作の映画)

3.0

「アイデンティティー」と構造が似ていて、整合性の破綻に突っ込みを入れながら観ていたらそれが徒労と分かりガッカリさせられるタイプの映画。ただ「アイデンティティー」よりもありふれたオチの上に、凡庸なサスペ>>続きを読む

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

3.5

「希望を捨てない」ことの大切さを学んだという感想をよく聞くが、この主人公はそもそも超人的に有能であるため身近に感じられない。彼の能力や精神力あっての希望というか。

ワイルドカード(2014年製作の映画)

2.0

たまにはステイサム無双でスッキリしたいと思い鑑賞。

今作の彼はステゴロにおいては超人的な強さを誇るが、実はギャンブル依存症のダメ人間という設定。
しかし、ドラマ、バイオレンス、アクション、どれにも振
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オキュラス 怨霊鏡(2013年製作の映画)

3.0

「鏡」という古典的な題材をどう料理するのか興味があり鑑賞。

過去と現在をクロスオーバーする手法はさじ加減が難しいと思うが、本作に関してはそれなりに引き込まれる作りになっていた。怖さはあまりないが、丁
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ロッキー・ホラー・ショー(1975年製作の映画)

1.5

カルト映画と知ってて観たものの、予想を超える意味不明さとどうでもよさに耐え切れず寝てしまった。かなりの変態と聞いていたが、好きなタイプの変態具合でもなくただただ残念。
ワンピースのイワンコフのモデルが
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ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション(2015年製作の映画)

3.5

話題の飛行機しがみつき、そしてこちらの息も詰まる過酷な水中シーン、安定のカーチェイス。アクションシーンはどれも流石の内容で、身体を張り続けるトム・クルーズの役者霊に脱帽。
しかしそれらのシーンが全て前
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ディープ・ブルー(1999年製作の映画)

3.0

サメ映画かと思って借りたら、黒人コックが無双する作品だった。

時代を感じさせる映像の安っぽさも込みでなかなか楽しめる。パニック映画のセオリーを破ってくる遊び心が良い。

イントゥ・ザ・ワイルド(2007年製作の映画)

2.8

タイトルとあらすじを見て好きな題材かと思い期待したが残念。お洒落っぽい雰囲気と音楽、名著の引用、自然の美しさを盾にダラダラと長い退屈な映画だった。もちろん主人公にも共感できない。

自分は趣味が趣味な
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ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク(1997年製作の映画)

2.8

前作がいかに偉大なものであったかを証明してしまった続編。

このシリーズは軽率なキャラクターの行動が恐竜を挑発する形になり、冷静な識者である主人公がトラブルに巻き込まれるのがお決まりだ。しかし今作では
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ジュラシック・パーク(1993年製作の映画)

4.5

もう何度観たかも分からない。物心ついた頃から恐竜を好きだったが、幼少期に観たこの映画の影響は計り知れないだろう。
今回、正統な続編である「ジュラシックワールド」公開ということで再び鑑賞。全てのシーン、
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モンスター(2003年製作の映画)

3.6

シャーリーズ・セロンの役作りがすごいと聞いて鑑賞。
これが本当にすごかった。醜く痛々しい娼婦を熱演している。モデルとなった死刑囚の写真を見ても特徴を捉えていて驚いた。
生きてきた劣悪な環境によって作ら
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チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

3.5

主演の3人に魅力があり自然と応援してしまった。

序盤の展開が唐突で動機の描き方が薄いところは気になったが、案外、人の縁というものはこんなものなのかもしれない。
悲しい結末を迎えるが、その方が観た人の
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127時間(2010年製作の映画)

3.0

自分のような閉所恐怖症の人間にとってホラーより恐ろしい映画。身動き取れないだけでもツライのに、痛いまま身動き取れないのだから発狂してもおかしくない。
歩いて飲んで食べて動く。ふつうに生きていたら当たり
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マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

3.5

旧シリーズに愛着がないので敬遠していたが、映画好きな友人が激奨してくるので重い腰を上げ劇場へ。
序盤から猛烈なハイテンションと疾走感、パワー溢れるカーチェイスシーンが展開され話題になるだけの力がある映
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ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日(2012年製作の映画)

4.8

恐ろしい映画。観終わった後しばらく考え込んでしまった。

少年とトラのハートウォーミングな交流を描いた映像美を売りにした作品だと思っていた自分を恥じる想いだ。映像が美しければ美しい程、物語にファンタジ
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ターミネーター:新起動/ジェニシス(2015年製作の映画)

3.0

2を最高傑作とした上であまり期待せず鑑賞。

まずジョン・コナーとカイル・リース役のキャストに不満がある。特にジョン・コナー役のジェイソン・クラーク。とても重要な役柄なのにまるで魅力を感じなくてガッカ
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アイデンティティー(2003年製作の映画)

3.6

どんでん返しの名作と聞いて鑑賞。
中盤までの雰囲気が「そして誰もいなくなった」風で面白い。後半とんでもない方向に話が展開していくのだが、そこで冷めてしまう人も多いらしい。気持ちは分かる。オチもあまり好
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アナベル 死霊館の人形(2014年製作の映画)

3.5

名作「死霊館」のスピンオフ。

どうしても「死霊館」のレベルを期待してしまい酷評する人が多いようだが、悪魔の姿を“見せ過ぎている”点以外はそこまで悪くなかった。悪い意味でインシディアスと似てるところが
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