Fewさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

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音楽みたいな映画。
ずっとリズムが感じられる映画で好き。
こういうの、かっこいいでしょって演出をなりふり構わず撮りにいってる感じも、むしろ好感持てる。かっこいいんだから。

花筐/HANAGATAMI(2017年製作の映画)

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ピーターの演技の凄みが、大林作品特有のコラージュ映像よりも鮮烈に焼き付いている。
山崎紘菜と門脇麦は相変わらず良い、それはそりゃそうよ〜って思うけど、ピーターの下品さが突き抜けた孤高の雰囲気とか、本
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ミザリー(1990年製作の映画)

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スティーヴン・キングの原作をけぅこうな高純度で保ったんじゃない?!というのが印象。まあ、原作未読ですけど。

 
 スリラーとしての完成度が高いし、サスペンスが極限まで高められる。なぜこんなことを女
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荒野の決闘(1946年製作の映画)

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もうさあ…ダッセェカットがないのよ…
酔っ払いが銃を手に暴発するところに、元保安官のヘンリー・フォンダが乗り込む。
その様子を、覗き込む周辺住民たちの顔が、夜の暗さにぼおっと浮かび、固唾を飲んで見守
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ボルサリーノ(1970年製作の映画)

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冒頭がすでに面白くないし、画もかっこよくないのでリタイア〜。

海辺のエトランゼ(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

この作品の面白さは、性別なんてやっぱ関係ないよね!同性愛って変じゃない!ってところではなくて、実央がヘテロであると自覚、公言しているのにも関わらず、離島であることの閉塞感と母親を亡くした孤独に揺さぶら>>続きを読む

柄本家のゴドー(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます


柄本明さんの言ってることがわかるようでわからないので観てみた。
けど、演劇やったことないし、あんまりピンとくることがなかった。
でもふと思ったのは、台本を読んで読んで、考えて、破綻しては考えて、やっ
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釣りバカ日誌(1988年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます


「僕はあなたを幸せにする自信はありません。でも僕が幸せになる自信はあります」

男性に男性性が、女性には女性性が求められ、自然と身に付いていたであろう時代に、素直なひとりの人間としての台詞はとても美
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勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

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独白をこんなに世界に結びつけちゃう主人公の自己中心的な世界を、駆け回るような演出でみせている。
ふわついた感想だが、「個人的なものが映画へと変わっていく過程の最たる例だー」などと思っていた。

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

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お父さんがルビーの喉元や首、鎖骨にふれて、歌う振動を確かめるとき、お父さんの掌に広がる娘の体温や、振動、喉仏の上下、伸縮する筋肉が、私の掌にも伝わってきた。
コンサートで聞こえなかった、娘の歌声を手
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映画 すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます


現実的に叶うか叶わねえかじゃねえ
夢を描いて抱くことに、
生物としての創造性が、未来が詰まってんだなこれが


というMessage。

嵐ケ丘/嵐が丘(1939年製作の映画)

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私は、ずっとキャシーのどこが良いんだろう?と思っていた。
馬丁生活を捨て去って、さっさのアメリカに渡る方がヒースクリフはもっと良い生活も送れるし、このくらいの女の人いるんじゃないの?とすら思っていた
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黄昏(1951年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます


メロドラマの十八番映画

田舎から出てきた娘・キャリーが、渋くてカッコよく富裕層のおじさん・ジョージと恋に落ちる話。おじさんは愛を信じて、全てを投げ捨てて彼女と共になるが、言い出せなかったことが嘘に
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友だちのうちはどこ?(1987年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

映画そのものをたのしもうと思ったけど、監督のさまざまな疑惑がちらつき、集中できず…また…みられたらみたい…。監督と映画をすっぱり切り分けられる人間ならばよかった…

白い恐怖(1945年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます


「ダリ」と反応すべきところで反応できてよかった。展開がひと段落ついたと思えばまた次の謎へ、止まらぬエンターテイメント。警察と居合わせてしまうシーンや、駅で記憶を取り戻そうと右往左往するシーンからして
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ブライアン・ウィルソン/約束の旅路(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます


作り続けないといけない。でもそう思うまでもなく、作らずにはいられないのがウィルソン!妻が、彼は自分の力で戻ってきたと言ってたけど、本当にそうなんだろうなと深く感じた。ただ、周りの人たちがウィルソンを
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女は女である(1961年製作の映画)

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平倉圭著『ゴダール的方法』を読んでいるので、本作をみた。

スティング(1973年製作の映画)

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エーイ!って言っちゃうくらい面白い展開。
構成がくっきり分けられていて、見やすい。勉強になります。

天国と地獄(1963年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

部屋の内と外の世界を、あざやかに対比してる。いや、対比というより、こいつらボンボンはほんまにだだっ広い快適室内で生きてきたんやなとひしひし感じさせる。
犯人の動機にかなりリアリティを感じた。憎悪も育つ
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ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

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1回目の視聴 うろおぼえ。
2回目の視聴 うたた寝。
3回目の視聴 最高。シリーズ全部観ます。

エクソシスト(1973年製作の映画)

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あんまり軽率に墓は掘るな

音響が気持ち悪くて最高でした。耳にこびりついて最悪です。途中だれた感じしたけど、まあおもしろい。

駅馬車(1939年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

やっぱりジョン・フォードを信じてる!と思った作品。
馬車の中でぐちゃぐちゃに揉まれながら変化していく人々の関係がむさ苦しいが、馬車を降りるたびに空間がパーンっと開けるので今度は涼しく感じる。
アクショ
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無法松の一生(1943年製作の映画)

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祇園の太鼓っていやあこれだぜえ!というシーンが、松さんのように人情深くて義理深くてお節介な人間はもういないんやろうなあという気を起こさせて、ちょっと悲しくなった。

ところで人力車を多角的に見せるだ
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リバティ・バランスを射った男(1962年製作の映画)

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なんっっておもしろいの?!?!
一人一人の人間にまるで出会ったかのように、濃密に個人の魅力が伝わってくる。
社会背景も丁寧に描きこまれる。おも、しろい、、、。